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2002/5/29 「ごくせん」第7話の感想など
ハイ、というワケで「ごくせん」第7話の放送が終了しました。
今日の「ごくせん」は沢田(松本)メインのエピソードでしたね。
またもや漫画とは全然違う話だったみたいですけど(笑)

「ごくせん」第7話 「自分の子を信じろ!!」

脚本:横田理恵(3話、5話)

演出:佐藤東弥(1話、3話、5話)

今週は前半の3者面談のくだりが、ほとんどコントだったり
ここのところクールなキャラが定着してきた感のある沢田が
1話以来ひさびさに『アツイ叫び』を披露したりしてましたが
これまでで最もオーソドックスな学園ドラマだった気がします。

連行される沢田をヤンクミ達が見送る雨のシーンなんかは
なんとなく『踊る大捜査線』っぽい気もしましたけど。

今週の脚本・演出は3話、5話と同じコンビだったワケですが
正直、今日の7話は3話、5話ほど面白くありませんでした。

「ネタ」と「ストーリー」が上手く繋がってた3話、5話と比べて
今回の7話はコント部分とストーリー部分が分離してたような
印象を受けてしまったのが原因かもしれません。

ネタ部分については『ゴールデンボウル』あり『ゴジラ』あり
『チキンラーメン』ありといった塩梅で今回もネタてんこ盛りの
まさにやりたい放題といった感じになってきましたが
松本君はメインのエピソードという事でいい表情してました。

「ごくせん」開始当初の読売新聞の朝刊付録「ZipZap」に

松本潤はミック・ジャガーのような色気がある。

という松本潤評がありましたが、今日の放送を見て

ミック・ジャガーっていうのは言い得て妙だなぁ。

という感じがしました。

松本君って、目と輪郭は少女漫画みたいに綺麗なんですが
眉毛が妙に太くて男っぽいので非常にアンバランスですし
正直、口許がちょっとブサイクなんですよね(笑)

そこら辺の絶妙なバランス感を、誰かに譬えるとすると
たしかにミック・ジャガーが妥当かな?という気がしました。

『ぼくらの勇気〜未満都市』にモリ役で出演してた頃は
まだ、まるっきり子供という感じだったんですけど
いつの間にかすっかり大人になってしまいましたねぇ。

他には、生瀬さんの前半の仲間さんとの掛け合いと
後半のシリアスな演技の演じ分けも印象に残りました。
雰囲気が全然違ってて、さすがという感じでしたね。

それと、慎の家に乗り込む時のヤンクミが髪を解いて
メガネを外すシーンが今週は3カットに割られてました。

このシーン、5話ではワンカットで撮られていたので
「カット割った方がイイんじゃないか?」と思ってたんですが
BGMが前のシーンから続いた寂しい曲だった事もあって
今回はあまり効果的な演出にはならなかったようですね。

でも、BGMを無視して映像だけ見ると
やっぱり割った方がカッコイイ気がします。

ヤンクミが沢田の父(西岡徳馬)と対峙したシーンでは
仲間さんの顔(特に目の下あたり)に疲労の色
アリアリと現れているような気がしたんですがどうでしょう?

全体的に今日のヤンクミは、ちょっと可愛い過ぎる感じで
ヤンクミというよりも、仲間由紀恵さん本人寄りのキャラ
だったような感じがしないでもありませんでした。

それと、今週は篠原(沢村)が刑事であるという設定が
初めて真っ当に活かされたエピソードでしたね(笑)

慎が連行されるシーンで篠原の顔が画面に映った時に
『あぁそういえば刑事だったっけ』なんて思い出しました(笑)

あと、ヤンクミと3Dの生徒が沢田を探しに行った時の
ロケ地ってほとんど『池袋』だったんじゃないでしょうかね?

【更新情報】

「ごくせん」DVD発売決定記念といたしまして
さるお方(笑)から頂いた画像を基に
「ごくせん」の新しい壁紙を作りました。

「ごくせん」パクリ壁紙第2弾(1024×768 for Windows)

適当に作ったものなので画質やデザインに関する
苦情や要求は一切受け付けません(笑)


2002/5/31 大河ドラマ「武蔵 MUSASHI」出演ケテーイ。
【2003年の大河ドラマ出演決定】

ハイ!というワケで来年の大河ドラマ『武蔵 MUSASHI』に
仲間由紀恵さんが出演される事が決定したそうです。

ヒロイン・お通役は米倉涼子さん(26)が射止めたそうで
武蔵役が市川新之助さん(24)又八役に堤真一さん(37)
又八の妻、朱美役に内山理名さん(20)という配役です。

仲間由紀恵さん(22)の役どころは、武蔵のライバル
佐々木小次郎の恋人・八重という役だそうですが

肝心の小次郎役が誰なのかわかりません。

一説によると佐々木小次郎は武蔵と巌流島で戦った時
結構な高齢だったという話も漏れ伝わっておりますが
事実だとしてもそこら辺は無視して頂きたいものです。

佐々木小次郎=辰巳琢郎
なんて事になりませんように(笑)

2chでは小次郎=藤木直人さん説が有力なようですが

それじゃ『P.S.元気です俊平』の
嫌われ者コンビじゃん!(不吉)

正直、仲間さんにお通役を射止めて頂きたかった気持ちも
ないではありませんが、NHKの大河ドラマというのは
たしかに高視聴率全国放送というメリットがあるものの

拘束1年、ギャラ安い、しかも時代劇なら『TRICK』なみの
地方ロケ、さらに撮影に入るまで台本の読み合わせとか
立ち稽古とかドライリハーサルとかランスルーとかいった
手順をキッチリ踏むので拘束時間も非常に長いらしく

お通役ともなれば来年1年間は民放の連続ドラマで
主役を演じる事なんかたぶんムリになってしまうので

「TRICK3」も「ごくせん2」も
2004年までおあずけヨ♪

なんて事になってしまう可能性も高いと思うのです。

と、なると八重は登場する事もさほどなさそうなので
民放の連続ドラマの出演にも影響は少なそうですし
死ぬ事が分かっている小次郎の恋人役となれば
悲劇のヒロインとして見せ場があるのは確実なので
八重役ってのは案外オイシイのかな?と思っています。

もっとも「TRICK」や「ごくせん」の
続編の予定がない。という可能性も
ゼロではないんですけどね(笑)

【「ごくせん」第7話の視聴率は18パーセント】

これまで偶数話で下がり、奇数話で上がるという
謎の動きを見せている「ごくせん」の視聴率ですが
今回も前回の17,7から0,3ポイント上げてきました。

今回は予告編も面白かったので20パーセント越えを
期待していたんですが、そう簡単ではないようですね。

まぁ、22時台の放送で18パーセントも取ってれば
充分なんじゃないかという気もするんですが
「ごくせん」はファミリー層の支持が高いそうなので

「ゴールデンボウル」と「ごくせん」の
放映時間が逆だったらなぁ。

なんて事をつい考えてしまいますね。

キャスティングや番組のカラーから見ても「ごくせん」の方が
日テレ・土曜9時枠にふさわしい作品ような気もしますし。

まぁ『ゴールデンボウル』は『ゴールデンボウル』で
好きな作品なんですけど放映開始前の評判を考えると

『ゴールデンボウル』と『First Love』の
潰し合いを避けた番組編成になっている
ような気がしない事もないので

今となってみると少しもったいない気がしてしまいます。

まぁ、打ち切りを心配していた事を考えれば
ずいぶん贅沢な話なんですけど(笑)

【「ごくせん」の撮影は超ハードスケジュール?】

7話のヤンクミと3Dの生徒が沢田を探していたシーンは
20日・深夜に目撃された東池袋での撮影だったようですが
白金学院のシーンは毎回・休日の早朝に撮影が行われる
そうなので「ごくせん」は撮影スケジュールの遅れも手伝って
早朝→深夜に及ぶハードな撮影になっているようですね。

仲間さんの顔に疲労の色が見えたのも当然かも。

【突然思い出したこと。確認希望その1】

仲間由紀恵さんが歌手デビュー前に2度出演されている
「TK MUSIC CLAMP」という音楽番組なんですが
この2度目の出演を見ていた事を突然思い出しました。

とは言っても断片的な記憶なんですけど(笑)

確か、ゲストとのトークが終わって小室氏とアシスタント
(たぶん久保こーじ)のエンディングトークだったんですが

小室 「昨年の10月から約半年に渡って行ってきた
     PRODUCT of WEEKなんですが、決まりました。」

こーじ 「決まりましたか!」

小室 「え〜、仲間由紀恵さんに決定しました。」

こーじ 「おぉ〜!!仲間さんですか!?」

小室 「・・・・ちゃんと覚えてます?(笑)」

こーじ 「覚えてますよぉ!最初に歌った人でしょ?」

小室 「スゴイ!覚えてますねぇ〜(笑)」

というようなトークがあった事を思い出しました。

その後、アムラー全盛の時代に斉藤由貴みたいな
野暮ったい女の子が出てきて、へったくそな歌
唄ってた事はもう忘れちゃいましたけど(笑)

【突然思い出したこと。確認希望その2】

1998年の8〜9月ごろ、フジテレビの夕方のニュース
「スーパーニュース」の芸能情報コーナーを境鶴丸さんが
担当されていた頃のお話ですが、この芸能コーナーに

『神様もう少しだけ』のカヲルの歌(In the sky)が
工藤静香さんの声に似ている気がするんですが
あの歌は本当にカヲルが歌ってるんですか?

という質問が視聴者から届いた。という事がありました。

当然、この歌は工藤静香さんの曲に仲間さんが口パクで
合わせているだけなので、工藤さんの歌が正解なのですが
「なぜ口パクになったのか?」という事の解答として
『神様もう少しだけ」のプロデューサーが語っていたのが

工藤静香さんの曲をドラマの挿入歌として採用する事は
最初から決定していたのですが、この曲(In the sky)が
あまりにも瀧村カヲルのイメージとピッタリだったので
急遽カヲルの歌として劇中に登場させることにしました。

この事をカヲル役の仲間由紀恵さんに
伝えたところ彼女も快諾してくれました。

てな内容だった事を急に思い出しました。

で、その後、仲間さんへのインタビューになって
撮影の苦労話なんかをご披露された後で

鶴丸 『実は瀧村カヲル役の仲間由紀恵さんは
     ご自身でもCDをリリースされていまして・・・』

仲間 『えぇ、今度、新しいシングルが出ます。』

なんて流れだったような気がするんですが。

ものすごくおぼろげな記憶なので
正しい記憶をお持ちの方の情報求む!!


2002/6/1 『武蔵 MUSASHI』続報。
仲間さんは二役?

仲間さんの「ごくせん」の次の作品は普通のドラマ。
それも「恋愛ドラマ」だろうと予想していましたが
『時代劇』という選択肢があった事は失念してました。

希望としては「ラブコメディー」を期待してたんですけど
まだ10〜12月期の民放連続ドラマがありますので
そっちに最後の期待をかけたいと思っています。

で、昨日は来年の大河ドラマ『武蔵 MUSASHI』に
仲間さんが『佐々木小次郎の元恋人・八重』という
ドラマオリジナルの役で出演される事が決定した。

という情報だけでしたが、今日のスポーツ紙の情報で
仲間さんはどうやらドラマオリジナルの役をもう一役
演じることになるらしい事が分かってきました。

昨日の段階では八重役としか報じられなかったので
出番も少なくて美味しそうな役だと思ったんですが
一人二役となると、ちょっと状況が変わってきますね。

というのも原作に無い役を二役も用意するという事は
これは来年1年、仲間さんを大河で拘束するために
ワザワザ作られた役のような気がしてなりません。

史実を無視して死後も生きてた事にして
出演し続けた北条時輔のごとく(笑)

まぁ、渡部篤郎さんも『北条時宗』に出演しながら
民放のドラマ『恋がしたい×3』に出演してるんで
仲間さんもムリって事はないかもしれませんが
そうなると来年も超過密スケジュールが続く事に
なるので仲間さんがぶっ倒れるかもしれませんし

前回「葵 徳川三代」にゲスト出演された時とは
比べ物にならない大役を貰っているようなので
来年は大河ドラマとかCMとか音楽活動とかに
全力投球される事を期待したいと思います。

が、これで「TRICK3」「ごくせん2」はかなり可能性が
低くなった事になるので、仲間ヲタとしては大河が
よっぽどオイシイ役でないと納得できませんよね?

で、その吉川英治版『武蔵』の原作にないという
仲間さんの役がどんな役になるのか調べたところ
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
【仲間さんの役どころ】(NHK岡山より

八重は越前・北庄、堀井伝右衛門の娘で
小次郎が最初に心を寄せていた女性。

小次郎は八重の父、伝右衛門を斬る事になり
八重は悲しみに心を乱したまま
自害して果てる。

しかし、その後、八重に生き写しの
遊女・琴(こと)が小次郎の前に現れる。

そして、新たな人間模様が運命的に展開していく。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

って、またこんな役かよ!!(笑)

もうすっかり忘れかけていた、仲間さんのハマリ役
薄幸の美少女キャラが大河ドラマで復活するらしく
またしても悲劇にもほどがある役
演じることになりそうな仲間由紀恵さんですが

彼女の役はドラマ・オリジナルの役という事で

脚本の鎌田敏夫さんとしては
主役より自由に動かせるので
ドラマが作りやすいという
側面もあるはずですから

この際、主役を食う活躍を期待したいものです。

まぁ、コミカルな演技が続いた後で原点に帰って
薄幸の美少女役っていう選択も悪くはないですね。


2002/6/3 特に何もありませんが・・
【5月28日産経新聞(旬発力)インタビュー掲載】

仲間さんのオフィシャルHPの掲示板のログを見ていたら
「5月28日の産経新聞にインタビューが掲載されていた。」
という情報があったので、5月28日の産経新聞を求めて

さっそく図書館へ行って来ました。

で、記事を確認してみたら確かに掲載されていたので
インタビュー記事の部分をこっそりコピーして来ました。

で、たぶん、この記事を読んだ人は少ないと思うので

取り込んでアプしちゃいました(笑)

5月28日産経新聞

雑誌は情報が入ってから手に入らなくなるまでに
普通はかなり余裕があるのでまだ良いんですが
新聞なんかの場合は掲載日に情報が入っても
もう手遅れ」ってケースが多いですからね。

というワケで

またもやゲリラ活動ですが見逃してください(笑)

【大河ドラマ『武蔵』の小次郎役予想が過熱】

オフィシャルHPでも2chあたりでも秘密になっている
佐々木小次郎役が誰になるかで盛り上がっています。

まぁ、仲間さんの恋人役になる人なワケですから
小次郎が誰になるか気になるのは当然なのですが

昨日の段階で名前が挙がっていた藤木直人さん以外の
有力候補として河村隆一さんとかGacktoさんとか
あの金城武さんの名前も挙がっています(笑)

仲間さんが「小次郎の配役を見て出演を決めた。」
なんて事にならなければヨイのですが(笑)

昨日は2chにこんな書き込みがあって爆笑しましたが
-----------------------------------------------
209 :名無しさんは見た! :02/06/02 19:55

 みんな、小次郎が阿部ちゃんだったら見るんだろ?
 そして、仲間たんが小次郎と間違えて、
 「次郎〜〜〜っ」とか叫んだりした日にゃぁ(以下略
----------------------------------------------

その後、オフィシャルHPや2chの書き込みを見たら

意外と図星だったのでさらに爆笑。

いやぁ〜、やっぱり阿部さん×仲間さんのコンビには
仮に『TRICK3』が実現しないにしても、もう一度
どこかで共演して欲しいですよね。正直なところ(笑)

阿南健治さんのHP

「ごくせん」に若松若頭代理役で出演されている俳優
阿南健治さんのオフィシャルホームページです。

『楽屋』という阿南さんの日記風コンテンツの5月2日の
ログに仲間さんに関する記述がちょこっとありました。

『仲間さんとは女子高生の時にご一緒してからの再会』と
阿南さんは書かれてますが『亡霊劇場(97年 NTV系)』
『木曜の怪談’97悪霊学園(97年 CX系)』あたりの事を
指していらっしゃるのだと思います(当時高校3年生)

1999年の『君といた未来のために〜i'II be back〜』にも
阿南さんは病院に押し入った強盗役で出演されてるので
いちおう共演されてますが、この作品では同じシーンに
出演されていないんですよね。私の記憶が確かなら。

阿南さんが演じられた役で、ボクの印象に残ってるのは
『それが答えだ!(97年 CX系)』のマネージャー役です。


2002/6/4 飛び交う怪情報 from 2ちゃんねる
【2chで『武蔵 MUSASHI』の小次郎役の大予想大会】

ハイ、今日は更新しない予定でしたが来年の大河ドラマの
小次郎役の予想が2ch【来年以降の大河ドラマを語スレ】で
大いに盛り上がっているのでそこらヘンのご報告をば。

昨日から今日にかけて上がってきた有力候補は以下の通り。

木村拓哉  【ボクの予想: ありえねぇ。】

オダギリ・ジョー 【ボクの予想 :ありえるだけにイヤだ。】

で、YAHOO掲示板にこのような怪情報が寄せられた事を
きっかけにイニシャルOの俳優がクローズアップされ

大沢たかお 【ボクの予想 :ありえるけどどうよ?】

織田裕二  【ボクの予想 : ありえねぇ。】

といった俳優さんが有力視され始めています。

とは言いながら8月にはクランクインする予定だというのに
現段階でまだ揉めてる人を小次郎にキャスティングするとは
考えられないのでYAHOO掲示板の情報はガセでしょうね。

NHKが勿体ぶって発表しないおかげで情報が錯綜してますが
皆さんは佐々木小次郎役は誰がイイと思いますか?

やっぱり阿・・・?(笑)

【拾い物情報】

『リング0〜バースデイ』で仲間さんと共演した田辺誠一さんの
ファンの方のHP「MyFavorite」?の中の「あっぷるFile
というページに、2000年2月に仲間さんがDJを務めたという
ラジオ番組「オールナイトニッポン(リング0特番?)」での
田辺さんと仲間さんの会話の概要が紹介されています。

田辺誠一さんの仲間由紀恵評がけっこう面白いのでご紹介。

【中山美穂さんが辻仁成さんと入籍】

仲間さんが多忙なスケジュールに追われている昨今ですが
2年前『二千年の恋』で仲間さんと共演した中山美穂さんが
歌手で芥川賞作家の辻仁成さんと入籍されたそうです。

たった今ニュースを見ていたらその事が報道されたのですが
キャスターが「歌手で女優の中・・・」と言うところまで聞いて

ついに由紀恵タンが
ぶっ倒れたのか?!

と、つい色めき立ってしまいました(笑)


2002/6/5 「ごくせん」第8話の感想など
【「ごくせん」第8話の感想】

オッス!オラ、ヤンクミ!!

ワールドカップ『日本×ベルギー戦』の興奮も冷め遣らぬ
今日、「ごくせん」第8話の放送が予定通り終了しました。

今回はドラマオリジナルキャラクターの川嶋菊乃(中澤)が
中心のエピソードという事で、ドラマ完全オリジナルのお話
となりましたので、ワールドカップの試合中継を敵に回して
「ごくせん」がどの程度健闘するかにも興味が尽きません。

「ごくせん」第8話 「あんたは母親だろ!!」

脚本 : 江頭美智留 (1,2,4話を担当)

演出 : 大谷 太郎 (2,4,6話を担当)

という事で、基本的に偶数話を担当されているコンビの
脚本・演出となったわけですが、これまで、このお二人が
担当されたエピソードの中では一番面白かったです。

冒頭から『学園七不思議』なんて金田一少年ネタだったり
『エクソシスト』だったり『花札』だったり『兄弟仁義』だったり

物語の前半は『コテコテのネタ満載』の盛り沢山な内容で
脚本の江頭美智留さんが担当された1〜2話あたりと
比べると結構スタイルが変わっているのが分かります。

後半はいつもどおりのベタな義理人情モノなんですが
前半が盛り沢山なので勢いで見せられてしまいました。

今回メインの中澤裕子さんは、東京弁と関西弁が
微妙にチャンポンになっている事以外は、特別に
気になるところもなく、ソツのない演技という感じでした。

ていうか、9話の予告が強烈すぎて
8話の記憶が飛んでしまいました(笑)

【digi-KISHIN VOL.3 仲間由紀恵で気になるウワサ】

2chの正統派美人『仲間由紀恵 part1』ヤンクミ
というタイトルのスレッドに気になる書き込みが・・・

・・・・ヤバイ!!


2002/6/6 「ごくせん」の視聴率情報など。
【ごくせん第8話の視聴率は15.9パーセント】

というワケで昨日の「ごくせん」はワールドカップの
煽りを受けて序盤の10分が15パーセントを下回った
のが影響して15.9パーセントに止まったようです。

が、それ以降の時間帯では概ね16パーセント以上を
マークしており、ワールドカップ開催期間中としては
まずまずの視聴率をキープしたと考えてヨイでしょう。

『空から降る1億の星』の視聴率が20パーセントを切り
『First Love』が10パーセントを割った事を考えれば
過去最低視聴率(第4回15.5パーセント)をクリアした
という点でも人気の高さが窺われる結果になりました。

で、「ごくせん」の今後を占なう意味でちょっと気になる
データがあるのでご紹介したいと思います。

放送回 演出・脚本  備考・メイン出演者  視聴率

第 1話 佐藤・江頭  (10分拡大・脇知弘)   18.3

第 2話 大谷・江頭  (石垣佑磨・松本潤)   16.6

第 3話 佐藤・横田 (1時間遅れ・小栗旬)    17.3

第 4話 大谷・江頭 (伊東美咲・成宮寛貴)   15.5

第 5話 佐藤・横田 (10分遅れ・脇知弘)    18.8

第 6話 大谷・松田   (ウエンツ瑛士)     17.7

第 7話 佐藤・横田   (松本潤)         17.9

第 8話 大谷・江頭   (中澤裕子)        15.9

以上がこれまで放送された「ごくせん」のデータです。

昨日も書いたんですが「ごくせん」の演出と脚本は
基本的に偶数話(大谷・江頭)奇数話(佐藤・横田)
という体制で制作されているようで、現在分かってる
第9話、10話のスタッフは↓こんな感じだそうです。

第 9話 佐藤・横田 (塚本高史・甲本雅裕)  ?

第10話 大谷(高橋?)・松田 (ヤンクミお見合い)?

過去のキャリアや第1話を担当しているところから見て
メインの演出・脚本は佐藤東弥さん・江頭美智留さん
なので、恐らく最終エピソード11,12話の演出・脚本は
こんな感じ↓の布陣になると思うのですが・・・

第11話 佐藤・江頭 (最終エピソード前編)

第12話 佐藤・江頭 (最終エピソード後編)

と、ここまで見てきて気になる事があります。

「ごくせん」では脚本を江頭美智留さん
演出を大谷太郎さんが担当された回で
なぜか視聴率が下がる傾向があるのです。

しかも、佐藤・横田コンビが担当した3,5,7話は
ナイター中継の延長で放送時間が2度も変更された
にもかかわらず最高視聴率は5話で記録されてます。

佐藤・江頭コンビで制作された1話の18.3パーセントは
確かに開始以来2番目の高視聴率ですが、一方で
最低の視聴率を記録した第4話(15.5パーセント)の
脚本を担当していたのも江頭美智留さんなのです。

現時点では大谷さんの演出と江頭さんの脚本の
どちらに問題があるのかはよく分かりませんが

場合によっては肝心の最終エピソードで
視聴率が下がる可能性もあるワケで

今から最終回の視聴率が心配でなりません(笑)

というワケで、次回は

佐藤さんと大谷さんの演出のどこに違いがあるのか?

とか

江頭さんと横田さんの脚本にどんな違いがあるのか?

なんて事を調べてみようと思っています。

しかし、伊東美咲、中澤裕子といった著名な出演者を
メインに据えたエピソードより無名の生徒をメインにした
エピソードの方が視聴率がイイってのも面白いですね。


2002/6/8 「ごくせん」の演出・脚本について。
【超重要な緊急ニュース!!】

オフィシャルHPの掲示板『アゴさん』の書き込みから。

スカイパーフェクトTVで6月24・25日の朝10:00〜12:00
2日連続で『木曜の怪談’97悪霊学園』を放送!!

という超重要な情報が!!

木曜の怪談’97悪霊学園』と言えば広末涼子主演の
フジテレビで放映された4話の短期集中放送ドラマ。
当時17歳の仲間由紀恵さんが小出郁代という名前の
広末涼子のクラスメート役で出演されていた作品です。

何が重要かというと、この作品は当時人気絶頂だった
広末涼子の主演作にもかかわらず、ビデオ化されて
いないため今のところ再放送でしか見られないのです。

というワケで誰か録画して
ダビングして下さい!!

他にも『ウチくる』とか『香港恋愛旅行社』とか
『世界ウルルン滞在記』とかあったら・・・・

と、よく考えると録画してない番組の方が多い事に
気づいたりして、ちょっとションボリ(笑)

【ごくせんの演出・脚本の特徴】

さて、今日は「ごくせん」の偶数話の演出・脚本を
担当されている大谷さん&江頭さんと、奇数話を
担当されている佐藤さん&横田さんのそれぞれの
特徴がどんなところに出ているのかを検証します。

あらかじめお断りしておきますが、ボクは本格的に
演出や脚本の勉強をした事など一度もありません。

せいぜい「3番テーブルの客」や「アメリカの夜」を
欠かさず見ていた。という程度のシロモノですので
ウソ、大げさ、紛らわしい満載の検証になりますが

まぁ、素人のたわ言と思って軽く流してください。

【「ごくせん」担当者による違いとは?】

ライティングやカメラワークに関する専門的な事は
一切分かりませんが、やはり佐藤監督の担当話には
『金田一少年の事件簿』の雰囲気を感じさせる映像が
意図的に入れた小ネタ以外にも随所に登場します。

それから、佐藤監督が演出を担当したエピソードでは
池袋でのロケが比較的頻繁に行われているようで
1話を除く、全ての担当話で池袋の街が登場しますが
逆に、大谷監督の担当話は2話以外のエピソードでは
池袋ロケは行われていないようです。

しかし、全体的には佐藤監督と大谷監督の担当話で
演出に大きな違いは感じられず、基本的に大谷監督が
佐藤監督の演出法を踏襲しているような気がします。

とはいえ、佐藤監督の担当話と大谷監督の担当話で
ヤンクミについて素人のボクでもハッキリと分かる
まったく異なる演出が行われている部分がありました。

ヤンクミが敵地に乗り込む時に髪を解いてメガネを
外すシーンはごくせんファンのお馴染みになりましたが
実はこのシーン、佐藤演出の回にしか登場しません。

脚本が誰かに関係なく、佐藤さんが演出を担当した
エピソードの中で、金髪先生に変身した3話を除く
1,5,7話の全てのエピソードで、メガネを取って
髪を解くヤンクミの『変身』シーンが登場しています。

逆に大谷さんが担当された回には一度もヤンクミの
『変身』シーンは登場しておらず、2話で沢田と南を
救出に向かったシーンでもメガネをつけたままです。

てなワケで、この演出は佐藤監督のアイデアという事に
なるんだと思うんですが、それ以外にも大谷監督が演出
江頭美智留さんが脚本を担当されている、これまでに
放送された偶数話のエピソード(2,4,8話)では

ヤンクミが校外に遠征して
暴れる事がほとんどない。

という事が原因としてあると思います。

江頭さんが脚本を担当した偶数話(6話は松田さん)は
ほとんどが3−Dの生徒や教師の内面に関わるお話で
横田さんが脚本を担当した奇数話(1話は江頭さん)は
学外のトラブルを描いたエピソードが多くなっています。

そのため偶数話にはヤンクミの殴り込みシーンが
2話にしかなく、分かりやすい見せ場が奇数話よりも
作りづらいという側面があるようです。

また「ごくせん」は基本的に1話完結スタイルなので
心理描写を中心としたエピソードには時間が足りず
詰め込み過ぎて消化不良な印象を与えるエピソードが
これまで放送された偶数話には少なくありません。

これは江頭さんや横田さんの脚本の特徴というより
シリーズを通して予め決められていた流れに従って
各話のテーマに沿った内容になっていると思われるので

メインの脚本家である江頭さんの方がまとめづらい
難しいエピソードを担当しているとも言えるでしょう。

江頭さん、横田さん、松田さんが担当された脚本で
ヤンクミや沢田などのメインのキャラクターの描写には
それほど大きな違いはありませんが、特定のネタでは
ワリとハッキリそれぞれの特徴が現れています。

江頭さんが担当された第1話ではヤンクミがバスに
乗り遅れて『そのバス待ってぇ〜!!』と大騒ぎする
シーンが登場しますが、実は原作のヤンクミは学校に
マイカーで通勤しているので、バスに乗り遅れるという
シチュエーションは原作ではありえません。

これはドラマ用に顧問弁護士から刑事という役柄に
変更された篠原とヤンクミの偶然の出会いを演出する
ために江頭さんが用意された設定だと思うのですが

『遅刻ネタ』は江頭さんの代表作『ナースのお仕事』では
毎度お馴染みのネタで、他にも『いずみの妄想』といった
ネタが『ナースのお仕事』では良く登場していました。

しかし、横田さんが最初に脚本を担当された第3話には
『遅刻ネタ』は全く登場しておらず『妄想ネタ』に関しては
これまで一度も登場していません。

逆に松田さんが脚本を担当された第6話では江頭さんが
脚本を担当されたお話以上に『遅刻ネタ』『妄想ネタ』が
大フィーチャーされており、特に『妄想』を「ごくせん」で
取り入れたのは今のところ第6話だけになっています。

この事から、松田さんは江頭さんの『ナースのお仕事』を
お手本にして脚本を執筆されていて、横田さんは独自の
スタイルの中に江頭さんのエッセンスを取り入れていて

そして江頭さんは横田さん松田さんの仕事を見ながら
横田さん、松田さんのエッセンスを逆に取り入れたりして
シリーズ全体のトーンを調整しながら脚本を書いている。

と、考えて良いのではないかという気がします。

また、野田、内山、南といった準メインのキャラクターは
脚本によってヤンクミとの距離の取り方やその性格に
微妙な違いが現れていない事もありませんが

脚本や演出が変わっても、シリーズを通して一貫した
統一感を感じさせるために、特徴的な『ヘンなSE』とか
『合コン』とかいったネタもしっかりと用意されています。

ストーリー面だけでなくヴィジュアルの面でも同様に
シリーズ全体のイメージを統一する工夫がされていて
全話を通じて画面の色調がワリと赤っぽく見えるのは
絵的なイメージに統一感を持たせるためだと思います。

と、いうワケでボクなりに「ごくせん」の演出・脚本の
担当者による違いを1話〜8話までビデオを見直して
いろいろ比較しながら見てみたりしたんですが

ぶっちゃけ細かい事は
よく分かりませんでした。

が、結局これまでの偶数話は『痛快!学園ドラマ』という
「ごくせん」のイメージから離れた、ちょっと内側に向かう
エピソードが多くて、ちょっと損をしている印象なので

キャラクター紹介エピソードが終わった11〜12話を
江頭さんがどんな風に料理してくれるのか楽しみです。


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