2001年1月〜  仲間由紀恵さんについて。

ついに21世紀になりましたが皆さんはいかがお過ごしでしょうか?
さて、ボクの近況ですが2000年末から『仲間由紀恵ブーム』です(笑)
きっかけは『リング0〜バースデイ』のビデオを見たからなんですが
ネットで検索してみると、それまでの仕事も見てはいるんですよね。

世間的には2000年のお正月映画『リング0〜バースデイ』の主役で
すでに有名芸能人の仲間入りをしていたんでしょうが、正直言って
これまで『顔立ちは綺麗だけど地味な子』という程度の認識でした。

ボクが仲間さんに興味を持ったのは、2000年7月7日から放映された
ANB系深夜ドラマ『トリック』を見てからでした。ですが、このドラマは
『ケイゾク』『池袋ウエストゲートパーク』の堤幸彦監督の作品で
仲間さん演ずる山田奈緒子の特異なキャラも面白かったんですが
むしろ映像や演出の面白さと、相手役の阿部寛さんの怪演の方が
放映時は強く印象に残りました。主題歌『月光』も良かったですね。

そんなわけで、そのまま特に何をする訳でもなく、ドラマ放送から
半年が過ぎた今になって突然のマイブームなわけですが(笑)
きっかけは、オフィシャルHPのプロフィールを見た事でした。
仲間由紀恵さんの経歴は実に起伏に富んでいて、この状態から
よくぞ、ここまで這い上がって来たものだと感心させられました。

調べてみたら、結構ゲームやアニメ系の仕事も数多くこなしていて
面白いのでボクの解説つきでちょっと紹介してみたいと思います。

1979〜1994年

1979年10月30日沖縄県浦添市に住むマグロ漁船船員・仲間恵さん
家で5人姉弟(長女、長男、次男、三男、本人)の末っ子として生まれた
仲間由紀恵さんは、幼稚園に通う頃から琉球舞踊を習い始めますが
基本的には1日中、外で遊んでいるような元気な子だったそうです。

内間幼稚園では、竹馬コンクールで金賞を受賞(笑)【てーげー日記
内間小学校に通う頃から舞踊と平行してピアノ、珠算を習い始めます。
ピアノ教室は事情があって3ヶ月ほどしか通っていないそうですが
珠算は初段の腕前だとか。それ以外にスイミングスクールなどにも
通っていたそうで、基本的に習い事の好きな子供だったようです。

1991年には家から5分ほどの距離にあったという神森中学に進学。
神森中学校では吹奏楽部に所属し、トロンボーンやチューバを担当。
地元では当時から目立った存在だったという彼女は、中学1年の頃に
たまたまテレビで工藤静香さんが唄っているのを見て一念発起し
地元の芸能スクール沖縄タレントアカデミーに通い始めます。

この『沖縄タレントアカデミー』『安室奈美恵』さんなどを輩出した
『沖縄アクターズスクール』と勘違いしている人たちがいるようですが
『沖縄タレントアカデミー』と『沖縄アクターズスクール』は無関係で
在籍当時の同期には島紘子亜波根綾乃という人がいたそうです。

仲間さんは、この『沖縄タレントアカデミー』に所属していた当時
同アカデミーが制作する、地元『琉球放送ラジオ』のラジオ番組
男の子は聞いちゃ駄目!という番組に出演していたそうです。

この番組は、女子中・高生のパーソナリティー3人がリスナーの
女の子の「性の悩み」に答えるというあざとい内容だったそうですが
1990年5月の放送開始から長寿番組として続いているそうです。

その他、地元企業・オキコ株式会社のブランド『オキコパン』の製品
『クォリティーブレッド』のテレビCMなどにも出演していたようですが
そんな彼女のささやかな芸能活動も、中学3年生(14歳)の時に
後に所属する事になる「アンティノスレコード」によって制作された
沖縄地区限定のエリアコードドラマ『青い夏』のオーディションで
グランプリを受賞した事で状況が一変します。

この作品のプロデューサーからプロダクション尾木を紹介された彼女は
95年1月に上京し、『私立日出女子学園高等学校』へ進学を決めた後
中学卒業を待って、4月から東京で本格的な芸能活動を開始します。

1995年

仲間さんの上京後の所属事務所は『株式会社プロダクション尾木』
勘違いしている人も多いようですが吉本興業ではありません(笑)

主な所属タレントに布施明、日野美加、三浦理恵子、城之内早苗を抱え
かつて所属していたタレントにはあの工藤静香さんの名前もあります。
現在は華原朋美さんも所属しており小室哲哉さんとの因縁を感じます。

沖縄から上京した彼女はTVドラマ「日本一短い母への手紙2」
プレイステーションのCMに起用され、10/18には小室哲哉さん司会の
音楽番組「TK MUSIC CLUMP」に出演し、後の番組の課題曲であり
彼女のデビュー曲になる「MOONLIHGTE to DAYBREAK」を熱唱。
同じ時期に『週刊プレイボーイ』で初のグラビア仕事もしています。

実は、この頃『東京パフォーマンスドール』に所属していたそうで
1995年8月7日〜13日に天王洲アートスフィアで行なわれたライブ
「SPEED PER HOUR 270Km」で第6期研修生として初舞台を踏み
後に『第二期東京パフォーマンスドール』の正式メンバーに選出され
1996年3月30、31日には、お披露目ライブが行なわれたそうですが
その後、このグループはCDをリリースする事なく解散しているうえ
彼女の公式プロフィールからも、その辺の経歴は抹消されています。

上京1年目の仲間由紀恵さんの実績は、プレイステーションのCMの
起用(シリーズ作4本)とドラマ『日本一短い母への手紙2』の出演と
音楽番組『TK MUSIC CLUMP』への出演くらいのものですが
かなり厳選された一流の仕事内容でスタッフの努力がうかがえます。

1996年

96年は女優業とアイドル歌手のかけもちで精力的に活動してます。
この年から、いよいよ本格的に歌手としての活動を始めるんですが
かなり戦略的な展開をしてるワリに成果は今ひとつだったようです。

まず、1月には『世にも奇妙な物語’96冬の特別編』に出演。
『追っかけ』(主演 保坂尚輝 演出 本広克行)というエピソードに
保坂さんの追っかけの女子高生役で出演しました。

この「世にも奇妙な物語’96」はテレビ放映時に見ましたが
この時の仲間さんの事は、ほとんど記憶に残っていません。
そう言われてみれば、最後まで保坂さんを追かけ回していた
セーラー服の綺麗な子がいたような気はしますがその程度でした。

しかし「POPEYE」「HOT DOG PRESS」といった情報誌の
新年号では「96’注目の美少女」として紹介されています。

4月には、SCEの雑誌広告「行け!SCE三姉妹」というシリーズ企画に
次女チエ役で登場しますが、あまりにもイロモノ的な企画内容が
所属事務所の方針に合わなかったのか、わずか1度で降板します。

続いて、6月21日には小室ファミリーの2軍監督(笑)久保こーじの
作曲・プロデュースで、アイドル歌手としてプレイステーション専用
音楽ソフト「EllePhotoStation」で『MOONLIGHITtoDAYBREAK』
リリースして話題を呼び、センセーショナルなデビューを飾ります。
同24日には同名のシングルCDをアンティノスレコードからリリース。

このプレステ初の音楽ソフト(EPS)が発売された時のボクの感想は
「こんなショボイ新人ばっかり集めて当たるわけないよ。」でした(笑)
案の定、話題性はあったもののセールスは奮わなかったようで
一部のアイドルマニア以外は誰も買わなかったようです(´τ`)σ

8月には、ともさかりえの主演映画『友子の場合』に主人公の親友の
嶋田咲子役でスクリーンデビューしますが、地味なキャラクターなうえ
メガネをかけていたので顔が隠れてしまい目立たない役柄でした。
封切り当時にビデオを見ましたが彼女は全く印象に残っていません。

この年のCM出演は大地康雄と共演した『大鵬薬品チオビタドリンク』
大地さんと親子という設定で、そこそこの注目を集めたようです。

NHK−BS2の「アイドルオンステージ」にレギュラー出演する傍らで
12月にはPS専用、恋愛SLG『トゥルーラブストーリー(アスキー)』
オープニングテーマ曲とCMタレントを務め、小室哲哉プロデュース
によるPS初?のマルチメディアソフトとして鳴り物入りで発売された
『gaball screen』にも『SHUBI-DUBA,DUBI-DUBA』という曲で
知念理奈らと共に小室ファミリーの一員(笑)として参加しています。

最初から小室哲哉さんでなく、久保こーじが作曲、編曲を手掛けて
いるあたりからも2軍メンバーであったことは明らかなんですが(笑)
結局、どちらかというと、力を入れていたと思われる『Gaball』は
『マルチメディアソフトは売れない』の法則に従って大コケし(´τ`)σ

『トゥルーラブ』の方が、ファミ通のヒゲのイチオシだった事もあって
スマッシュヒットとなったため、ゲーマーの間では仲間由紀恵といえば
『トゥルーラブストーリーの主題歌を歌ってたB級アイドル』という人が
圧倒的多数を占めるという皮肉な結果になったようです(´τ`)σ

この時ボクは『トゥルーラブ』は絵が嫌いだったので買う気が起きず
『Gaball Screen』の方はどう考えても面白そうだと思えなかったので
仲間由紀恵なんてB級アイドルの事は知る由もありませんでした。

12月に『トゥルーラブストーリー』のテーマ曲『恋のように僕たちは』が
2ndシングルとしてリリースされますが、ジャケットの片面にデカデカと
ゲームキャラが描かれていて仲間さんCDのと言うよりゲームのCD。
その後、このゲームのサントラアルバムにも曲が収録されます。

さらに、この年の年末にはSMEのHPで「仲間由紀恵通信」という
不定期の企画で、インターネットライブなどを行って好評を博し
翌97年5月にはSMEの『BIGTOP』に公式HPが開設されます。

1997年

4月からはアイドル歌手、女優の活動に加えてナゼか声優業に進出。
TX系深夜アニメ『HAUNTEDじゃんくしょん』で声優として主役の一人
朝比奈睦月役を演じながら、テーマソングの『心に私がふたりいる』
だけでなく、エンディングテーマ『トレモロ』までも歌っています。

この当時は確か『椎名へきる』が大ブレークしていて声優アイドルが
注目され始めた時期でもあり、当然、事務所的には上手くいったら
『声優アイドル』としての活動を睨んだ戦略的展開だったのでしょうが
今となっては、この時に下手に売れなくて良かったですネ(´τ`)σ

ボクもこのアニメを偶然2〜3度見た事がありますが、テンポの悪い
アニメギャグ満載のノリについていけなかった記憶があります。
当然、声優や主題歌には全く興味も持たず忘却の彼方へ(´τ`)σ

こちらによると『これからチャレンジしたいお仕事は?』という質問に
『1度やったことがあるんですけど、声優さんのお仕事』と答えています。

このインタビューは1996年6月のモノで、調べてみると声優初仕事は
1996年3月18・19日にCX系深夜枠で2夜連続放送された人形劇
『日立爆裂アワー・冒険@アナログ島』のビットという役だった模様。

6月には翌年1月公開予定の映画『ラブ&ポップ』の準備が始まり
8月4日〜10月1日に撮影が行われ、翌年の公開を待つ事に。

7月には1st写真集「Pastel」を発売しグラビアアイドル界にも進出。
この後、水着姿で雑誌のグラビアを飾る機会が増えたようです。

この当時は公式HPのインタビューでも『仲間由紀恵といえば?』という
質問に対して『仲間由紀恵は雑誌です。』とご本人が答えているように
ドラマや音楽より雑誌のグラビアのイメージの方が強かったようです。

この年の8月にリリースした4thシングル『負けない愛がきっとある』と
「ONE MORE CHANCE」はPS用ゲーム『ロックマンX4』のOP、ED曲で
採用され、同ゲームのCMにも出演。『ONE MORE CHANCE』は
アニメ『みすてないでデイジー』のEDテーマとしても採用されます。

引き続き11月にリリースされた5thシングル『遠い日のメロディー』
TBS系深夜バラエティー『アイドル王』のエンディングテーマ曲となり
ゲーム、アニメ、バラエティのタイアップ攻撃をみだれ撃ち(´τ`)σ

10月8日からは『井出功二のゲルゲットショッキングセンター』という
ラジオ番組(ニッポン放送)の水曜アシスタントとしてレギュラー出演。
テレビ・ラジオ・インターネットとあらゆるメディアで活動を行います。

が、これほどの努力にもかかわらず曲はサッパリ売れなかったようで
活発に活動しているワリに停滞ムードが漂っています。が、それでも
テレビドラマのゲスト出演や『THE夜もヒッパレ』の準レギュラーとして
地道な活動を続け、暮れには、4夜連続ドラマ−NHKドラマ新銀河の
『しあわせ色写真館』に初めて主役級の役で出演します。が(´τ`)σ

同じ時期に放映され『踊る大捜査線−歳末特別警戒SP』では
強盗にあって失語症になった中学生というチョイ役で出演しています。
『綺麗な子だなぁ。』とは思いましたが、ほとんどセリフもなかったため
むしろ小学校の先生を演じた原沙知絵さんの方が印象に残りました。

しかし、当時高校3年生だった仲間さんを中学生役で起用するなど
考えてみると、このキャスティングには不自然な点がいくつかあるので
もしかしたら『エヴァ』好きの本広監督あたりが、当時提唱していた
『ハイパーリンク』構想のもとに、翌年1月に公開が予定されていた
『ラブ&ポップ』の出演者の中から仲間さんを選んだのかもしれません。

ちなみに、この『踊る大捜査線・歳末特別警戒スペシャル』に
チョイ役で出演していた原沙知絵さん、伊藤英明さんとは
後に、映画『LOVE SONG』で一緒に主役を務めることになります。

1998年

オーディションを勝ち抜いて主役の1人、高森千恵子役に抜擢された
庵野秀明監督の話題作『ラブ&ポップ』が1月9日から公開されます。

が、ボクとしては当時この映画は『エヴァの庵野監督の初の実写作品』
でしかなく、主演の女の子4人の名前には全く関心ありませんでした。

この年の始めは、まだTX系の声優アイドル番組『渋谷でチュッ!』
現役女子高生アイドル声優』という肩書きでゲスト出演していますが
これは、放送直後にリリースした1stアルバム『遠い日のメロディー』と
映画『ラブ&ポップ』の宣伝という意味合いが濃い内容だったようです。

ボクも『渋谷でチュッ!』は見ていましたがジャリズムのトークの方に
興味が集中していたため、仲間さんの事は全く記憶にありません。

3月に私立日出女子学園高等学校を卒業すると以降は仕事に専念。
卒業後間もなく、初のビデオクリップ集『Affairs of Melody』を発売。
これまで仲間さんがリリースしたシングルCDのビデオクリップ集で
デビュー曲から『遠い日のメロディー』までのPVが収録されています。

また、この年の3月3日に放送されたANB系深夜番組『ナイナイナ』
『東京思い出バスツアー』という放送にはバスガイド役で出演。
岡村さんとジュリアナ東京跡地で踊ったり、どつかれたりしたそうです。

『ラブ&ポップ』が転機となったか、この年から仕事の質が向上し始め
「数研出版チャート式」「常盤薬品ラピススーパーダイエット」などの
CM出演を果たし、5月にはNHKの朝の連続ドラマ小説『天うらら』に
浅井由香役で約半年に渡って出演を果たし徐々に注目を集めます。

7月になると、深田恭子と金城武の共演で話題となったCX系ドラマ
『神様もう少しだけ』に実力派シンガー、瀧村カヲル役で出演しますが
歌声を工藤静香の声に吹替えられるという仕打ちを受けます。

『てーげ−日記』によると彼女も、この役自体には良い思い出が
ないようですが、話題のドラマだったこともあり女優・仲間由紀恵の
名前を、最初に広く一般に認知させたのはこの作品だったようです。

さらに、この作品が香港・台湾でも放送された事から、彼女のシングル
『遠い日のメロディー』が香港のラジオチャートで一位を獲得したり
台湾の音楽祭やチャリティーイベントに歌手として招待されるなど
日本より先にアジア各国で仲間由紀恵人気に火がついたそうです。

ボクはこのドラマを見ていないので知る由もありませんでしたが。

同年8月には『ラブ&ポップ』と同じく大月俊倫氏が製作指揮を務めた
アニメ『機動戦艦ナデシコ劇場版』にラピス・ラズリ役でゲスト出演。
この映画に関してはキングレコードと徳間文庫の製作だったためか
テーマ曲のタイアップはなく、単に声優としての起用だったようです。
事実上、この『機動戦艦ナデシコ』を最後に声優業を廃業(´τ`)σ

11月になると、1年ぶりに6thシングル『青い鳥』をリリースしますが
これまでのシングルに必ず付いていたタイアップが、この曲にはなく
さすがに、アイドル歌手としてはやや行き詰まりを感じさせます。

結局、女優としての仕事が充実して来たせいか、この年を最後に
今まで積極的に取り組んできたゲーム、アニメ系の活動から完全撤退。
この年以降は、女優、CM、グラビアなどの仕事が中心になります。

1999年

1月3日のTBS系『噂のCMガール』でも取り上げられ順調なスタート。
同1月から堂本剛主演のNTV系ドラマの『君といた未来のために』
室井蒔という準主役を演じ、6月には堂本光一主演のTBS系ドラマ
『P・S元気です俊平』では、主人公の初恋の人、桜小夜子役を演じ
『少し陰のある美少女役』で助演女優としての地位を固めていきます。

ボクは『君といた未来のために』を欠かさず見ていたにもかかわらず
彼女の役をナゼか共演の小峰麗奈さんの役とゴッチャに記憶しており
仲間由紀恵さんの印象はほとんどまともに残っておらず(´τ`)σ
まだ『この子、仲根だっけ?仲間だっけ?』という程度の認識でした。

CMも順調で『資生堂AQUAIRシャンプー』『JCB1999キャンペーン』
『東芝 Allegretteto』とワンランク上の企業CMに出演しています。
ドラマ、CM、歌番組以外では、今や若手女優の登竜門(笑)となった
TBS系『世界ウルルン滞在記』にもこの年の5月に出演していますが
どうやらレポーターとしてではなく回答者としての出演だった模様。

この年は『THE夜もヒッパレ』には相変わらず出演しているものの
これまで毎年1枚はリリースしていたCDの発売が全くなくなっており
3月に『ガメラ3』に一瞬出演しただけで、映画と音楽の方の活動は
やや控えめだったようです。『ガメラ3』は映画館に観に行きましたが
彼女が出演していた事など後日、人づてに聞いて初めて知りました。

この『ガメラ3−邪神(イリス)覚醒』の悲惨なチョイ役での出演には
『アノ仲間由紀恵がなぜあんな役で?』という声が多かったそうです。
ボクの視線は山咲千里さんとガメラに釘付けだったのですが(´τ`)σ

しかし『仲間由紀恵のてーげ−日記』を見ると、この年の8月頃には
『リング0〜バースデイ』の貞子役がすでに決定していたようなので
この年は、来年の飛躍のための準備期間だったのかもしれません。

そして9月から撮影の準備に入った初主演作『リング0〜バースデイ』が
10月3日からついにクランク・インし、11月初旬にはクランク・アップ。

翌年1月の劇場公開に向けてPRなどの準備に入る事になりますが
11月には初の舞台ゼルカ−ヴァ−zelkova−に出演しています。
『リーディングドラマ』という形式で、演技は朗読が中心だったらしく
アイドルから演技派女優へ転身を図ろうとしている様子が伺えます。

2000年

20世紀最後のこの年は、仲間さんにとって飛躍の年となりました。
お正月映画『リング0〜バースデイ』のオーディションを勝ち抜いて
山村貞子役に主演女優として抜擢され、一躍メジャータレントに。

これでもかというほど苛め抜かれる山村貞子をけなげに演じ切り
同時期に金城武と中山美穂が共演したCX系ドラマ『二千年の恋』
『真代まりあ』という中山美穂の妹役でシリーズを通して出演します。

『リング0』は宣伝過多と『リング2』のトホホぶりから見る気がせず
『二千年の恋』の方は出来の良い姉、中山美穂を妬んでイイ年をして
グレているアホな妹という役で、まったく良い印象がありませんでした。
しかし『仲間由紀恵』という名前をまともに覚えたのはこの頃でした。

2月には1年ぶりにシングルCD『Birthday』をリリースしています。
『リング0−バースデイ』の公開直後に『Birthday』ってタイトルは
どーかと思いますが、一応CD―EXTRA仕様のオマケつき(´τ`)σ

前年12月の映画の関連写真集『SADA−KO in リング0』に引き続き
5月には個人として2冊目の写真集『20th』を20歳の記念として出版。

出版当時の記者会見では本人が『私の成長ぶりを見て欲しい。』
意気込みを語っていたそうで、確かに大人っぽい表情が目立ちます。
しかし、写真の大部分をスペイン南部で撮影したという話の写真集に
『なんでこんなに水着写真が多いの?』という疑問がなきにしもあらず。

きわどいカットの水着も含めて、約半分が水着写真という構成で
20歳の仲間さんがスリムビューティなのはイヤってほど判りますが
『水着=セクシー=大人って短絡的なんじゃなーい?』という感じ。

水着姿を見ると1st写真集の頃と較べて全身のムダ肉が落ちており
大人っぽくなったのは、痩せて顔付きがシャープになったからだと
気づきますが、寒そうな背景の映像も手伝って、ちょっと痩せ過ぎた
感のある水着姿が痛々しくさえ映ります。綺麗ですけどネ(´τ`)σ

4月25日〜5月16日の4週に渡って放送された深夜番組「恋愛旅行社」
(TBS系)ではお馴染みの香港に出かけて現地の恋愛事情をレポート。
5月7日には「プレイヤーズ・おいしい新茶を味わおう」(NTV系)という
深夜番組に出演し、お茶を飲んだり女将に怒られたりしたそうです(笑)

7月には冒頭にも紹介したANB系深夜ドラマ『トリック』で、これまで
助演止まりだった連続テレビドラマの初主演を務め好評を博します。
このドラマが堤監督との初仕事となり、大いに気に入られた模様。

この作品までの仲間さんのイメージは『大人っぽい』『物静か』『暗い』
『不幸満載』という感じだったのですが、この作品の山田奈緒子役は
これまでの作品のイメージと真逆のキャラで度肝を抜かれました。

最初にこのドラマを見た時には『これホントに仲間由紀恵かぁ?』と
新聞で出演者を確認したくらい、それまでの仲間さんのイメージからは
想像もつかない異色のキャラでした。しかし、山田奈緒子を演じた事で
芝居の幅が広がった事は彼女にとって大きな収穫だったと思います。

8月12日には「TRICK」の番宣も兼ねてテレビ朝日で放送された
「ドカンと豪華生放送!東京湾花火大会」というバラエティ番組に
阿部さんと共に出演し、水色の浴衣姿をご披露されたそうです。

10月からは『TRICK』の撮影終了後まもなく翌年4月公開予定の
映画『LOVE SONG』の撮影が始まり、多感な16歳・彰子役に挑戦。
彼女自身が『おそらく最後』という学生服姿で撮影に臨みます。

この年の10/22に放送されたウチくる!?は、地元沖縄での撮影で
得意の琉球舞踊やドライブシーン、『TRICK』仕込みのマジックに加え
中学校の音楽会のステージで、すでにデビューが決まっていた彼女が
歌(広瀬香美らしい)を披露するという、超お宝映像が公開されました。

CMは『JA共済』『ジョージア』などの話題の作品に出演し依然好調
サラリーマン向けの雑誌の表紙や『anan』などの女性向け雑誌にも
頻繁に登場するようになり完全にアイドルから脱却した感があります。

2000年の締めくくりにNHK大河ドラマ「葵 徳川三代」にも出演。
初の時代劇で、四代将軍・徳川家綱の生母・お蘭役に抜擢されます。
12月10日放送の最終話、クライマックスで登場する重要な役だった
そうですが、痛恨の見損ね。総集編に期待して見たものの登場せず。
まぁ、本放送でも僅か3シーンのみの登場だったそうなので当然か。

2001年

1月からNTV系ドラマ『FACE〜見知らぬ恋人』で高橋克典の恋人の
相沢早紀役で、前作『トリック』に引き続き連続ドラマの主演を果たし
2月公開の映画『溺れる魚』にも主役の一人、相川真紀役で出演。

1月27日に映画の宣伝がらみで出演したTBS系『いい朝8時』での
『今好きな人がいます。』という衝撃的な爆弾発言などを挟んで
4月に公開された、映画『LOVE SONG』の主演にも抜擢され
仲間由紀恵の21世紀はまさに順風満帆の滑り出しとなりました。

しかし『FACE〜見知らぬ恋人』はドラマの内容のあまりの酷さに
視聴率が伸び悩み、挙句の果ては視聴率不振を理由に放送短縮

『LOVE SONG』は映画の公開直前に主演俳優の伊藤英明が
マジックマッシュルームを所持していた疑いでタイーホ(笑)と
不運が続きはしたものの、『FACE〜見知らぬ恋人』の挿入歌
『愛してる』のCDを『高橋克典with仲間由紀恵』としてリリース。

ドラマ自体は不振だったものの、このCDは47920枚を売り上げ
オリコンのランキングでも、歌手・仲間由紀恵の新記録を達成。
歌手・仲間由紀恵として、ほぼ1年ぶりの歌手活動を行ない
各局の音楽番組に久しぶりに歌手として出演する事になりました。

その後も順調に仕事に恵まれ、次々と雑誌の表紙に起用されながら
4月からは『ジョージア』のCMから生まれたNTV系の話題のドラマ
『明日があるさ』に吉本オールスターズに囲まれて一応出演(笑)
ドラマ自体は高視聴率を獲得しましたが、お義理で出演した感じ。

7月にはCX系のドラマ『ウソコイ』に主人公・鈴懸彰(中井貴一)の
フィアンセで資産家のお嬢様・杉野恵美役で主役の1人として出演。

正直、テレビドラマではイマイチ作品に恵まれていない感のある
仲間さんですが、この作品もあまり視聴率が良くなかったうえに
最終回の放送が、ちょうどアメリカの同時多発テロと重なったため
放送を中断してニュース特番と差し替えられる。という悲劇もあって
最終回の視聴率は1ケタ台に止まるという悲惨さでした。

『TRICK』後に出演したテレビドラマの度重なる不振ぶりに
仲間ヲタの間では『TRICK2』待望論がますます高くなります。

が、ドラマの不振に反してCMタレントとしてのキャリアは順調で
『ジョージア』効果によるものか『平成12年度CM好感度白書』では
藤原紀香、田中麗奈、山田花子、樹木希林、に次いで5位に躍進。

これを受けてか01年は『ローソン(接客編)資生堂プラウディア
e-noodle』『チキンラーメンどんぶり』などの大手企業のCMに
イメージキャラクターとして次々と起用されブラウン管を賑わします。

ドラマ以外にも7月には『さんまのまんま(関西TV)』のゲスト出演や
『仲間由紀恵の感動!大好きブルガリア〜ヨーグルトの故郷をたずねて
(テレビ九州制作)という『ウルルン』の焼き直しのような企画ながら
仲間さんを看板にした単独の1時間30分の特番が放送されるという
ほんの二年ほど前からは考えられない扱いの変わりようを見せます。

年末には、ふたたび『ローソン』のCMのイメージキャラクターとして
起用され『クリスマスケーキ』『おでん』などのCMでコミカルに好演。
『TRICK』の山田奈緒子役がパブリックイメージとして定着しつつ
あるのか、2001年になってから『e-noodle』『チキンラーメン』CMや
このローソンCMのような、コミカルなCMの比率が高まっています。

さらに、以前からウワサされていた念願の『TRICK2』の放送が
公式にアナウンスされ同時に『TRICK』の再放送も開始されます。

去年あたりを境にグッと雰囲気が大人っぽくなって、業界内の評判も
上昇しているようで、グラビアを撮影した篠山紀信さんにも『表現力』を
絶賛されており、堤幸彦監督などは『今いちばん撮りたい女優は?』と
聞かれると、迷わず『仲間!』と3回答えるほどのご執心ぶりだとか。

2002年

この年、最初のテレビ出演は1月11日放送の『徹子の部屋』。
話の内容は、彼女のふるさと沖縄の話や『TRICK2』の裏話などで
当日から放送が開始された『TRICK2』の番宣だったようですが
ついに『徹子の部屋』のゲストに呼ばれるまでになったか。と思うと
ここ2〜3年の仲間由紀恵の躍進ぶりは、感慨深いモノがあります。

4月17日からはNTV系、水曜10時の連続ドラマ『ごくせん』で
(原作:森本梢子)主役の山口久美子役を務める事となり
プライムタイムの連続ドラマでは、初の単独主演に抜擢されます。

山口久美子は極道一家の姐さんで、ジャージがトレードマークの
新任女性教師というコミカルな役柄で、堤監督の作品以外では
初めてコメディエンヌとしての才能が求められる作品となっており
『TRICK』以降、業界内での評価が変わっている事を感じさせます。

さらに、彼女がこれまで出演した連続ドラマ『明日があるさ』
『TRICK』も相次いで映画化が公式にアナウンスされました。

【まとめ】

こうして、これまでの経歴を振り返ってみると、仲間由紀恵さんにとって
『ラブ&ポップ』『リング0−バースデイ』『トリック』という一連の作品に
出演した事が、いかに大きい転機であったかがよく判ります。

「もし、『貞子』を演じていなかったら今の仲間由紀恵はあったのか?」
というのは愚問でしょうが、小室ファミリー2軍のB級アイドル時代から
声優アイドルもどきを経てグラビアアイドルに片足を突っ込んでいても

結局、様々な巡り合わせが手伝って映画の主演女優の座を掴んだ
仲間由紀恵さんの経歴を見ると、スターになるべく生まれた人が持つ
持って生まれた『星』のようなものを感じずにはいられません。

ボクはプレアイドルを発掘するような気力もセンスもありませんが
すでに売れている人の経歴を振り返ってみるのも面白い物ですネ。

 

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モドル

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