過去ログ43

次の日記 前の日記


2003年11月18日 装いも新たに?
ハイ!!無事こちらにたどり着かれた皆様コンバンワ(笑)

これまでお世話になったジオシティーの無料サーバーですが
いい加減容量が足りなくなったので引っ越しを考えていました。

そこへ、掲示板の方でステキな騒動が発生したため
これは絶好機と考え、急遽移転を決行しました(笑)

iswebさんのサーバー容量は今までの5倍(当社比)ですから
当分の間はこちらでお世話になると思いますのでヨロシク!!

【おちゃめな校長先生】

さっそく掲示板で発生した事態の経緯のご報告ですが(笑)

仲間由紀恵さんが沖縄にいた頃(中学生当時)通っていた芸能学校。
沖縄タレントアカデミーのHPで、現在、在籍当時の仲間由紀恵さんの
活躍の模様を捉えた「秘蔵のお宝画像」の数々が公開されている事は
名うての仲間ヲタの皆様なら、すでにご存知の事と思いますが(笑)

11月16日から23日の間だけ1週目から5週目に公開された画像が
限定公開されるという情報が”かこ様”から掲示板に寄せられました。

どこだ! 投稿者:かこ  投稿日:11月16日(日)17時59分20秒

沖縄タレントアカデミーのサイトが更新してます。

ちなみにワタシはトピックスに大爆笑しました。
あと、特別企画の一週目から五週目までを
今週中のみ公開するようです。

リンクを探さなきゃいけないみたいですけど。
どこだ!どこなんだ〜!

そして”かこさん”と”ミラクル次郎”は無事リンクを発見しましたが
どうしてもリンクを発見できない人が一人・・・・・

ホントにどこなんだ! 投稿者:ぱお  投稿日:11月16日(日)

>かこさま
一生懸命探しましたが・・・わっかんないよぉ!
どこなんだぁ!

1〜3週目までは見ていないので、必死なのにぃ!!
本当にあったの?

この熱意に応えるべく”かこさん””ゆずさん””ミラクル次郎”の3名は
”ばおさん”に、隠しリンクのヒントを授けるレスをし、”ばおさん”が
リンクを発見したのを確認して、その日はグッスリ寝ましたが
翌日、掲示板を覗いてみると意味不明な書き込みが・・・

ども 投稿者:こぢ  投稿日:11月17日(月)03時27分16秒

はじめまして

沖縄タレントアカデミーのHPを見たんですが・・・
アンタらエライ有名人よ!!
かなりうらやましいくらいに(笑

これはいったいどういう意味?

さらに”ばおさん”からも意味不明の書き込みが続きます。

ごめんなさーい! 投稿者:ぱお  投稿日:11月17日(月)15時20分16秒

>かこさま ミラクル次郎さま ゆずさま
ごめんなさい!沖縄タレントアカデミーのHPで
とんでもないことになっていました。
私が助けを求めたせいで・・・
ごめんなさいっ!!全国区で有名になってしまいましたよ。

再び登場! 投稿者:ぱお  投稿日:11月17日(月)16時07分56秒

えー、とりあえず、沖縄タレントアカデミーさんに
お詫びのお電話を入れておきました。

さらに”かこさん”からも意味不明の書き込みが。

どうしようっ! 投稿者:かこ  投稿日:11月17日(月)18時49分14秒

どうしよう!
えらいこっちゃぁっ!
と、あわてつつも、とりあえず二箇所に書き込んできました。
メールは…しないかも…。

ここまで来ても、全く話が見えないミラクル次郎でしたが
”おこあん様”↓の書き込みを読んで

沖縄タレントアカデミー 投稿者:おこあん  投稿日:11月17日(月)

緊急告知、見ましたよ〜

どうやら沖縄タレントアカデミーのHPで何かがあったらしい事に気づき
とりあえず同HPの特別企画のコンテンツを覗いてみる事にしました。
そして、ず〜っとページを送っていったらこんなメッセージが・・・・・

緊急告知『かこ』『ミラクル次郎』『ゆず』と名のる三名は
ある掲示板を利用して『ぱお』と称する人物に
このコーナーのリンクに関する情報並びにヒントを授けて
教えた行為は厳罰に処すところだが、仲間由紀恵の
可憐な姿を是非見せてあげたいと思うが故の事と思い
以下の指令に答えてくれれば、

『仲間由紀恵(13才)テレビ初出演のビデオ』もしくは
『初舞台ミュージカル青い鳥』
『初主演のミュージカル夢のお国はどこにある』の
秘蔵テープの内好きな物を1本贈呈する。

その指令とは?

『この仲間由紀恵ちゃんの特別企画の事を
 2ヶ所以上の他の掲示板に書き込み、
 その掲示板のアドレスと希望するビデオ名並びに住所
 氏名を記入の上、下記メールアドレスに送付する事。
 確認次第希望のビデオをお送りします』

質問があればメールで。ではでは・・・

晒しage
キタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!!

一見すると『警告文』とも取れる書き出しに”ばおさん”も”かこさん”も
動転してしまい、かこさんは”私、不法行為はしていませんよね?”と
先方から法的手段に訴えられる事を心配し、ばおさんに至っては
「沖縄タレントアカデミー」に謝罪の電話を入れてしまうほどでした。

しかし、自分でキモヲタを名乗るミラクル次郎には
後半の指令の内容しか目に入っていませんでした(笑)

オロオロするどころか、どのビデオを貰おうか考えつつ(笑)
さっそく、個人的に巡回させていただいているHP様の掲示板に
マルチポスト宣伝投稿としか言いようの無い
見覚えのある文体の書き込みを投稿しまくります。

決して宣伝ではありません!! 投稿者:ミラクル次郎

ねぇ、ちょっと聞いてよ!!

今、最も旬な女優・仲間ゆきえが沖縄在住当時に
通っていた沖縄でナンバーワンの芸能スクール
沖縄タレントアカデミーHPの特別企画のコーナーで
超・マジレアなお宝画像を限定公開中らしいよ!!

オレもちょっと覗いてみたけど中学生当時のステージ衣装を着た
仲間ゆきえの画像は超マジ・やばいくらいに可愛かったYO!!

今、10週連続で更新中なんだけど、11月16日から23日までは
1〜5週目のお宝画像も超限定公開中なんだって!!
しかも全部タダ!!完全ダマシ無しだから安心して!!

さらに直接、沖縄タレントアカデミーに遊びに行けば
なんと、当時のビデオを見せてもらえるらしいよ!!
これはもう行くしかないでしょ!!

興味のある方は↓ここをクリック。
http://www.geocities.jp/talent_ajp/

あ、ちなみに合宿生徒も募集中らしいよ!!

と、いった内容の書き込みを10件ほどの掲示板に済ませた時点で
沖縄タレントアカデミーさんにメールで”任務遂行”のご報告をし

頂ける物ならぜひ頂戴したい。出来れば全部頂戴したい。

というのがホンネですが(笑)

どれか一本という事であれば
『仲間由紀恵(13才)テレビ初出演のビデオ』
というのを希望させていただきます。

と、『出来れば全部くれ』という厚かましい要望を匂わす
愚劣、かつ卑屈な要求を添える事も忘れませんでした(笑)

すると、メールを送って3時間もたたないうちに返事が来ます。

ミラクル次郎様

任務完了ご苦労様。色々ご協力感謝!感謝!
ご希望の『仲間由紀恵(13才)テレビ初出演のビデオ』を送ります。
3日間ぐらい時間が掛かると思いますが、必ず送りますので
待っていて下さい。ではでは・・・・

送信者:RAP沖縄タレントアカデミー/小澤公平

なんと、小澤校長名義で
メールが返信されました(笑)

そして”ゆずさま”宛にもアカデミーからお返事が来たそうで

無罪放免 投稿者:ゆず  投稿日:11月18日(火)08時27分22秒

>ミラクル次郎さま
実は私も昨日任務を遂行し
沖縄タレントアカデミー様にメールを送りました。
やはり、もう返事がっ!!!
無罪放免としる。先日チャリティゴルフで
沖縄に来た仲間由紀恵ちゃんにあげたものと
同じものをコピーして明日中には送ります。

との事!ちなみに私が頂戴いたしますのは
『夢のお国はどこにある』です。

無罪放免としる。

無罪放免としる。

って、小澤校長ったらー!!(笑)

【そんな小澤校長のコメントが・・・】

今週の『週刊アサヒ芸能11月27号』に掲載されています。

うわさの濡れごろ美女を裸にする!
連載:最強SEXシンボル大解剖 第9回 仲間由紀恵
新・視聴率女王『デビュー素顔』を『育ての親』初激白!!

という、相変わらず刺激的なタイトルの記事ですが(笑)

内容の方はと申しますと沖縄タレントアカデミー校長・小澤公平氏による
アカデミー入学当時の仲間由紀恵さんの様子や、在籍中の成長ぶり
また、9日に「チャリティーゴルフ大会」で沖縄を訪れた仲間由紀恵さんと
小澤校長のエピソードなどに関するコメントが中心となっておりまして

同時期に同スクールの生徒でもあった亜波根綾乃さんとの心温まる
エピソードなども掲載された読み応えのある記事になっております。

(亜波根綾乃さんのコメント抜粋)

「由紀恵ネェネェとは両方の母親が宮古島出身ということもあって
 すぐ仲良くなりました。初めて会ったとき、身長もあるし
 なんてきれいなお姉さんなんだろうって思いました。」

「ネェネェといえば工藤静香さんって感じでした。
 アカデミーの課題曲に静香さんの『慟哭』を選ぶ事も多かったです。
 上京して事務所に入る時に『実は静香さんと同じ(当時)
 プロダクションに決まりそうなの』ってうれしそうに話してました。」

「由紀恵ネェネェは事務所の寮に入っていたんですけど
 いつも門限ギリギリまで私の部屋で相談に乗ってくれました。
 (中略)そういえば偶然にも高校が同じ(日出女子学園)になって
 そこでのアドバイスも助かりましたね。」

まず

あまりのタイミングのよさに
ヤラレタ!!感を持つと共に(笑)

由紀恵ネェネェって何かいい響きだなぁ。

とか

ホントに工藤静香のファンだったのね(笑)

とか

人の相談に乗るほど順調でもなかったろうに・・・

とか(笑)

色々と仲間さんの素顔が垣間見られて感慨深い記事なので

書店で店主に年齢を確認されたりしないで済む人は
ぜひ手にとって読んでみる事をお勧めいたします。


2003年11月20日  宴のあと
ハイ、そういうワケで本日は『トリック』第6話の放送日でしたが
とりあえずお宝ビデオ狂騒曲(笑)の続報をお伝えいたします。

まずは本日またまた更新された(笑)沖縄タレントアカデミー様
『特別企画』から緊急告知のテキストを転載させていただきます。

緊急告知

本日午後、プロダクション関係者からビデオの
プレゼントはあいならぬと電話がありました。
私の胸の中は悲しみでいっぱいです。

ましてや由紀恵ちゃんの立場を考えたらもうたまりません。
今の彼女を悩ます事があったら育ての親としては、
死んでも死に切れません。

どうぞ私の心中をお察し下さい。
プレゼントの約束をした方々、又いろいろ心配を
お掛けした皆様、どうぞこの度の件はないものと
お許し下さい。伏してお願いいたします。

尚、このコーナーに関しては
どんなことがあっても存続いたします。

今後とも、仲間由紀恵ちゃん又
このコーナーの応援よろしくお願いします。

という事で最後にまた大ドンデン返し!!

というか案の定な結末が待っておりました(笑)

正直申しましてワタクシ自身、先日沖縄タレントアカデミー様より
ビデオを戴ける旨のメールを頂戴した事をご報告して以来
今頃、沖縄タレントアカデミー様あてに

送信者:名無し
一部の人にビデオをあげるなんてズルイ!!
由紀恵ちゃんを心から愛している私こそが
ビデオをもらえなければオカシイはずだ!!

というような電波系の方からのメールが殺到していないか?とか

この事をプロダクション尾木さんや
仲間さん本人は承知してるんだろうか?

といった疑問がうっすらと頭をよぎらないでもなかったので(笑)

今回更新された、アカデミーさんのテキストを拝見してみて

そりゃそうだろうなぁ。

と、いうのが偽らざる第一印象でございました(笑)

ま、実際問題として沖縄タレントアカデミーに在籍していた当時の
映像だとか画像の権利がどこに帰属するのかは知りませんが

タレントの肖像権の保護と管理を行う
音事協の役員を務める尾木社長としては

現在自社に所属するタレントさんの過去の映像や画像が
どこの馬の骨とも分からないような人物の手に渡ると知って

黙ってるワケはないでしょうし(笑)

ましてや、ひとたび正規の所有者の手を離れてしまえば

ヤフーオークションにビデオが一本10万円で出品されたり。

WinMXやらDivXで、複製ムービーをばら撒かれたり。

さらに、それらのブツを手にした第三者から

仲間由紀恵のお宝ビデオと聞いて落札したら
子犬がたわむれるビデオが送られてきた!!
ビデオ代10万円を弁償して欲しい!!

といったクレームがなぜか尾木プロさんに多数入れられたり(笑

なんて事態に発展しないという保証は無いワケですから
所属事務所さんとしては自衛のためにビデオの配布に
難色を示すのは当然といえば当然の対応といえるでしょう。

長い年月をかけて育ててきた大事な所属タレントさんが
今まさに女優として大輪の花を咲かせようとしている時に
おかしな虫が寄り付かないように万全を期するのは当然で

一応(笑)仲間由紀恵さんを応援するHPというスタンスである
当HPとしてもこの姿勢に異論を差し挟むつもりはございませんし

お宝ビデオ欲しさにダダをこねて
仲間由紀恵さんやその周辺の方々に
ご迷惑をかけたり心痛を強いるようでは
”仲間由紀恵さんを応援するHP”として
本末転倒な事になってしまいますので

この件はいいオチがついたところで終わりにしたいと思います(笑)

また、今回、予期せぬ様々なネタをご提供いただき(笑)
ワタクシ達をハラハラドキドキさせて下さった小澤公平先生も
今回の件では心を痛められているそうでございます。

結果的に「秘蔵のビデオ」は頂けない事になりはしましたが
可愛い教え子である由紀恵さんに迷惑がかかるような事が
あってはならないという判断から断腸の思いでご決断された事。

『秘蔵のビデオをプレゼントするかもよ?』というお申し出も
かつての教え子が今まさにスターの道を歩もうとしている時
『何か自分でもサポートをしてあげたい。』という”親心”から
ワタクシ達のようなキショヲタ市井の一ファンに対して
あくまで”ご厚意”でして下さったモノである事は明らかで

ヒネリの利いたブラックユーモアでワタクシ達を煙に巻き(笑)
かつまた、大いに楽しませて下さった事に感謝こそすれ

やらずぶったくりかよ!!

といったような愚劣な不平不満は一切ございません(笑)

仲間由紀恵さんのファンとして、スクリーンやブラウン管の
向こう側の遠い存在である”スター仲間由紀恵”ではなく
素の仲間由紀恵さんを知る方と、ひょんな事から一度でも
交流を持てた事は無上の喜びでもありますし

おかげさまで当HPは格好の移転の口実が出来たため
予想外に理想的なサーバー移転もできましたので(笑)
小澤先生には、心より厚く御礼を申し上げます。

今回の件でプロダクション尾木様に
本格的にウチのHPの存在がバレて
しまったのではないか?という事だけが
唯一、気がかりではありますが(笑)


2003年11月21日 トリック第6話の感想など
ここのところ、目の回るような毎日を過ごしておりますが(笑)
今日はいつも通り『トリック』の感想を書いてみたいと思います。

まずは恒例の『トリック』視聴率を青い鳥♪様から。

関東 17.0% 東海 14.9% 関西 15.8%

ここのところ、関東圏でも13%台の視聴率が続いていましたが
先週あたりから復活の兆しを見せて、今回は初回放送以来
久しぶりに17%台の視聴率を記録したそうでございます。

先週10.9%、先々週が12.4%と低迷していた東海地方も
3話ぶりに14%台に戻して、復活の気配を見せておりますね。

それに引き換え、放送開始以来常に高い水準をキープしていた
関西の視聴率が先週の17%から僅かながら下がっていますが
『バレーボール』の放送延長でもあったんでしょうかね?

まぁ、視聴率操作で日本テレビの社員や役員が処分されたりして
業界の”視聴率至上主義”を問題視する声が高まっておりますが
ワタクシたち視聴者も、作品そのものでなく、視聴率を見てから
作品の出来や質をうんぬんしたり、一喜一憂したりするような

業界人の猿真似をしてツウを気取るような
風潮を改める必要があるのかもしれませんが

そうは言っても、業界人にとっては視聴率はいまだに絶対的な
価値を持ち続けているモノだと思いますので、終盤に向かって
弾みがついたのは良い事ではないでしょうかね(笑)

【第6話、絶対死なない老人ホームの謎〜解決篇の感想】

今回、特に印象に残ったのは仲間さんの声の演技ですかね。
色んなセリフを多彩なニュアンスで表現していて良かったです。

この『トリック』のシリーズ第1作が2000年に始まった時にも
仲間由紀恵ってこんな演技も出来るのね”と感心しましたが
テレビシリーズ3作目となる今回の『木曜ドラマ トリック』では
また声の演技に磨きがかかっている様な気がいたします。

ま、6話の総評に関してはラストシーンに集約されると思います。
今回の『絶対死なない老人ホーム』のラストを観た方の多くが
『トリック』8話『千里眼の男』を思い出したのではないでしょうか?

第1話の構成や撮り方が『トリック』『トリック2』の第1話と
非常に良く似ていたという事から考えても、当然、スタッフが
『千里眼の男』を意識した脚本、演出を施したと考えられますし

今回、ゴールデン枠に移行して作品を製作するにあたり
スタッフの皆さんが『1』『2』『劇場版』と続いてきた流れを
いったんリセットし、今回は「1」の雰囲気を再現したい。

というような事を再三おっしゃっていた事から考えても
6話の位置づけは『1』における8話と考えて良いでしょう。

『千里眼の男』というエピソードに関しては、ファンの中にも
”トリックのエピソードで一番好き”だとか”最高傑作”だとか
”あれこそトリックだ!!”という人たちも決して少なくなく

そのシニカルでダークな後味の悪い結末に対して

ダークじゃなければトリックじゃない!!

とか

後味の悪い終わり方こそトリックの真骨頂!!

などといった

誰がそんな事を勝手に決めたのか?

と、いうような事を言い出す人もいる始末ですので(笑)

今回の6話は多くの皆さんが満足されたんじゃないでしょうか?

ワタクシはといいますと、赤地洋司(高嶋)の最後のセリフが
あまりにも千里眼の男・桂木の最後のセリフと似ていたので

お前ら、こういうの作ってりゃ満足なんだろ?

と、言われているような気がしてしまったのですが(笑)


2003年11月28日 トリック第7話の感想など
【TRICK第7話の視聴率など】

では、青い鳥♪様より恒例の視聴率情報をば。

関東 15.9% 東海 12.4% 関西 15.6%

関東地方が微減、東海、関西地方はほぼ横ばいという状況で
後半に入って東海地方を除き15%程度で安定してきました。

インターネットTVガイドの番組表なんかで調べてみますと
現在、同じ日の同じ時間帯に各地で放送されている番組は
東京でも愛知でも大阪でもほとんど変わらない”のですが
地域によって微妙に異なる結果が出るのが面白いですね。

【死を呼ぶ駄洒落歌〜旧家の呪いに潜む謎・キャスト】

今回のメインゲストは亀山千鶴役の羽田美智子さん。
ちなみに、羽田美智子さんは映画「RAMPO(94年・松竹)」や
『人でなしの恋(95年・松竹)』で阿部寛さんと共演しています。

亀山清三郎役で出演されている黒部進さんは「TRICK2」や
『劇場版』で上田がやたらに連発していた『ジュワッ!』の
元祖である『ウルトラマン』のハヤタ隊員役が有名な俳優さん。
女優:吉本多香美さんのお父さんとしても有名であります。

亀山千里役の宝積有香さんは『逮捕しちゃうぞ(02年・ANB)』
『いつもふたりで』『ダイヤモンドガール』(共にCX)などに出演。
亀山千春役の井上碧さんは、1997年にANB系で放送された
特撮ドラマ「ビーロボカブタック」等に出演されています。

亀山哲也役のIZAMさんに関しては敢えて触れませんが
今回も、曰くありげな濃いメンバーが揃っております。

【第7話の感想など】

閉鎖された空間、伝承、、怪人、呪い、血塗られた惨劇・・・

そして”ヨコ溝注意”と(笑)

『金田一少年の事件簿』で堤幸彦監督が得意としていた
横溝正史ミステリー的な世界を描いたエピソードでしたね。
『犬神家の一族』や『獄門島』のエッセンスを強く感じました。

”言葉遊び”などを使った古典的トリックも脚本の蒔田氏が
得意とする・・・というか、いつもお馴染みのトリックで(笑)
ベタな小ネタも相変わらず満載でした。

ワタクシ、個人的に『ダーク』より
好きなパターンの『TRICK』です(笑)

こういうタイプの設定には”いかにも探偵小説らしい”
様式美があって、観ていてワクワクいたしますですね。

世間には、こういうタイプの作品を見ると、二言目には
『現実的じゃない』とか『こんな事はありえない』とか言い出す
社会派ミステリー小説マニアの人達なんかも存在しますが

正直申しまして『トリック』や『金田一少年の事件簿』のように
携帯全盛のご時世に、あえて携帯の通じないような場所で
明治時代〜昭和初期あたりに書かれた探偵小説の雰囲気を
現代の世の中に再現しようとしているような作品に対して

やれ”事件を警察にすぐ通報しないのは不自然。”だとか
こんなのDNA鑑定すればイッパツでわかる。”なんていう
無粋な事を言うのは”野暮の極み”だと思うのですよ。

分かったうえで名作探偵小説の”本歌取り”のような作品を
作りつつ『犬神家の一族』の謎解きの重要なキーワードである
斧、琴、菊(良きこと聞く)”という有名なフレーズの中から
よきこと”を亀山歌の中に取り入れておいて、奈緒子に
ただのダジャレじゃないですか!”と斬り捨てさせ(笑)

それでいてお話は”駄洒落歌”に隠された言葉のトリックを
臆面も無く中心に据えて進行していくというアンビバレンツさ。

ワタシは、そんなところが
『トリック』らしくて好きです(笑)

ちなみに謎解きにつきましては『犬神家の一族』『獄門島』
『悪魔の手毬唄』などの横溝作品を参考にして考えますと

”主犯は女”

”頭数に入っていない人物が実行犯”

”見立てによって意味の無い物に意味を持たせる”

なんてあたりがキーワードではないかと思っちょります。

【そして、ヤリックの感想(笑)】

一部でとても話題になった作品『ヤリック』を初めて見ました。

このビデオを製作したのは株式会社TMCという会社だそうで
『ヤリック』の他にもこんな作品がラインナップされていますが
この作品ラインナップを見れば、「ヤリック」というビデオが

だいたいこのあたりと同じタイプ
作品である事が想像できますね。

(注)18歳未満の良い子は↑のリンクを辿らないで下さい。

内容の方はと言いますと、オープニングナレーションや
卵が割れるオープニング映像を意外と忠実に再現してたり
奈緒子の部屋のスケルトン電話や石原の短いズボンだとか
SEやBGMさえも、ある程度まで近いセンで再現してるワリに

山田の部屋がフツーのマンションの一室だったり

矢部のヅラが、なぜかカーリーヘアーだったり

主役の二人の衣装がイヤってほど安っぽかったり

オリジナルと似ても似つかない部分もあったりしながら

”ヅラネタ”と”貧乳ネタ”だけは
キッチリ取り入れる律儀さもあり

真面目にパロディやる気があるのか
無いのかよく分からないビデオです。

まぁ、一口に感想を言ってしまえば

くっだらねぇ(笑)

という作品ではありますが

エロビデオにしては想像以上に
頑張ってるんじゃないかしら?

という感じでした。


2003年12月5日 TRICKの感想など
【TRICK第8話の視聴率】

今週はワケあって青い鳥♪様からでない視聴率情報です(笑)

関東 14.6% 東海 12.9% 関西 16.9%

だ、そうです。

合ってるかどうか分かりませんが。

関東地方は前回よりさらに微減、東海地方が微増、関西地方は
さらに微増と、全体的には小幅な値動き(笑)が続いております。

絶好調な関西と較べて、やや分が悪い感のある関東地方では
その週に放送した前編の再放送を土曜日にやってたりして
後編で視聴率を挽回できるように策を練っているようですが
今のところそれほど効果を上げてはいないようですね。

来週から『木曜ドラマ TRICK』も、いよいよ最終エピソードに
突入するワケですが、現時点での平均視聴率は

関東 15.66% 東海 12.7% (2〜8話) 関西 15.17%

という具合に、関東、関西では平均15%以上を記録する事が
ほぼ確実という状況で、視聴率的には『白い巨塔』(CX)に次ぐ
ポジションを『ビギナー』(CX月9)と争っている状況であります。

月9とトリックが視聴率上位争いなんて
ちょっと信じられないんですが事実です(笑

正直『ドラマの不毛地帯』と呼ばれるテレ朝としては画期的な
大成功と言って良く、プライムタイプ進出第1作が、これほどの
成功を収めた事は「4」の製作に弾みをつける事でしょうね。

【TRICK〜最終エピソードは宮古島で収録】

掲示板の方に”うさ”さんからも情報を頂きましたがTV雑誌でも
最終話は宮古島で撮影される事が明らかになりましたね。

放映開始当初から「3」は「1」の雰囲気を生かした形で
製作されるという事でしたから、最終エピソードのロケ地も
「1」と同じ場所で。という事になったのかもしれません。

単に”また宮古島で打ち上げがしたい。”
という理由だったのかもしれませんが(笑

エピソード1以降、すっかり忘れ去られていた『象の像』と
『黒門島』『カミヌーリの一族』『奈緒子の超能力』に関わる
話題をストーリーの中心に据えたエピソードになるようで
雑誌で発表されているゲスト出演者の面々も

大谷直子、六平直政、成宮寛貴、ガッツ石松
デビッド伊東、鷲尾真知子、久保田篤、ほか

となっておりまして、今まで『虫』として出演していたOK牧場や
エピソード1以来となる『南方熊作』の再登場になるようです。

ザ・テレビジョンによりますと、今回「TRICK」のラストシーンは
『1』〜『劇場版」のような『スウィート』なハッピーエンドではなく
なにやら『ビター』な結末になるそうなので、今から楽しみです。

【死を呼ぶ駄洒落歌〜旧家の呪いに潜む謎・解決篇の感想】

若干、予想と違う部分はあったものの
見事に”ヨコ溝注意”な内容になりました。

案の定なストーリーに案の定な犯人に満載な小ネタ。

そして、しょーもないオチ(笑)

と、いかにも”堤幸彦プレゼンツ”という感じの第8話でしたね。

闇十郎や鶴子に関して、もっと何かあるのかと思ったんですが
ラストで脱力させてくれたので、良しとしたいと思います(笑)

弁護士(松澤)の話がちょっと唐突過ぎる感もありましたが
『頑張れ奈緒子〜!!』の一人芝居が良かった事もあり
ワタクシ的には今のところ「3」で一番好きなエピソードです。


2003年12月12日 TRICK9話の感想など
【TRICK第9話の視聴率】

関東 17.3% 東海 13.9% 関西 16.4%

というワケで今回も青い鳥♪様からでない情報です(笑)

土曜日の総集編が効を奏したのか関東地方の視聴率が
ググッとアップし、東海地方でも微増と、最終回に向けて
なかなか良い滑り出しを見せておりますね。

ついでに今週の『ビギナー』が15.3%に終わったため
『白い巨塔』を除く10〜12月期の連続ドラマの中では
『トリック』が平均視聴率でトップに立つ事がほぼ確定。

最終回の真裏にフジテレビが『北の国から』の
再放送をぶつけてきているのが気になるものの

『深夜のカルト人気ドラマがプライムに移行してどうか?』
という疑問の声が放映開始前にあった事を考えれば
『パート4有乎?』どころではなく”劇場版2”の企画が
立ち上がるのではないかと云うほどの成功ぶりです。

【第9話−最終章・念で物を生み出す女−の感想】

奈緒子に怪しげな薬を飲ませようとする上田。

殺人者に仕立て上げられ動揺する奈緒子。

そして物語は奈緒子の霊能力と黒門島の秘密へ。

『トリック1』の最終章と良く似た構成のエピソードでしたね。

千賀子(大谷直子)のお話がえらく簡単に進むと思ったら
最終回は黒門島(宮古島)ロケが中心になるみたいで
エピソード5は2部構成と言って良い構造になるようです。

前半の上田と奈緒子のやりとりとか”ベストピラニア〜!”
あたりは今回のシリーズで最高に笑えるシーンと言っても
良いぐらいにハジけた演技で、また感心させられました。

『g@me.』の後でも難なくコレが出来てしまうところが
女優:仲間由紀恵の強みでもあり魅力でもあるでしょう。

最終回は、奈緒子の持つ霊能力にスポットを当てるなら
避けて通れない感のある”黒門島”が舞台になるようで
今から、どんな展開になるのか興味が尽きませんが

最終回の放送を前にして敢えて言っておきたいのは
黒門島はもうイイんじゃない?」という事ですね。

「TRICK2」の最終話でも黒門島を話に絡めたものの
中途半端でツジツマの合わない内容だったために
むしろ黒門島を絡めた事で、ツマらなくなっていますし

正直「1」の最終話で黒門島と奈緒子の関係については
もう完結している。”事にした方が良いんじゃないかと。

そもそも苦し紛れっぽかった黒門島がらみのエピソードに
さらに言い訳がましい後日談をツギハギしていく事で
ギリギリのバランスの上で成り立っていた最初の話まで
台無しになってしまう可能性もあるのではないかと。

インチキ霊能力者のトリックを暴いてきた主人公が
実は真の霊能力者だった。という設定は面白いですが
正直『トリック』というドラマの面白さにおいて”それ”は
それほど重要な事ではないんじゃないかと思うのですよ。

むしろ奈緒子は真の霊能力者なのか?なんて事は
ウヤムヤなぐらいが丁度いいのではないかと。

実際、今回の事件が奈緒子を黒門島に連れ出すために
仕組まれた罠だとすれば、上田次郎じゃありませんが

いったい何度同じ手に引っかかるんだよ?!

という感も拭えませんしね(笑)

それも含めて今回”どんな終わり方をするのか?”は
今後の展開を占う意味で重要な意味を持っていますが
今回の『トリック』の終わり方は2通りあると思います。

A.ひとつは「1」と同じく奈緒子の霊能力については
  明確な回答を出さず、黒門島の連中の悪巧みを
  まるっと暴いて終わる。という、いつもの方法。

B.もうひとつは奈緒子が”自分は霊能力者だ”と
  自覚してしまい上田に別れを告げる。という方法

B案だとインチキ霊能力を否定する事から始まっている
これまでの『トリック』の大前提が完全に崩れてしまうため
今までと同じ形の続編が作れなくなってしまいますので

無難なのは当然A案の方ですが、A案だと結局これまでと
変わらないため、近いうちに『パート4』の放送があるなら
上田と奈緒子の関係を一旦リセットする事が出来るB案も
『パート4』の予告編としてはアリなのかもしれません。

”予告”を見る限り、最終回は”B案”になりそうですが
実際は”A案”に近い内容になりそうな気がします。

9話の展開が「1」と良く似ていたというのもありますが

奈緒子がホントに封筒に書いた名前は
”上田次郎”じゃないかと思うので(笑)

”解決篇”も同じような展開になるんじゃないかなぁ?と。


次の日記 前の日記

トップへ

inserted by FC2 system