TRICK2のちょっといい話
episode3 【人面タクシー失踪事件】

episode1 episode2 episode3 episode4 episode5(前編)(後編

episode3

人面タクシー
失踪事件

6〜7話

【演出】

木村ひさし

【脚本】

太田 愛

【撮影】

斑目 重友
志村 泰史

【照明】

池田ゆき子

『ポエム男』

CX系人気深夜バラエティ『あいのり』のパロディ。

残念ながら『あいのり』を見ていないので面白さが分からないが
このポエム男、実際に『あいのり』に出演して人気者だった
『関ちゃん』こと、関塚裕二(大田プロ)という芸人さんだそうで
『あいのり』でも自作のポエムを披露していたらしい。【
参考HP

『しあわせ通り商店街』

前回のエピソードでも登場した『荒川しあわせ通り商店街』。
ロケ地は前回と同じく、北区志茂の『スズラン通り商店街』。
『TRICK』には『尾久歌声商店街』という商店街も登場。

『ウグイスか!!』

しあわせ通り商店街を、空っぽの財布とお腹を抱えて歩く
奈緒子の目の前でウグイスパンを捨てた子供の言葉。

ウグイスパンは奈緒子の目の前で自転車に轢かれるが
それでも拾って食べようとする奈緒子はあまりに憐れ。
フツーに拾い食いをするヒロインなんて史上初かも(笑)

『上田教授のテレビ出演』

テレビ朝日『ワイドスクランブル』のスタジオを借りて撮影された
『上田次郎のどんと来い!超常現象!!!』のコーナー。
どうやら上田はホントに、そのスジの第1人者だった模様。

『どんと来い!超常現象2〜黒門島ひょ〜りゅ〜き』

「どんと来い!超常現象」の第2弾で2月22日発売らしい。
あの「3時間で沈む島」からどうやって抜け出したのかは
大いに気になるところだが、どうせ中身は上田の自慢話だろう。

『腐れ縁が切れて、どこからかアブクのように
 ブクブクとゼニが湧いて来ますように・・』

上田の番組を見た後に、神社で奈緒子がお願いした言葉。
なけなしの小銭(1円)を賽銭箱に入れても縁を切りたいらしい。
どうやら本気で上田の事を迷惑だと思っているようだが?

『おぉう?!』

神社の境内で財布を見つけた奈緒子が発した驚嘆の言葉。
1話に続いて上田風味で、マネをしているとしか思えない。

『・・・・・どこの国のお金?』

拾った財布の中身を見た奈緒子が発した言葉。
財布の中には旧1万円札と五百円札がギッシリ。

ナンボ貧乏でも「どこの国のお金?」は
無いだろう(笑)と思って調べてみたら

500円札が硬貨に切り替わったのは1982年で20年前の事。
一方、一万円札の図案が現在の物に変わったのは1984年で
今から18年も前の事なので、現在24歳(推定)の奈緒子が
使った記憶がなくても、それほど不自然ではない。

『サラリーマン・岡本宏』

岡本を演じるのは『金田一少年の事件簿』の明智警視役で
原作ファンから大ブーイングを浴びた池内万作さん。

池内さんは、あの伊丹十三監督の息子さんらしいが
残念ながら岡本も『喋り方がウザイ』と評判が良くなかった。

『しん・・進む気・・えいっ!』

山田による『新進気鋭』のかなり無理のある誤読。
他にも『渡米(わたりごめ)』『大脳生理学(おおのう)』
『法学(のりがく)』『心理学(しんりまなぶ)』といった
誤読が満載。上田でなくてもワザととしか思えない。

『・・・・・サイコメトラーEIJI?』

『サイコメトラーEIJI』は97年NTV系土曜9時放送のドラマ。
漫画原作で主演はTOKIOの松岡昌宏。「2」も制作された。
『1』では1〜3、5、9話で堤監督が演出を手掛けている。

ちなみにEIJIの超能力もサイ・トレイリングだった・・・はず。

『深見博昭』

パラサイコロジーアカデミー学長・深見博昭を演じる
佐野史郎さんと仲間さんは1999年1〜3月放送の
NTV系ドラマ『君といた未来のために』以来の共演。

ちなみに、この『君といた未来のために』で佐野さんが演じた
黛裕介の職業は大学の先生で専門は物理学だった。

阿部さんと佐野さんは映画『ゴジラ2000』で共演しているため
撮影中は特撮の話で盛り上がっていたそうで、撮影中の様子が
佐野さんのHPの『雑記』に紹介されている。【
佐野史郎HP

『パラサイコロ・・・マカデミアンナッツ?』

上田の研究室で『PPA』のパンフレットを読んだ時は
『パラサイコロジーアカデミー・・』とスラスラ読んでいた
奈緒子の超ワザとらしい誤読・・・・・・・かと思いきや
よく見るとパンフレットの方はカタカナで書いてあった。

『Para Phychology Academyビル』

深見の研究所として登場するビルは『ハンドク』で
病院として使用されたビルで、ロケ地はロケ協力にも
名前がクレジットされている大成温調株式会社の社屋。

同ビルのシーンでは同じ場所で撮影された『ハンドク』の
第1話冒頭のシーンが後ろの方でコッソリ再現されている。

『おぉう!!』

パラ・サイコロジーアカデミーで胸の豊かな女性を
発見した時の上田の驚嘆の言葉。

上田目線のカメラアングルは胸に固定されており
どうやら上田が『巨乳好き』である事が分かる。
上田が奈緒子に対して興味を持たないのも納得。

『・・・・残念でしたね。』

巨乳女性が落としたハンカチを、すかさず拾った上田が
ハンカチを渡そうとしてずっこけた時に奈緒子が吐いた言葉。

言い終わった後でソッポを向いているところから見ても
奈緒子の言い方に妙にトゲがあるような気がするのは
決して妄想ではないと思う。

『ん?エンタツアチャコ?』

深見に『PPA』を案内されている時の奈緒子の言葉で
エンタツアチャコとは横山エンタツ・花菱アチャコの事。

昭和初期の人気漫才師で、それまでの『色もの万歳』を
『しゃべくり漫才』に変えた近代漫才の元祖【
参考HP

という事だが、普通の24歳の女性はこんな事知らない。
奈緒子は密かにお笑いマニアでもあるのだろうか?

『このハンカチの持ち主の居場所を・・・
 できれば名前と電話番号なんかも・・・・』

深見に「サイトレイリングをして能力を証明して下さい。」
と、奈緒子が迫ったところ、それに応じようとした深見に
上田がニヤケながら差し出したのが巨乳のハンカチ。

奈緒子は怒ったようにこれを取り上げると、ハンカチを使った
手品で上田が奈緒子から奪った財布を取り出し深見に渡す。

ちなみに件の「巨乳ギャル」は最初に奈緒子たちが案内された
部屋で一所懸命スプーン曲げにチャレンジしていた。

『深見のサイトレイリング』

街中で突然、サイトレイリングを始めた深見の奇妙な様子に
思わず上田にしがみつく奈緒子たん・・・・・ハァハァ。

『江戸っ子?』

江戸っ子組長と出会うシーンのロケ地は池袋駅のまん前で
豊島区南池袋2丁目27番『池袋東口5叉路』という交差点。

6話と7話の池袋のシーンは当然同じ日に撮ったものだろう。

上 田 『・・・・・・親しみ感じないよな?』

奈緒子 『・・・・・・少し。』

江戸っ子組長が去った後の上田と奈緒子の会話。

その正体は、日本科学技術大学の警備員(TRICK第1話)
またある時は千里眼の男に騙された老人(TRICK第8話)と
このドラマで八面六臂の活躍を見せる谷津勲さんであった。

『ニャーッ!!』

このシリーズで2回目になる奈緒子の『ニャーッ!!』は
公園で奈緒子が深見にマジックを見せた時の掛け声。
ロケ地は、豊島区南池袋2丁目21番『南池袋公園』。

深見にあっさりトリックを見抜かれて大恥をかく事に
なったうえに、上田はマジシャンを『浅ましい職業』だの
『低俗な人間』と言いたい放題の深見に同調する始末。

『ボヨヨヨヨ〜ン』

深見にふたたび『サイ・トレイリング』をさせるべく
上田の番組のスタジオに奈緒子が登場した時のSE。
その胸には、わざとらしいまでの豊胸パッドが・・(涙)

『どんと来い超常現象の印税と上田教授のテレビのギャラ
 大学の給金、そして実家の駐車場から上がるお金を
 すべてあなたのアカデミーに寄付します。』

奈緒子が深見を挑発するために提案した条件。
最初の3っつは分かるが実家の駐車場の話は初出。

上田教授は奈緒子になんでもペラペラと話しているようだ。

『んんんんんんん・・・・』

深見に対抗して、奈緒子がテレビスタジオでマジックを
披露した時に、深見のマネをして気合いをかけた声。
これも仲間由紀恵さんの女優生命に関わるような迷演技。
正直、目つきがかなりヤバい。

『ウチの家賃200年分ですよ!』

深見が要求した報酬の額を聞いた奈緒子の切ないセリフ。
1ヶ月分の家賃を計算すると、だいたい4,200円になるが
正体不明の外国人が隣に住んでいる、2K(6畳×2)の
風呂なしボロアパートだとしても破格の安さになってしまう。

ちなみにノベライズ本では『ウチの家賃20年分』となっており
これだと月々4万円程度で都内のアパートとしては妥当な家賃。

しかし「TRICK」1〜3話では2ヶ月分の家賃として30万円の
小切手を上田が勝手にハルに払ってしまうというエピソードもあり
実際の池田荘の家賃がどの程度なのかはハッキリしない。

というか、たぶん奈緒子は計算も苦手なのだと思われる。

『・・・乗りかかったバスですよ』

冒頭の「あいのり」ネタの続きではないかと言われている。

『エッセイスト・小早川辰巳』

演じるのはベテラン俳優の田山涼成さん。
田山さんは『走れ公務員!ポリスウーマン(98年CX)』という作品で
仲間さんと一緒に第五話にゲスト出演して夫婦役を演じています。

矢部が小早川の頭部を嬉しそうに見つめているが
実は小早川のヅラは『TRICK』で矢部がつけていたもの。

『視線』

小早川を交えて、石原、矢部、上田、奈緒子の5人が
上田の研究室で話をしている時、小早川が喋っている間
石原と矢部は小早川の頭に注目し、奈緒子が話している間
石原と上田は奈緒子の胸のあたりを凝視している。

『替え玉下さい!!バリカタで。』

滅多に見ない『沖縄そばの屋台』で替え玉を注文する奈緒子。
この後『・・ソーキも下さい・・・・紅ショウガも多めで。』と続くが
替え玉という事は2杯目以上なワケで相変わらず凄まじい食欲。
良く見ると『反対そば』とか『独立そば』なんてメニューもある。

ちなみに奈緒子が追加している「ソーキ」とは豚の三枚肉を
味噌、泡盛、黒砂糖などで作ったタレで甘辛く煮込んだモノで
本土で言う「豚の角煮」のようなもの。

「沖縄そば」は茹で上がったものを温めるだけと聞いているが
「固め」とか「柔らか目」なんて注文もできるのだろうか?【
参考HP

ちなみに仲間さん本人は紅ショウガが食べられないらしい。

『おじさん!!みきジュース!!』

「みきジュース」とは沖縄の「みき屋」さんで売っている名産品。
沖縄では、ポピュラーな飲み物として親しまれているとかで
最近は健康飲料としても注目されているらしい。

名前の由来は「お神酒」で、「みき」自体が発酵前の段階の
お神酒を冷やして飲むものらしく、アルコール抜きの甘酒の
ようなものだと、こちらの説明に書いてある。【
参考HP

ポッカから、缶入りの「みき」も発売されているらしいが
ネットで検索した限り『美味しい』という感想は見当たらない。

『コチンダ(東風平)さん?』

黒門島から帰って来るのに手間取ったのか
ソーキそばの屋台の親父になっていた
たった一人の奈緒子のファンである照喜名保。

『TRICK』では奈緒子の行く先々で、あらゆるところに出没し
黒門島では奈緒子の危機を命を張って救ったというのに
名前すら覚えてもらえていないという悲しさ。

それでも奈緒子を追い続ける照喜名の姿勢はある意味立派。
薄情者の上田に照喜名の爪の垢でも飲ませてやりたいくらい。

何で奈緒子が『東風平さん?』と間違えたのかは
沖縄出身でないと分からないような気がするが
照喜名自身は設定上、沖縄とはまったく関係がない。

『・・・・・・私でもイイって事ですか?』

「真相を解明してくれた人に1,000万円を払います!!」
という小早川の言葉に、また欲の虫が疼き出した奈緒子。

名乗りを上げたのに「あなたに何が出来るんですか!」と
小早川に一蹴されたうえ、上田にも少々呆れ顔をされる。

『ゾ〜〜〜〜ン』

とりあえず深見の真似をしてみる奈緒子。
この『ゾ〜〜〜ン』という言い方は完全に佐野さんのアドリブで
台本には特に指定はなかったとの事・・・・という噂だったが
DVDで確認したら、最初に言ったのは阿部さんだったらしい。

『山田うどん』

奈緒子、上田、深見ら一行を乗せたマイクロバスが停止した
信号で、カメラが引いたら向こうにあったのが『山田うどん』。

ロケ協力にも名前が挙がっているので偶然映り込んでいた
というわけではないのは間違いなく、ちょっとした小ネタだろう。

『軽く乗っ取られましたね。上田のコーナー(笑)』

深見が行方不明者の死体を見つけた事で「ザ・ワイドスクランブル」の
「どんと来い超常現象」のコーナーが、あっさり深見のコーナーに
変わったのを、嬉しそうに見ている奈緒子。けっこう意地が悪い。

『死ぬまで大手を振ってあのアパートに
 住んでられるじゃないですか。』

1000万円手に入れても池田荘に住むつもりでいる奈緒子。
仮に1000万円を手にしても持て余す事になるのは間違いない。

『そこに1000万円がある限り!』

人面タクシーの出現現場に向かう時の奈緒子のキメ台詞。

『TRICK2』では『金目のもの』に強い執着を見せる奈緒子。
今回も、完全に1000万円に目が眩んでいるようである。

『逃げれ!!』

迫り来る人面タクシーを目前にした奈緒子の絶叫。
いちおう黒門島で照喜名が奈緒子にかけた言葉と同じだが
別に奈緒子が照喜名の事を思い出したわけではないと思う。

『人面タクシー消失現場』

ロケ地は大田区城南島4−5城南島4丁目交差点との事。
普段は全く人気がないらしくロケ地には最適な場所だとか。
このエピソードで最初に撮影されたのはこのシーンらしく
撮影は2002年1月5日に行われたのだとか。

上 田 『・・・俺か?・・・・・・・YOUじゃないだろうなぁ?』

奈緒子 『・・・・・・・・・どう見ても私ですけど。』

人面タクシー消失のトリックを説明するために奈緒子が作った
上田人形と奈緒子人形を見て絶句する上田と不満げな奈緒子。

情けない顔に股間モッコリの上田人形と
ナイスボディでお色気ムンムンな奈緒子人形。

奈緒子の上田観と、自身の願望が良く現れているが
誰もそう思っていない事は上田たちの反応を見れば明らか。

『奈緒子が作った現場模型』

よく見ると模型に使われた段ボール箱に『NISSIN』のロゴ。
仲間さんにとって日清食品は縁のあるスポンサー様である。

『ねぇ、矢部さん』

人面タクシー消失のトリックを奈緒子が解説している時に
よく分かっていない様子の矢部に奈緒子が問いかけたセリフ。

何事もなかったようにストーリーは進んでいくが
このセリフは何回聞いても『阿部さん』に聞こえる。

もしかしてワザと?

奈緒子 『・・・・・上田・・・首のお守り安産のだぞ。』

上 田 『YOUこそ1000万円が取り憑いてるんじゃないのか?』

奈緒子の謎解きを聞いて、例によって「自分もそうだと思っていた。」
などと調子のいい事を言い出した上田に奈緒子が言った嫌味だが
上田の切り返しも今回に限っては、なかなか鋭いものがある。

『深見の家』

公式HPの情報によると、深見の家として撮影に使われたお屋敷は
大正12年に建てられた迎賓館を移築したもので埼玉県にあるそうな。
阿部寛さんの映画デビュー作『はいからさんが通る(87年)』では
伊集院少尉(阿部寛)の家として使われた場所らしい。

仲間由紀恵さんの主演作「FACE〜見知らぬ恋人(2001年NTV)」の
OP,EDおよびポスター撮影に使われた館も実はココらしい。

『音に反応する電気スタンド』

深見の部屋にあった、音でライトがついたり消えたりする電気スタンド。

深見のアリバイを証明するための証拠のひとつだったが
超天才な奈緒子によってあっさりそのトリックを暴かれてしまう。

上田が手を叩きながら嬉しそうに口ずさんでいるメロディーは
コイケヤのスナック菓子『スコーン』のCMソングである。

上 田 『私はどちらかと言うと・・・やや懐疑的なんですがね』

奈緒子 『・・・オイッ!!いっ・せん・まん・えん!!』

矢 部 『自分は9割9部9厘コイツの間違いやと思っちょります。』

深見に『本気で私が犯人だと思っているんですか?』と聞かれた
上田と矢部の答えで、全く奈緒子の事を信頼していない。

人面タクシーを運転していたのは深見であると断定し
意気揚々と深見邸に乗り込んで行った奈緒子だったが
案の定、土壇場になって上田と矢部に裏切られる。

そして、当の奈緒子も動機までは考えていなかったために
深見の前でしどろもどろの解説をして大恥をかくハメに。

『よし!分かった!!』

矢部が警察署内で自分の推理を披露した時に発した言葉。
原典は角川映画・金田一耕助シリーズの加藤武さん演ずる
等々力警部の決まり文句でミステリー好きにはお馴染みの台詞。

見当はずれな推理だが結論だけ合っているのが怖い。

『何ですって?!!』

小早川と岡本の口論を聞いていた奈緒子が反応したのは
「1000万円だって払えるかどうか分からないじゃないか!」
という、小早川に向けられた岡本の言葉のみ。

上田の言う通り1000万円に取り憑かれているのは明白。

『グリル』

上田と奈緒子が江戸っ子組長と再会したレストラン。

実際は『タカセ』という名前の喫茶店&レストランで
住所は東京都豊島区東池袋1丁目1番となっている。

JR池袋駅東口の駅前交差点のすぐそばのビルにあり
次のシーンを撮影した『池袋サンシャイン通り』からも近所。

ビルの2〜3階が『タカセ』の店舗なのだが2階は喫茶室、3階が
レストランになっており、撮影が行われたのは3階のレストランの方。

『奈緒子の推理in池袋』

ロケ地は『池袋サンシャイン通り』のど真ん中。
良くあんなところで無事にロケができたものだと思う。

普段から歩行者天国なので、車はあまり入ってこないが
人の流れを止めるのは並大抵の苦労ではなかったはず。

関係ないが、仲間さんの髪の分け目がeisode2の時よりも
中央から若干、右寄りに変わっているのが分かる。
ちなみにepisode1とepisode3の奈緒子の髪型はほぼ同じ。

奈緒子 『いっせんまんえんの名に賭けて!!』

上 田 『なぁ・・・・・・・誰なんだお前。』

ついに金田一少年のキメ台詞をパクってしまう奈緒子。

しかし、余韻に浸っているうちに次郎号のナビシートを
小早川に奪われ、仕方なく矢部の車に便乗する事に。

奈緒子 『・・・・・上田さん』

上 田 『今日のところは深見の様子を伺うんだよ。』

奈緒子 『・・・・・超・・・・マジ怖いんですね?』

上 田 『ふはっ!!・・・・子供か君は?(フッ)』

奈緒子 『・・・・・・お前がじゃ!!』

岡本が死んだ事で急に信憑性を帯びてきた「ぞ〜〜ん」の存在。
深見の邸宅で一泊する事になった上田と奈緒子の会話。
この時、上田はまともに歩く事すら出来ないほどビビッていた。

『暴れん坊将軍始まってんじゃん!!』

深見の家で、横になって事件について考えていた奈緒子が
急に起き上がって発した言葉。時代劇以外に興味は無いのか?

『逃げる小早川、追う奈緒子』

いよいよ小早川が正体を現してカーチェイスが始まるが
こんなシーンでも小早川のヅラが取れそうになるたびに
コミカルなSEが入るのが、いかにも『TRICK』らしい。

『そうか!!しまった解決するんじゃなかった!!』

スポンサーの小早川が逮捕された事で1000万円が
フイになった事にようやく気づいた奈緒子の絶叫。

このシリーズの奈緒子の金に対する執着は凄まじい物があるが
黒門島で財宝を手に入れ損ねた事が影響しているのだろうか?

『お前・・・なんか金田一少年みたいやな。』

深見の仕掛けた巧妙なトリックを鮮やかに解説してみせる
奈緒子を見て、矢部が思わず口走った言葉。

奈緒子の『1000万円の名に賭けて!!』なんて発言があったり
池内万作さんが登場していたり、妙にシリアスな展開だったり
このエピソードがやたらに金田一少年っぽいのは確か。

『あなたは優秀なサイトレイラーでしたよ。』

深見が奈緒子にかけた最後の言葉。

「犯行の中に深見の意識の痕跡を見つけて深見を追い詰めた。」
と言う意味だと深見が解説しており、なかなかしゃれたセリフ。

このエピソードは前2話と比べて、非常にカッチリとした作りで
推理サスペンスものとして「TRICK2」の中では出色の出来。
今回は深見役の佐野史郎さんの存在感によるところが大きい。

『待ってたんだよ深見は・・・ずーっと、YOUが追いつくのをな。』

警察に連行される深見の姿を見送る奈緒子と上田。

「最初から、深見に踊らされていたのではないか?」と
問いかける奈緒子に対して上田が答えたセリフがこれ。

上田にしてはカッコ良過ぎるとファンの間では意外に不評。

奈緒子 『・・・・・・・・・・・・・ぞ〜〜〜〜〜ん。』

上 田 『・・・・・・・・・違う。ぞ〜〜〜〜〜〜〜ん・・・だ。』

どうでも良い事にこだわる上田が、奈緒子より高いトーンで応酬。
この最後のやり取りで「金田一」から「TRICK」になったと評判。

episode1 episode2 episode3 episode4 episode5(前編)(後編

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