「ごくせん」チョットいい話


第10弾

1話 2話 3話 4話 5話 6話 7話 8話 9話 10話 11話 12話

第10話

【タイトル】

私は生徒を
信じる!!

【オンエア】

6月19日

【放映時間】

22:00〜22:54

【視聴率】

17.8パーセント

【演出】

高橋 直治

【脚本】

松田 裕子

【音楽】

大島 ミチル

【ゲスト】

秋山 菜津子

伊沢 弘

田中 圭

中川 愛海

桂 亜沙美

古賀プロダクション

テアトルアカデミー

劇団 東俳

放映プロジェクト

クィーンズ
アベニューα

劇団ひまわり

樋口 浩二

【撮影協力】

実践女子短期大学

NK特機

明星大学
青梅キャンパス

カメレオンクラブ
宮西店

【美術協力】

タチカワブラインド

フジパン

富士ゼロックス
株式会社

brother

NEC

MURAI

YAMAGUCHI

REGALO

GIANT

PUMA

TAG Heuer

ベリテ

【衣装協力】

NICE CLAUP

???

610アメリカ屋

ANAYI

ヒットユニオン

株式会社 森徳

HORIKOSHI

D・O

CUBE SUGAR

ravie?

???

京 香織

CUSTO

Jines

karLParkLane

LE SOUK

Forever Love

acide

VESSEL

アプロン白衣

CECIL McBEE

BROTHER HOOD

INED

LAST-SCENE

Pictreal

FINAL STAGE

A・R

Cf

fhg

BLUE TORNADO

???

【TD】

金子 幸男

【撮影】

市川 正明

【照明】

角田 信稔

【音声】

菊地 啓太

【VE】

弓削 聡

【LP】

小林 靖直

【編集】

松竹 利郎

【EED】

天野 球

【MA】

清水 栄理子

【選曲】

藤村 義孝

【効果】

岩本 泰乃

【TM】

秋山 真

【美術】

有尾 達郎

【美術進行】

竹内 秀和

【装置】

梶 勝正

【装飾】

川畑 満彦

【衣装】

前田 由美子

【持道具】

吉岡 憲生

【メイク】

上野 志穂

【特殊効果】

星野 伸

【電飾】

酒井 厚太

【建具】

黒岩 直仁

【造園】

浜野 義雄

【生花】

石川 由香里

【着物スタイリスト】

冨田 伸明

【スタイリング協力】

四方 修平

【協力】

NTV映像センター

日本テレビアート

シネハウス

映広

【広報】

梶原 美緒

【電波PR】

栗原 一浩

【企画協力】

古賀 倫明

【OPタイトル】

ケネックス
ジャパン

ACTコーディネイト

F・Cプラン

【車両】

ファン

【スケジュール】

桐ヶ谷 嘉久

【演出補】

山下 学美

【スチール】

押山 晃一

【製作担当】

小宮 孝一

【制作主任】

篠原 真貴

【制作デスク】

井駒 希美

【記録】

吉丸 美香

プロデューサー補

渡辺 智明

鈴木 香織

チーフプロデューサー

増田 一穂

【統括】

井上 健

【プロデュース】

加藤 正俊

『Hennako 2002年★夏号』

冒頭でヤンクミが夢中で読んでいる雑誌のタイトル。
雑誌のタイトル「Hennako(ヘンナコ)」は女性向け総合情報誌
「Hanako」のパロディで表紙に書いてある主な記事の見出しは↓の通り。

・結婚前に知っておきたいカレと私の結婚宿命

・恋占い〜あなたを幸せにする特集

・デート必勝法

『今週は恋愛運が絶好調!大きな変化があるかも?』

『TRICK2』episode2の冒頭でも仲間さん演じる山田奈緒子が
雑誌『純情女性』の占いコーナーを夢中で読んでいるシーンが
あったが、それを受けたネタかどうかはイマイチ不明。

『ふたつあるんで良かったら・・・』

と言って篠原がヤンクミに差し出したのはサボテンの鉢植え。
ヤンクミは『篠原さんから初めてのプレゼント』と喜んでいるが
恐らく篠原はホントに余ってたのを一個くれただけだろう。

篠 原 『あの・・・今夜ってお時間ありますか?』

久美子 『ハイ!!いつでも・・何時間でも・・あります!!』

嬉しいのは判るがヤンクミの返事の内容は寂しすぎる(笑)

『ヤンクミのジャージ・その39』

職員室で静香、菊乃と話している時にヤンクミが着ている
オレンジのジャージは6話でも着ていたウィルソンの製品。
ボトムのグレーのパンツもウィルソンのトレパン。

『・・・って事は女はアタシひとり・・・チャーンス!!』

篠原から飲み会の誘いを受けたヤンクミが菊乃と静香に
声をかけると、偶然二人は都合が悪いとキャンセルする。

それを聞いたヤンクミが思わず言った言葉でまたもカメラ目線。
こういうハジけた芝居にすっかり見慣れてしまっているが
仲間由紀恵さんにとって、ここまでコントみたいな芝居は
恐らく初体験だったはずなので苦労も多かった事だろう。

『ラッキーアイテム・サボテン』

占いページの文章で読める部分に書いてあるのは以下の通り。

この勢い・・・片思いの・・スポーツマン。彼はあなたの・・
一緒にいると傷つけて・・・度が増加。求められて義務感で・・

久美子『・・もう・・・これは運命としか言いようがないな!!』

猿 渡 『サボテンが話し相手とは寂しい限りですねぇ(笑』

久美子 『よーっし!!いいぞお前!!頑張れ久美子!!』

猿 渡 『無視かよ!!』

篠原の電話で合コンが二人きりになりそうだと分かったヤンクミ。
思わず手にしたサボテンに話しかけていると、その様子を
猿渡に目撃され、いつものイヤミ攻撃を加えられる。

しかし、篠原の事で頭が一杯のヤンクミがこれを無視したため
猿渡が思わず叫んだのが最後のセリフだが、猿渡と言うより
生瀬さんの素のツッコミといった感じ。

『よっしゃ〜!!今日は胡蝶蘭?女子と合コンだぜ!!』

静香先生の事をストーカーまがいのやり方で追い回していた
野田だが、もう吹っ切れたのかメールで合コンの相手探し。

4話の悩める少年ぶりと比べると野田のキャラクターが
かなり変化しており、多少違和感を感じないでもない。

ちなみに野田の携帯はヤンクミの携帯と同じタイプの色違い。
合コンの相手の女子高の名前はあまり自信なし。

『よかったぁ〜・・南が風邪で休んでて』

合コンメンバー選抜をしている野田がつぶやいたセリフ。
今回、なぜかほとんど登場しない南(石垣 祐磨)だが
収録中に『おたふく風邪』をこじらせたらしいとのウワサもあり。

野 田 『ウッチーは盛り上げ担当!』

内 山 『盛り上げようじゃあ〜りませんか!』

野 田 『慎は・・ビジュアル担当!』

沢 田 『・・・・・俺パス』

野 田 『ダメだよ!!慎は行くだけで空気違うんだから!!』

前 田? 『じゃあ、クマはなんなんだよ?!!』

野 田 『クマは・・・お笑い担当♪』

熊 井 『・・・・えっ?』

確かに熊井は見た目だけで面白いが、キャラクター的には
別に原作でも面白キャラというワケではなく、ドラマの中で
いい意味でキャラクターが作り変えられている事が分かる。

『いいなぁ〜合コン♪すべての恋は出会いから始まる・・』

篠原との合コンで頭が一杯で、物分りのいい事を言うヤンクミ。
よく考えてみれば当たり前の事を言っている。

『だってよぅ・・・恋のない人生なんて高倉健の出ない
 仁侠映画みたいなもんだモンな!!』

「幸せの黄色いハンカチ」「駅」「鉄道員」など数々の映画賞を
受賞した作品の主演俳優で日本を代表する名優・高倉健さん。

昭和30年に東映ニューフェイスとして俳優になった高倉さんは
最初の頃は『平凡な二枚目俳優』という扱いでしかなかったが
昭和40年の主演作『網走番外地』が大ヒットによりシリーズ化。
以降、鶴田浩二と並ぶ『仁侠映画』のスターとして喝采を浴びる。

昭和51年に東映退社後は他社の映画にも積極的に出演し
「幸せの黄色いハンカチ」「八甲田山」「野生の証明」など
数々の話題作に出演して仁侠映画の主演俳優のイメージを
払拭し、数多くの映画賞を受賞した。

沢 田 『・・・オマエなに持ってんだよ?』

サボテンを持ち歩くヤンクミに沢田が質問するもヤンクミは爽やかに無視。

久美子 『よーし!みんな!恋をしようじゃないか!!』

沢 田 『・・・・アホくさ』

3話の『みんなで挙げるぞ真犯人!!オー!!』以来
何度となく繰り返されてきたヤンクミの声かけパターンだが
3話で無視していた3−D生徒も今回はヤンクミの声に反応。

『服よし・・・髪型よし・・・笑顔よ〜し♪』

学校にいる時は常にジャージを愛用しているヤンクミだが
私服の方はワリとオシャレに気を使っているのが分かる。

というか『学校はジャージでもせめて私服くらいは!!』
という女優・仲間由紀恵さんの切実な願望の現われかも?

ちなみに原作のヤンクミも私服はなかなかオシャレである。

『胡蝶蘭女子との合コン』

メガネをかけて英翔学園の生徒を騙る3−D生徒達。
沢田以外は全員見たこともないようなアイビールックで不気味。
意外とクマのメガネが似合っていてカワイイ。

『篠原さんがそこまで考えてらっしゃるなんて!!』

篠原から結婚の相談をされていると勘違いしたヤンクミの台詞。
このセリフの仲間さんの声はメチャクチャ掠れている。

第1話からすでにその兆候はあったが、これまで経験のない役柄で
怒鳴ったり啖呵を切ったりと、慣れない発声を繰り返した結果
喉にかなり負担がかかっている様子。

『オ・レ・たち白金学園3年D組です!!』

合コンの会場に乱入してきた3−Dの生徒たち。
人気お笑いグループTIMの持ちネタ『俺たちT・I・M!!』と
雨上がり決死隊の『宮迫〜〜〜です!』を混ぜたもの。

合コンの会場は5話でも登場した三鷹のファミレス型スタジオ。
中川愛美さん【事務所HP】と桂亜沙美さん【事務所HP】が
出演しているのはたぶん、この合コンのシーンだと思われる。

『久美子・・・・覚悟決めろ・・・ファイト〜・・・あ、痛っ!!』

篠原がドンドン具体的に結婚の話を進めるので戸惑い気味の
ヤンクミが、いつもの調子で一人エール交換を始めたが
下にサボテンがあったため手にトゲが刺さるというシーン。

このシーンのためにサボテンを選んだような気さえする。

『ちょっと篠原さん・・・ちょっとぉ・・』

謎の女・レイ子からの電話を受けるとヤンクミを置いてけぼりにして
サッサと店を出て行く薄情な篠原にヤンクミが慌ててかけた言葉。

ここのセリフも声がガラガラで完全に喉を痛めている様子。

『こんな事しちゃいけない久美子・・でもやっぱ気になるぅ!!』

篠原の事がどうしても気になって篠原の跡をつけるヤンクミ。

静香にストーカー行為を働いた野田を問答無用で殴ったくせに
自分も篠原の事を尾行しているヤンクミの行動に批判も出たが
別にヤンクミは篠原に対して嫌がらせをしたワケではないので
野田のストーカー行為と一緒にするのはお門違い。

久美子 『アッ!・・・・もしかして・・彼女?』

沢 田 『そうじゃねぇの?』

久美子 『エッ?・・・お・・お前何してんだよ?!』

沢 田 『へ〜・・刑事ってけっこうモテんだな』

久美子 『やっぱ・・・彼女かなぁ?』

沢 田 『・・・お前・・まだ持ってんの』

原作同様、ぶっきらぼうな慎の性格がよく現れているシーン。
沢田のキャラクターは後半になるに従って原作に近づいている。

『結婚式って・・もしかしてあの人と?・・・・
 大きな変化ってこの事だったのかよ!!』

セリフの途中、大きなアクションでバタリと倒れるヤンクミ。
ほとんどコントだが「ごくせん」にはちょうどいいテンション。

『もう占いなんて信じない・・・もう恋なんて・・』

篠原と会っていた謎の女性・レイ子を篠原の恋人と思い込み
完全に自暴自棄になっているヤンクミ。

『今日からアタシは仕事に生きる・・・・ファイト〜〜〜オー!』

ヤンクミが持っているのは巨人軍のキャラクターグッズ。

『ヤンクミのジャージ40』

職員室で着ている水色のジャージはフレッドペリーの製品で
ボトムの黒いトレパンはメーカー不明。

『なんか廊下くっさいっすよ〜』

妻・さち子の香水のニオイとも気づかず「廊下が臭い」と
言いながら職員室に戻って来た猿渡教頭のセリフ。

猿渡が妻のつけている香水のニオイも分からない事から
この夫婦の関係が冷めている事が推察される。

『猿渡さち子』

猿渡教頭の妻・さち子を演じるのは秋山菜津子さん。

秋山菜津子さんは1966年10月8日生まれ・東京都出身。
主に舞台で活躍されている女優さんらしいが堤幸彦監督の
『プリズンホテル(99年ANB)』にも出演されたそうな。

原作に教頭はほとんど登場しないうえ、猿渡の家庭事情も
ドラマオリジナル設定なので、内情は推理するしかないが
1話からの猿渡の言動を見ているとムコ養子のような気がする。

『そしてこっちが、あの〜数学の山口先生・問題外です!!』

静香、菊乃と明らかに違う紹介の仕方で教頭の意識の違いを表現。

『山口久美子です』

さち子に自己紹介をするヤンクミ。
さち子、ヤンクミ、猿渡のスリーショットで画面はメガネづくし。

『本人もそう言ってる事ですし他の女性に紹介してやっては・・』

見合いの勧めを断るヤンクミをフォローする猿渡がさち子に
言った言葉だが夫婦にしては不自然なほどに丁寧なセリフ。

『イイエ!!・・・今時の女性にめずらしく、この地味で、真面目で
 ドン臭そうな雰囲気!・・・まさにお見合い向きです!!』

ヤンクミを見たさち子の印象。

化粧っ気もなく、二つしばりのお下げ髪に銀縁メガネにジャージ
というヤンクミの格好を見ればこう見えるのはある意味当然。

というか、あの格好でも充分綺麗に見えるのが仲間さんの凄さか?

『・・・勝負』

さち子の口から『勝負』という言葉が出た事に反応して
つい見合いを引き受けてしまう負けず嫌いなヤンクミ。

『あの〜教頭・・・さっきのお話なんですけど・・』

頭を冷やして、やっぱりお見合いを断ろうとするヤンクミ。
猿渡が食べているスパゲティは2話の蕎麦と同じく食品見本。

『あの・・皆さん・・なんで断られる事前提で話が進んでるんでしょう?』

教師の誰もが、自分がお見合いを断られる事を前提にアドバイスする事に
疑問を感じたヤンクミの言葉だが、本人以外は当然断られると思っている。

『お見合い相手のプロフィール』

伊集院 俊彦

昭和48年7月22日生まれ(次男)

本 籍 東京都世田谷区成城5−???

現住所 同上

最終学歴 東京大学 教養学部 表層学??

職業 英翔学園高等学校 国語教員 

年収 800万円

趣味・特技 書道 剣道

身長 175cm

体重 60キロ

血液型 A型

『・・ったく、断られるなんて勝手に決め付けやがって!!
 アタシだってなぁ!・・・本気出せば、もう凄い!!
 なんてモンじゃないんだから!!』

要するに同僚に馬鹿にされている事に気づいて憤慨するヤンクミ。
しかし、5話で沢田に『そういうアンタは人にアドバイスできるほど
経験あんのかよ?』とツッこまれて返答に窮していたところから見て
過去の人生において一度も本気を出した事はない模様。

『黒板の落書き』

ヤンクミが教室に入ると、すでに後輩や食堂のオバちゃんから情報を
仕入れていた生徒達が黒板にいろいろ落書きをしている。

お約束の『お見合い上等!!』というクマの落書きやメガネの他にも
『髭』という謎の落書きや『産め!!』なんて気の早い落書きも。

『よ〜し!!こうなったらなぁ!!キッチリ見合いして
 アタシの方から断ってやろうじゃねぇか!!・・ベーだ!!』

生徒にまでバカにされ勢いでお見合いを受ける事になるヤンクミ。
「べーだ!!」のクシャクシャにした顔が妙にカワイイ。

『お見合いの会場』

ホテルのロビーのようだがロケ地は不明。

『遅くなりました!!』

お見合いの席に黒い振袖姿で登場したヤンクミ。

ヤンクミが『でもアタシ・・・これしか持ってなくて』と言っているので
1話で若松から貰った『なめたらいかんぜよ!』の着物かと思ったら
1話の着物はよく見ると黒留袖なので、この着物とは別物のはず。

猿渡教頭がヤンクミの着物姿を見て、怪訝な表情を浮かべているが
ヤンクミが着て来た着物は黒紋付振袖というもので未婚女性の正装として
別に間違ってはいないものらしいので、何で変な顔してるのか分からない。

『伊集院俊彦』

ヤンクミのお見合い相手となった英翔学園の教師。
さち子によれば英翔学園の進路主任でもあるらしい。

伊集院を演じるのは『女優・杏子(2001年・CX系)』の
竜介役が有名な舞台俳優の樋口浩二さん。

他にも「ごくせん」のメイン脚本家である江頭美智留さんが
脚本を担当した「PureSoul〜君が僕を忘れても(2001年YTV)」や
伊東美咲さんのデビュー作「らぶちゃっと」にも出演している。

野 田 『でもさ〜相手、、結構いい男なんじゃないの〜?』

内 山 『あぁ、ヤンクミにはもったいねぇな(笑)』

沢 田 『・・・・・・・』

冷静に見合い相手を分析し、冗談まで言ってる野田と内山。
それに対してヤンクミのお見合いの様子を無言で見守る沢田。
と沢田の微妙な感情の変化がこの10話でも演出に取り入れられている。

久美子 『イエ、生徒たちが付けてくれたんです。
      昔のニックネームって言えば"組長"くらいしか・・・』

伊集院 『組長?!』

久美子 『イエ・・・く・・く・・・く・・・くみ・・ちょんです!!』

またもや雨上がり決死隊『宮迫〜です!!』のパクリネタ。
もしくは『ミニモニ。』テレフォン・リン・リン・リンからのパクリ。

オープニングや第1話の着物姿は「綺麗」と好評だったが
この顔は柴田理恵(ワハハ本舗)に似ているという説も。【参考

久美子 『大丈夫?坊や、こういうとこでは静かにしようね?』

ガ キ 『うるせぇ!!ババァ!!』

久美子 『ババァ?!
   なんて躾のなってねぇ
   ガキなんだい!!』

ホテルのロビーで大騒ぎしていた迷惑なガキに注意をしたら
ババァ呼ばわりされて、つい本性を現してしまうヤンクミ。

たしかに躾のなってないガキだが、お見合いの席では失言。
『なんて可愛い坊ちゃんなんでしょう♪』と取ってつけたように
フォローするが、ガキには『怖いよ〜!!』と逃げられる。

久美子 『スミマセン!!ウチ・・男所帯なモンで
      つい言葉が乱暴になってしまって・・』

猿 渡 『男所帯って・・・・・山口先生
      確か一人暮らしだったんじゃ?』

久美子 『!!・・・そうでした!!』

猿 渡 『・・・でした?』

久美子 『・・・です。』

ガキに怒鳴った事をごまかそうとして泥沼にはまるヤンクミ。
久美子は書類上では一人暮らしという事になっている模様。

『アレッ?ご存じないですか?極楽な妻たち・・の・・大冒険』

お見合いらしく映画の趣味を聞かれたヤンクミが
『そうですね・・極妻なんか良く見ますよ』と答えてしまい
あせってデッチ上げた架空の映画のタイトル。

菅 原 『お相手は・・どちらかの組の坊ちゃんで?』

久美子 『いや・・・教師だよ』

原作ではヤンクミの見合いの相手は馬の尾組の若。
正反対のキャラクターだが、どっちも似たり寄ったりのダメ男。

『久美子の人生だ・・・・好きがいちばん』

原作、1巻ではヤンクミに跡目を継がせようとしている龍一郎だが
ドラマの龍一郎はあまり跡目相続には執着していない模様。

『FIGHTING STATION』

ヤンクミが職員室で着ている茶色のTシャツに書いてある文字。
中央のエンブレムから見て、たぶんアメリカの消防署のモノで
4話でも同じTシャツを同じコーディネートで着ている。

猿 渡 『山口先生・・伊集院さんがあなたと£◎▼×そうですよ』

久美子 『え?ちょっと良く聞こえなかったんですけど?』

猿 渡 『だから・・・伊集院さんがあなたと・・お付き合いしたいそうです

さち子さんからの見合いの結果の電話を受けた猿渡とヤンクミの会話。
最初の猿渡の聞き取り不能な台詞は明らかに『フニャ』と言っている。

野 田 『どうしたクマ?暗ぇぞ?』

内 山 『あ〜、このデブ!!お前もしかしてヤンクミの事を?』

熊 井 『ちげぇよ!ヤンクミ・・もしこのまま結婚なんて事になったら
      学校辞めちゃうのかな?と思ってさ』

野 田 『今どき結婚退職なんて流行んねぇだろ?』

熊 井 『けどサァ!!アイツ・・意外と一途なとこあるからさ』

ヤンクミのお見合いが成功しそうだと聞いて急に暗くなる3−D生徒。
いつの間にか3−Dの生徒になくてはならない存在になっているヤンクミ。

『EL NUEVO ENCUENTRO』

いつもの合コン会場で伊集院と会うことにしたヤンクミ。
ヤンクミより先に到着しスーツのニオイを気にしている伊集院。
店に充満したタバコの匂いでも気になっているような雰囲気で
潔癖症で神経質な伊集院の性格が感じ取れる演出。

『カメレオンクラブ』

英翔学園の生徒がゲームソフトを万引きしたゲームショップ。

このシーンのロケ地は『カメレオンクラブ宮西店前』らしく
同ショップHPの掲示板にもそれらしき書き込みがある【参照

『落ちたゲームとジャムパン』

万引き学生とクマがぶつかって落ちたゲームとジャムパン。

ちなみに、万引き学生が盗んだソフトのタイトルは『Power Soccer 2』。
パッケージをよく見ると、対応機種も『GameWave』になっていて
ゲームの箱が、わざわざ撮影用に用意された小道具である事がわかる。

クマのジャムパンはいつものフジパンのものだろう。

『ゲーム店店長』

カメレオンクラブの店長を演じるのは伊沢弘さん。【参照
お昼のバラエティ「ごきげんよう(CX)」でのコントが有名。

『不審な動きをする南・その1』

ゲームショップの店長に『なんだと!』と食ってかかるシーンはあるが
そこ以外は、ジュースを飲んでいて全く口を開く事がないうえに
内山が店長を殴るシーンでもジュースの缶を咥えて口を隠している。

『好きで白金学院にお勤めなワケじゃないでしょ?』

英翔学園の数学教師の欠員枠にヤンクミを勝手に推薦している伊集院。
ヤンクミには、親切ぶってよい職場を紹介したような事を言っているが
要するに結婚相手が白金の教師では恥ずかしいという事でしかなく
白金を愛するヤンクミはぶち切れそうになるが、そこへ電話が・・・

『殴ったらやってないって事信じてもらえたのか?
 殴ったところで何の解決にもなんねぇだろうが!!』

環六署に補導された生徒たちを引き取りに行ったヤンクミ。
内山がゲーム店の店長を殴ったと聞いて内山を一喝する。

「何事も暴力で解決してはいけない」は「ごくせん」のテーマでもある。

猿 渡 『そいつらの素行を考えたら嘘をついてるとしか思えないでしょ』

久美子 『・・・私は信じます』

生徒たちの主張を聞いた猿渡教頭とヤンクミの言葉。
ヤンクミは立派だが猿渡の言っている事も間違ってはいない。

カツアゲ(1話)、集団暴行(5話)とやりたい放題やっていたのだから
今回だけは無実だと言っても信じてもらえないのは自業自得。

『こいつらウソつくような人間じゃありませんから』

第1話で集金袋を盗んでいないと言い張っていたのは誰か?

『不審な動きをする南・その2』

このシーンでは、口に手を当てて一言も喋らない南。
こういうシーンで南に一言もセリフがないのは進行上不自然なので
撮影中に南役の石垣佑磨くんに何かあった事だけは間違いなさそう。

久美子 『根拠は・・・アタシとこいつらが付き合ってきた
      三ヶ月の時間の中にあります。』

猿 渡 『全く答えになってないですねぇ』

生徒たちを信じる根拠を猿渡に聞かれたヤンクミの答え。
ヤンクミの感動メッセージの後の猿渡の冷めた切り返しがいいバランス。

『お嬢は本当に4代目をお継ぎになるお気持ちはないんでしょうか?』

ヤンクミがお見合いをした事にショックを受けたテツがあらためて
跡目を継ぐ意思があるのかどうかヤンクミに訊ねた言葉。

テ ツ 『先生の代わりはいくらでもいるじゃないですか?
     けど大江戸一家の4代目をお継ぎになれるのは
     お嬢しかいないんですよ?』

久美子 『違うよテツ・・・先生にだって代わりはいないんだよ。
      こいつらの先生はアタシしかいないんだよ。
      半端な気持ちで教師やってるわけじゃない。
      アタシは覚悟決めてコイツらと向き合ってんだから』

テツの期待とは裏腹に大江戸一家の4代目を継ぐ意思のないヤンクミ。

”任侠集団”の跡目相続は基本的に実力重視で血縁相続はほとんどなく
実際は”若頭”か”若頭補佐”が跡目を継ぐのが一般的だそうなので
ヤンクミより大島若頭か若松若頭補佐が跡目を継ぐのが普通らしい。

『花鳥風月』

ヤンクミの部屋から飛び出してきたテツに龍一郎が勧めた酒。
残念ながら実在する商品ではない模様。

『テツのヒゲ』

ヤンクミが4代目を継ぐように願を賭けてのばしていたものらしいが
なぜこのエピソードが今頃になって明らかにされたのかは後半で分かる。

『お嬢には好きな道を歩んでもらいてぇ・・・・一度はそう思いました』

5話で沢田に言ったセリフをアッサリひるがえすテツ。なんていい加減な。

『英翔学園』

無実を晴らすべく英翔学園に乗り込んだヤンクミだったが
着いてみれば先に3−D生徒の方が伊集院たちと押し問答。

ロケ地はたぶん明星大学青梅キャンパス【明星大学HP

『アタシの生徒に濡れ衣着せたお宅の生徒さん
 ここに連れて来て下さい。』

伊集院にハッキリと対決姿勢を示したヤンクミの台詞。

『ワタシの生徒が・・やってもいない事で犯人扱いされているんです。
 誰が許そうと・・・ワタシは許しません。』

さらに伊集院に詰め寄るヤンクミ。

『アンタ・・自分の生徒信じてるワケじゃねぇんだな?
 アンタが信じてるのはこの学校の名前とテメェのプライドだよ!!』

どんどんエスカレートするヤンクミ。

『人と人ってぇのは、腹を割って付き合って初めてどんなヤツか
 心ん中が見えてくるもんだろ?外見と中身は同じじゃねぇだろうが?
 見た目や肩書きでアンタ何がわかんだよ?心の中まで見えんのかよ?』

ドンドン乗ってきて”べらんめぇ口調”でアツく語り出すヤンクミ。

『パッと見だけで・・コイツが・・妹のためだったら
 どんな事にだって耐えるヤツだってアンタわかんのか?』

ヤンクミが沢田の事を語った言葉。

『コイツが・・・母親の事スゲェ大事にするヤツだってわかんのかよ?』

ヤンクミが内山の事を語った言葉。

『こいつらみんな・・他人の事ちゃんと考えてやれる
 綺麗な心の持ち主だってアンタわかんのかよ?』

ヤンクミが伊集院に問いかけた言葉だがもちろん分かる訳もない。

『アタシの生徒は義理や人情の分かる・・あったけぇヤツらだって事がさ』

あまり持ち上げられると『そうか?』と言いたくなる。

『アタシは・・こいつらを・・アタシの生徒を信じてます。』

第1話から続いているヤンクミの生徒に対する姿勢を表現した台詞。

『万引きのあったゲームショップの防犯ビデオをチェックしたら
 こちらの生徒さんと思われる高校生が映っていたんです。』

ヤンクミが啖呵を切り終わったところでタイミングよく登場する篠原。

事件になっていれば最初の段階で調べたはずの防犯ビデオだが
篠原の自主的な調査により、ようやく真犯人の姿が浮かび上がる。

ゲーム店の店長が内山を傷害で起訴する事もなかったのは
要するに真犯人の発見を遅らせるためだった事がわかる。

久美子 『ったく・・・おまえら勝手な事しやがってよ!!』

内 山 『殴りに来たんじゃねぇぞ・・ナシ付けに来たんだよ』

久美子 『だからってさ・・・アタシに一言ぐらい言ってくれたって・・』

沢 田 『お前だって一人で勝手に来たじゃん』

久美子 『・・・イヤ・・アタシは教師として!!』

内 山 『慎の読みどおりだな。』

熊 井 『ヤンクミのことだからさ、一人で乗り込んで行って
      また問題起こすんじゃねぇかって。慎が』

野 田 『オレらのせいで、ヤンクミ首にするわけにはいかねぇ。ってな』

沢 田 『自分らの事は自分らでケジメつけんのが当たり前だよ』

疑いが晴れてめでたしめでたしのヤンクミと3−D生徒たち。

このシーンでも南はセリフが無く、口のあたりに手を当てている姿が目立つ。

『沢田の頭をグリグリするヤンクミ』

またもドラマではお馴染みとなったヤンクミの『いい子いい子』。
すでに沢田はこれに抵抗するそぶりも見せなくなっている。

『アタシは・・これからも生徒達と、とことん付き合っていくつもりです。
 だから胸張って言えますよ。
 アタシは白金学院の・・この子達の先生だって』

伊集院と二度目に会った時に言われた言葉に答えたもの。

『テツ・・・どうしたお前・・ヒゲは?!』

英翔学園でのやり取りを見てヤンクミの天職が教師であると感じたテツが
願かけで伸ばしていたヒゲを綺麗サッパリ剃っていたので事情を知らない
ヤンクミがビックリしてテツに問いかけた言葉。

ヒゲを剃ったホントの理由は撮影が遅れていた「ごくせん」の撮影中に
金子賢さんの次クールの出演作「こちら本池上署(TBS)」の撮影が
始まったからではないかと思われる。【番組HP

若 松 『テツ・・おめぇホントにお嬢の事を諦めちまったのか?』

テ ツ 『ヘイ!!諦めました!!4代目になってもらうのは!!』

ミノル 『へ?』

テツ 『あっしがお嬢を思う気持ちに変わりはねぇ
     ・・・・・・・・変わるわけありやせん!!』

大江戸一家の面々の前で改めて『お嬢』に対する気持ちを宣言するテツ。

そういえばそんな話もあったなぁ、というくらい「ごくせん」では
すでにどうでもいい感じの色恋沙汰設定の再確認的な台詞で
こうして見るとテツのキャラクターは実に中途半端なポジション。

『妹のレイ子が来月神前で結婚式を挙げることになりました』

登校途上、篠原との会話で謎の女”レイ子”が篠原の妹だという事が判明。
もちろん原作には篠原の妹などは一度も登場していないし、母親の実家が
神社などという話も、全くのドラマオリジナルの設定である。

『ヤンクミのジャージ・その41』

篠原と公園で出会うシーンで着ている黒いジャージというかパーカー。
どう見てもスポーツメーカーのものではなくメーカー名は不明。

『みんなぁ〜!!アタシと一緒にしあわせになろうなぁ〜!!』

”レイ子”が篠原の恋人ではないと分かっただけで幸せ一杯のヤンクミ。
よく考えれば状況は何も変わっていないのだが、あくまでポジティブ思考。

よく登場するこの公園は『府中の森公園』ではないかとの事【参考

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