木曜ドラマTRICKのちょっといい話。
episode5
episode1 episode2 episode3 episode4(前篇)(解決篇) episode5(前編)(解決篇)
【第10話】 最終話 ON AIR (視聴率) 【脚本】 蒔田 光治 【音楽】 辻 陽 【主題歌】 「私とワルツを」 鬼束ちひろ 【キャスト】 仲間由紀恵 阿部 寛 生瀬 勝久 大谷 直子 成宮 寛貴 六平 直政 でんでん 姜 暢雄 つぶやきシロー デビット伊東 岡田 眞澄 森本 レオ 椎名 桔平 ガッツ石松 若林巡査 大城智警部補 前原 実 俵 広樹 屋良 学 久保田篤 ベンジャミン グシュ・オルガ 漁師 兄 漁師 妹 与那覇 光秀 渡久山 吉彦 喜屋武 久紀 奥 且彦 砂川潤一郎 後藤 盛崇 佐久田 勝介 高西 完 西村 和己 池間 敏昭 玉城 光弘 高橋 幸夫 野原 千春 当真 央 伊藤 守 北畠 邁 貴島 圭介 国広 哲司 横田 偉男 与那覇 隆一 松本 明 下地 誠 友利 進 高吉 良次 橋詰 久幸 砂川 博音 下地一二三 石嶺 篤浩 仲里 淳 放映プロジェクト 野際 陽子 【撮影】 斑目 重友 坂本 将俊 山田 洋和 池田 英孝 【照明】 川里 一幸 【VE】 中村 寿昌 福重 伸隆 小倉 由香子 【音声】 中村 徳幸 清水 良樹 戸田 直之 【美術】 稲垣 尚夫 【装飾】 山田 好男 飯沼 明広 【操演】 鳴海 聡 船橋 誠 【小道具】 杉本 和代 【スタイリスト】 富樫 理英 【衣装】 田中まゆみ 【着物コーディネート】 河野 仁子 【ヘアーメイク】 宮内三千代 小林 真由 西村佳苗子 糸田 雅美 【撮影助手】 杉村 正視 古城 正智 金子 徳子 【照明助手】 平賀 陽子 杉岡 厚治 五十嵐 敏也 【音声助手】 臼井 久雄 出口 晃 下元 徹 田村 智昭 【美術助手】 小出 憲 中村 香子 小野ゆう子 川村 豊 【装飾助手】 飯沼 明広 【小道具助手】 牧野 誠 【編成】 上田めぐみ 樽井 勝弘 【HP制作】 前田 秀彦 松崎 みどり 【スチール】 高島 一夫 【タイトルバック】 (ディレクター) 熊坂 出 【ダンサー】 松田菜々子 (撮影) 西岡 章 (VE) 森 弘昭 (照明) 後藤 謙一 【イラスト】 千原 櫻子 【イラスト構成】 東條 政利 【DC制作】 西 勇哉 鈴木さやか 【編集】 大野 昌寛 【オフライン編集】 山口 牧子 【M A】 戸田 直之 村山 巧 戸田 直之 【CGプロデュース】 西村 敬喜 【CGディレクター】 小関 一智 (オフライン編集) 山口 牧子 (編集助手) 天賀 卓也 (MA助手) 永井 純 安達 亨介 【音楽プロデュース】 志田 博英 【選曲】 渡邊 朋子 【音楽コーディネート】 河原崎 秀樹 【効果】 中村 友美 【協力】 NICE・DAY 江戸川橋スタジオ TAMCO グリップアソシエイト CPルーム ベレッツァスタジオ 阿ウン トライアムズ 光映新社 ステップ 【音楽協力】 テレビ朝日ミュージック 【技術協力】 池田屋 【美術協力】 BOOTH えんぎ屋 (株)水晶院 Karrimor NOMAD メガネドラッグ 【衣装協力】 UNIQLO HANJIRO GoldenBear Eddie Baure L'EST ROSE IMAGE OTTO ark-pro.net SUNCLOVER 【車両】 日本照明 【カースタント】 スーパードライバーズ 【ファイティング FCプラン 【ロケ協力】 PRO SHOP GARA ホテル共和 ホテルアトール エフエムみやこ 東急ナビジョン 羊肉料理 【演出補】 木村ひさし 【助監督】 丸毛 典子 中西 正茂 東條政利 神徳 幸治 井上雄介 利光佐和子 土岐 洋介 三村 薫 【記録】 奥平 綾子 田中 小鈴 金丸 律子 【マジックアドバイザー】 藤原 良雄 【書道指導】 高階まるみ 石井 英一 【宮古島クルー】 トラ坊 モリゾウ カッチャン ジュン坊 カオル ヒコ坊 キャン 【制作管理】 三井 孝俊 大槻 厚史 【制作進行】 小柳智則 佐藤大樹 井上真一 政策応援 松永弘二 制作デスク 早川 朋江 車両【日本照明) 井上 美成 小柳 研二 田羽田 正光 【ラインプロデューサー】 渡邊 範雄 【ラインプロデューサー補】 大形 美幸 吉田 拳雄 【制作担当】 朝比奈 真一 【プロデューサー補】 上田 直彦 【宣伝】 小久保 聡 【製作主任】 坪井 力 高橋 輝光 【プロデューサー】 桑田 潔 蒔田 光治 山内 章弘 【演出】 堤 幸彦 【制作協力】 オフィスクレッシェンド 【制作】 tv asahi 東宝株式会社 |
『私はいったい何者なのか?』 シリーズ1、最終エピソードと同様に”血の宿命”から黒門島に向かう奈緒子。 『本当の最終かい?』 里見の習字ネタ。野際さんが喋っているのも同じ意味のフランス語だろう。 『不吉な予感・・・』 奈緒子に危機が迫っている事を遠く離れた長野で察知してしまう里見。 『長谷千賀子・・・これ山田の字だ・・・』 千賀子の”呪いの封筒”に入っていた紙に書かれていたのは千賀子の名前。 長い棒、谷中のすあま、つまようじ千本、謹賀新年、と山田奈緒子の子? 『黒門島』 予告編には”真の霊能力者山田奈緒子・・・黒門島へ”と書いてあったが、今回の 宮古島は「TRICK」シリーズ1の最終回が撮影された場所というだけでなく 『明治に入って近代化の波が容赦なく押し寄せた時、それを拒否した 何度やっつけられても、性懲りもなく登場して来る”黒津分家”の一味。 100年以上前に島を追われた分家の末裔のワリに全員が”沖縄なまり”だったり その謎は”コイツらの言っていることが全部デタラメだから”と考えれば解決する。 実際、オンエア版では触れられていないがノベライズ本には、黒津菊雄は 『黒津菊雄 (くろつ きくお)』 黒津分家当主:黒津菊雄を演じているのは”でんでん”さん。 黒津分家の当主とは言っているが、せいぜい黒津次男、黒津三男が3年前の事件で 『黒津康男 (くろつ やすお)』 菊雄の従兄弟(いとこ)、康男を演じているのはつぶやきシローさん。 『二人目の従兄弟、黒津トメオ、はとこ 黒津シメオ、はとこ2 黒津はなお これでもか!!というほどの人数が登場した謎の黒装束集団・黒津分家のメンバー。 さすがに同級生まで登場すれば今後、続編で『黒津分家』が登場してくる事は 『これは黒門島に伝わる聖なる布だ』 100年以上前に黒門島を追われた黒津分家の末裔が、なんで黒門島に伝わる 奈緒子 『・・・・・なんで!?』 黒津分家の連中が用意したミエミエの手品にアッサリ騙されている奈緒子。 黒津分家 『お前は本物だ・・・もう元の世界には戻れないんだよ』 この分家一味のセリフから、洞窟で行われた青い玉と赤い玉を分ける手品は 『神の憎悪の象の像』 『神の象の像』はニセモノで本当は『神の憎悪の象の像』だという黒津一味。 菊雄 『神の憎悪の象の像は、ある大切な物を封印してるんだよ』 康男 『それは私達の祖先の霊能力者が生み出した強力な武器らしいのです』 菊雄 『この島は、お前のお父さんとお母さんが黒門島から逃げ出した時 康男 『ただ・・・封印を解くのには、この像の前で 100年以上前に黒門島を追われた分家の子孫のワリに20年ほど前に 黒門島を脱出した後で流れ着いた無人島で里見がした事まで解説しているが 『出来なければお前を生かしておく必要など無いのだからね』 要するに分家一味が知りたかったのは像の封印を解く5文字の言葉。 『私は黒門島、黒津分家の命令で貴女を見張るように言われています』 黒津分家の命令で里見を見張っていた。と言うワリに、里見の前に姿を 最初からそうしていれば奈緒子に霊能力を信じ込ませる必要も無く 『あの子は本物の霊能力者です・・・その力が目覚めたら これはシリーズ1の頃から里見が言っている事だが本気なのか脅しなのかは不明。 『居酒屋 来さ村、、○○バレー●●ゾーン、つぼ八つぼセンター 上田が御獅舞村の駐在所で広げていた地図に書いてあったモノ。 『矢部と菊地の入浴シーン』 ヅラに水気は天敵という事でシリーズ1から矢部が風呂やプールに入るシーンは 『影法師!!』 菊地に見えないようにコッソリとヅラを持って風呂の外に持ち出す矢部。 『マジソンバッグ』 1970年代に全国の中・高生の間で大流行したボストンバッグの事。 『浪速愛マイバンク』 マジソンバッグに入っていた2000万円の札束の帯に書いてあった文字。 菊地 『11月29日・・・ひょっとして金井さんの金庫から盗まれた2000万って 矢部 『よし!!分かった!!・・・犯人は・・・このカバンの持ち主や!!』 めずらしく賢いところを見せる菊地と当たり前の事を言う矢部。 『黒津一味のアジト』 奈緒子が閉じ込められた小屋の周りに広がっていたのはのどかな南国の情景。 『よかった!!貧乳で!!』 引っかかるところが無いので思いのほか狭い穴を通れてしまった奈緒子。 『兄、妹』 上田を黒門島に運ぶ、Tシャツに兄、妹と書いてある分かりやすい二人。 「GARA」 上田と奥平兄・妹の三人が乗っている船に書いてある文字。 兄 『あの島にはねウトゥルスピンナギムヌ(物騒な不審なやつら)が 妹 『アガイ、ニイニイ!!(ヤバイ!兄ちゃん)もうヤーニ(家に)帰ろうよ!』 兄 『ヤーンカイ、ヤーンカイ(帰ろう帰ろう)』 妹 『ジェーッタイシヌヨ(絶対死んじゃう)ダンズンニャ、バンタースンガマタヨ 奥平兄・妹の宮古訛りまる出しなやりとりが、非常に効果を上げており 奈緒子 『上田さん!!・・・・てっきり・・・マウンテンゴリラかと』 上 田 『・・・・なんでだ!?いい加減にしろ!!』 シリーズ1の時と同じく、また奈緒子を救出するために黒門島にやってきた上田。 上 田 『君のお母さんにな、黒門島の事を聞いてきたんだよ。 奈緒子 『もしかしたら・・千賀子さんが死んだの私のせいかもしれないんです』 何だかんだで、いつの間にかまんまと分家一味のペースにハマっている奈緒子。 上 田 『そんなものはな・・・・・単純なトリックだよ!!・・・・ 奈緒子 『だったら北見さんはなぜ死んだですか!?』 上 田 『・・・・自分で死んだんだよ』 あらかじめ黒門島の医者に頼んで心臓の近くの筋肉に針を埋め込ませておいて 黒津分家が”来世での魂の救済をお題目にするカルト教団”だと言うなら分かるが 『北見さんの死の謎が解けない限り、他の者が たしかに、北見は死んでも何の得にもならないのだから自殺のはずが無い。と 『アタシとおんなじ・・・・黒門島の出身だからですか? 北見の死に関する上田の珍説に『そんなお人よしがどこにいるんです』と常識的な 誘拐されたうえに分家にコロッと騙されて、その気になってるのは最悪の展開だが 奈緒子が儲かりもしないマジシャンを続けるのも自称・霊能力者を目の敵にするのも それゆえ奈緒子は”それ”を否定するような現象に対してことごとく反発するし それでいて、母:里見から繋がる血の宿命に否応無く巻き込まれる奈緒子は 二人の表情を写していないのが、お互いの心が見えない感じで意外と効果的だが 『君たちには物事をシステマティックに解決するという発想が無いのか?』 神の憎悪の象の像の封印を解く5文字の言葉を解き明かそうとする奈緒子に 上 田 『分かったよ・・・・私もノーベル賞候補の物理学者だ。もし君が 奈緒子 『・・・・・・』 上 田 『二度と君を・・・助けになんか来ないからな』 期せずして芝川玄奘の予言が的中する事になってしまった上田と奈緒子。 『大城聡警部補 (おおしろ さとし けいぶほ)』 見事な宮古訛りを操る大城聡警部補を演じているのは樋渡真司さん。 大 城 『実は、この島をピンナギムヌ(不審な奴ら)が占拠している 上 田 『神奈川?』 大 城 『はい、ミーミル!!(見てください!)』 このセリフからも黒津分家の一味が”周辺の住民ではない”事が推察されるが 岸 本 『本物の霊能力者って山田奈緒子のことなんじゃないですか?』 上 田 「ばかな!!こんなのはただの脅しですよ!」 大 城 『アランアラン(ちがうちがう) 上 田 「・・・・月の輪グマ?ヒグマ?」 大 城 『かばいだてするとしぇんしぇ〜も同罪ですよ』 浜辺の流木に書いてあった脅しのメッセージに勝手な解釈をする岸本。 『あほうえぞ・・・あほうえだ・・』 結局、上田の提案したシステマティックな方法を試している奈緒子。 『門構えに火』 南方に聞かれて里見が封印の言葉を記した紙に書かれていた文字。 菊雄 『だったらお前は超能力を認めた事になる・・・俺たちの仲間だ』 康男 『・・・・背理法ですね』 背理法とは、数値XがAもしくはBである場合、Xを表す数式にBを代入して 『南の国なのに北風が冷たいなぁ〜・・・北風ぇ〜ずるいぞ〜 2003年10〜12月期の民放連続ドラマではドラマの老舗フジテレビ系・月9ドラマ 最終話・前篇の9話で初回に次ぐ高視聴率17.3%(関東)を記録した『トリック』は ところが、まるでこの事態をあらかじめ予見していたかのように他局より連ドラを一週早く 菊地 『私たちはエドモンド大学離島研究会の者です!』 矢部 『ウソくさっ!』 「TRICK」一話で『エドモンド大学鉱物研究会』と言っていた人とは思えない発言。 『それ省吾さんのです!!「笑っていいとも」の時から使ってました』 矢部の質問に答えた岸本のセリフ。省吾役の久保田篤さんの経歴ネタ。 『東京警視庁に応援を依頼したんです』 無人島を不法に占拠している黒装束集団・黒津分家の一味が茨城で発生した 大城警部補 『奴らは山田花子という霊能力者を中心とした危険な集団です』 バカ刑事たち 『山田奈緒子・・・な・お・こ!』 どうやら地元の県警からはすでに危険な犯罪集団としてマークされている分家一味。 矢部 『よ〜し!!20年後にここに別荘建てるぞぉ〜!!』 菊地 『明日パパに言って・・この島買ってもらおうっと!!』 矢部のミョーに切実でせつなくなる夢と、菊地のお坊ちゃまぶりを対比したセリフ。 『何で一人でやらせるんだよ・・・・この・・バカ上田!!』 やっぱり、上田が手伝いに来てくれる事を期待していた奈緒子。 『クェンティン・タランティーノじゃないよ・・・すこ〜し意識してるけどね』 クェンティン・タランティーノは米国の映画監督。 康 男 『あのしぇんしぇいなら来ません、あなたの呪いで死んだはずですからね』 奈緒子 『・・・・ウソだ!!』 シリーズ1、最終回、舟を捜しに行った上田の事を待っていた奈緒子が 『これ・・・50音順に試そうとしてもムダですよ』 強力な武器を封印した5文字の言葉を調べている奈緒子に康男が言ったセリフ。 矢 部 『あいつらはなぁ・・・危険な霊能力集団じゃ!』 奈緒子 『だから・・・私を・・・捕まえようとしてるのか・・』 矢部が自分の事を捕まえに来たと聞いて沈んでいる奈緒子。 『恐ろしい霊能力・・・お前どうやって俺の頭皮を』 あくまでヅラを頭皮と言い張る矢部。呆れるほど往生際が悪い。 『お前もっと人を信用せいよ〜、一緒に事件を解決してきた仲間やないかぁ〜』 ミョーに人情劇っぽい矢部のセリフ。横山たかしさんのネタのパクリ説あり。 『私のせいで・・・上田さんが』 自分の呪いのせいで上田が死んでしまったと思い込み、島をさまよう奈緒子。 「ひんにゅう」 と、思ったら生きていた上田。しかし帰還の挨拶が”貧乳”とは(笑) 奈緒子 『これ書いたのお前か?・・・手伝いたいなら手伝いたいって 上 田 『会いたくないって言ったのは君の方じゃないか! 奈緒子 『それじゃやっぱり、あの・・・呪いのせいで・・・』 上 田 『呪い?・・・・キサマ、まさか俺を呪ったのか!? 感動の再会のはずが、どうしても素直になれずケンカ腰になってしまう凸凹コンビ。 『ザ・スケルトン謎解き』 前回に続いてとても親切な謎解き。小道具を作る手間もさほど掛かりそうもないし 『あいつら・・・騙しやがって!!』 また上田のおかげで黒津分家の一味のまやかしから目を覚ました奈緒子。 『きっと母は黒門島の財宝を持ち逃げしたんですよ!!・・・・強欲だから』 なぜ自分がこんなところに連れて来られたのか、ようやく気づいた奈緒子。 『ギャルは・・損で・・・マドモワゼル・・・クロワッサン・・・プロポーズの言葉・・』 南方から見せられた里見が書いた封印の言葉を思い出した奈緒子。 『日本語に無い発音だから、いくらやっても駄目だったんだ!!』 プロポーズの言葉がフランス語だと知って、いい事に気づいた上田次郎。 現在ではテレビゲームなどにも気軽に使われるようになった音声認識機能だが また、黒津分家の一味が封印の言葉が”5文字の言葉”だというのを知っていた事と どうせなら神の象の像と神の憎悪の象の像が二つセットで封印を解く鍵になっていて 『ジロー!!上田〜!!ベストを尽くせぇ〜!!』 必死にフランス語の愛の言葉を考えている上田の頭の上に電球が光っている。 『Je t'aime』(ジュ・テム) 最初に上田が思いついた日本ではポピュラーなフランス語の愛の言葉。 『Je vous aime』(ジュ・ヴ・ゼイム) 次に上田が思いついたこの言葉は、大まかな意味は↑とほぼ同じなのだが 『マジなのか?も5文字だろう!!』 結局、封印の文字の謎さえ解けば上田でも開けられてしまった封印の扉。 奈緒子 『私は霊能力によりこれを作り出した・・・』 上 田 『・・・・・違うだろ!!』 ついに開いた”封印の扉”の奥に書いてあった注意書き。 『私は霊能力によりこれを作り出した、一族が滅亡の危機に立った時 黒門島の遠い祖先の霊能力者がこの注意書きを書いたのだとすると 『こいつらの言うことは一切聞いちゃダメだ、母親を呪い殺したやつらだよ』 変なセリフに変な演技。『母親を呪い殺したやつら』ってお前の母親の事だろう。 上 田 『やめろ!まだわかんないのか!?それを開けさせる事が 奈緒子 『ごめんなさい、上田さんと私はやっぱり別の世界の人間でした 予告編に書いてあったのは、このシーンの奈緒子のセリフであった。 しかし、上田の言っているとおり”最強の力”の蓋を奈緒子に開けさせる事が そうだとしても、里見が”最強の力”を黒門島からこの無人島に運び込む前に 『アガイ!ダイズサイガ、ダイズサイガ(駄目だ!ヤバイ、ヤバイ)』 またまた宮古方言大サービス。今回のエピソードを見て、宮古言葉の 『これは”しばなガス”です、長い年月をかけて珊瑚から出来た石灰岩 毎回、怪しい割舌が気になった菊地が一気にたたみかける名セリフ。 ここで重要なのは”しばなガスの比重が空気の1.6倍”であるという事。 となると”一族を守る強力な武器”を持ち出した後、この島に立ち寄った里見は 『島を救う最強の武器っていうのはね、その人間の勇気と決意の事だったんだ』 『霊能力なんかじゃなかったんだ・・・』 結局のところ”最強の武器はあなたの心の中にあるのですよ〜”というオチで けっきょく今回も奈緒子の霊能力については何も解決しなかったこのドラマ。 【トリック完全マニュアル:光進社より】 超能力に関しては(決着を)つけなかったし、つけたくなかったというのが本音です。 変にお涙頂戴っぽくなっちゃって『トリック』っぽくなくなっちゃう気がするんですよ。 奈緒子 『上田さんは?・・・上田さんはなぜ生きてるんですか? 上 田 『フッ、バカなこと言うなよ・・・俺は・・このガスの仕組みを このシーンが今回のシリーズで最大のラブシーンと言って良いシーンだが 『そして黒津分家の者たちと組み・・あなたを疑っていた二人を殺した』 結局、全ての犯罪は黒津分家一味と岸本の手で仕組まれたものだった。 奈緒子の言う通り、岸本が”金を盗んで疑われたから分家と手を組んだ”のなら しかし、それではあまりにも黒津分家の計画が場当たり的だし、すでに奈緒子を 黒津分家の一味が御獅舞村から姿を消している間に源三が殺害されているのも となると、分家一味が岸本を仲間に加えたのは千賀子の裏切りを阻止するためであり また、岸本の犯行の動機が金井一家の財産が目当てだとするのも無理がある。 しかも、岸本の隠した2000万円は、偶然だったとしても矢部と菊地によって そうして考えると、岸本誠が黒津分家の一味と手を組んだ目的は金銭ではなく 『ここで起きた不思議な念写も全部あなたがやった事だ!』 この上田のセリフを聞いて”念写って何の事?”と思った方も多いと思われるが 『でかっ!!』 なんと警察手帳を出す南方熊作、矢部<菊地<南方の順番で大きくなっている。 『私はずっと黒津分家に潜入捜査していた』 実は警視庁公安部の優秀な捜査官だったという事が分かる南方熊作。 警視庁公安部には公安総務課、外事課、公安機動捜査隊、公安一課〜四課があり それにしても、ずっと黒津分家に潜入捜査していたなら黒門島と何の関係も無い 「これで終わったわけじゃない、黒津分家は必ず蘇る」 本編には無いがノベライズ本に載っている黒津菊雄の捨てゼリフ。いい加減にしろ。 「ら・い・ね・ん・あ・え・る・・・・・か」 『こうなりゃ年一』、『続くわね』から、なぜかちょっとトーンダウンした習字ネタ。 奈緒子 『あれ!?上田さん・・・ひざ破けてますよ?』 上 田 『おぉう!?・・・なんだこれ?・・ちっきしょう・・そうか、あの時だ!! 上田のズボンの膝は、本当に逃げようとした時に破けたものなのか? 上 田 『だが・・・最後にひとつ・・・君に言っておきたいことがある』 奈緒子 『私もあるんです、ちょっと恥ずかしくて言い出せないような事なんですけど』 上 田 『俺も口には出しづらい事なんだがな、じゃあ、お互い紙に書いて交換しよう』 お互いに封筒を交換して別れる。というラストシーンは「TRICK2」のラストシーンそのもの。 「なぜベストを尽くさないのか」 奈緒子が上田に渡した封筒の中に書かれていた文字。 『バナナボートもあるよー、ヤシガニツアーもあるよー』 エピソード2の『バナナボートの間』ってのはこれがネタ元だったのだろうか? 「これ・・・プロポーズの・・・」 上田から渡された封筒に書かれていた文字は”絶対に言葉に出してはいけない文字” 「浜辺にへたり込む奈緒子」 上田がどういうつもりで”この世に存在しない文字”を書いたのか確かめるためか 「2」では里見の書いた手紙の力を借りて上田が奈緒子を追いかける事になったが 『砂に埋まっていた上田』 鬼束ちひろの唄うテーマソング『私とワルツを』に乗って砂の中から現れたのは上田次郎。 このシーンの撮影では、撮影を見学に来ていた仲間由紀恵さんのお婆さんが 上 田 『・・・・・YOU』 奈緒子 『・・・上田!!』 上 田 『おぉ、そうだ!!さっきさ・・島の漁師さんが 奈緒子 「うそつけ!!・・・なんだそれ?」 上 田 「Je vous aime・・・・Je vous aime・・・』 奈緒子 『うるさい!!軽々しく口にするな!!』 上 田 『ジュヴゼ〜ム!!』 奈緒子 『・・・!!』 上 田 『あぁ、そうだ、さっき漁師さんがな・・バナナボートなら5000円の 奈緒子 『乗らないよ!!・・・なんだそれ?』 上 田 『バナナボートだよ、ホラ、黄色くて長くて・・大きくて速いんだ・・・ 奈緒子 『なんじゃそりゃ?』 上 田 『バナナボート!!・・・・バナナボ〜〜〜ト!!』 奈緒子 「やめろ!!なんだよそれ!」 上 田 『ジュヴゼーム!!』 奈緒子 『うるさい!!』 上 田 『オーッ!!』 奈緒子 『やめろって!!』 上 田 『沈みかけてるぞ島が!!』 奈緒子 『え?』 上 田 『島が沈みかけてる!!』 奈緒子 「・・!!」 上 田 『バナナボ〜〜〜〜ト!!』 奈緒子 『やめろって!!』 「TRICK」や「トリック劇場版」のエンディングを思い出させる二人きりのラストシーン。 |
episode1 episode2 episode3 episode4(前篇)(解決篇) episode5(前編)(解決篇)