「ごくせん」チョットいい話


第6話

1話 2話 3話 4話 5話 6話 7話 8話 9話 10話 11話 12話

第6話

【タイトル】

イジメに負けんな!

【オンエア】

5月22日

【放映時間】

22:00〜22:54

【視聴率】

17.7%

【演出】

大谷 太郎

【脚本】

松田 裕子

【音楽】

大島 ミチル

【ゲスト】

大塚 良重

斉藤 羅慈

伊坂 達也

齋藤 真一

田中 稔久

横山 剛

大後 寿々花

テアトルアカデミー

劇団 東俳

放映プロジェクト

古賀プロダクション

【撮影協力】

実践女子短期大学

田園調布学園大学

NK特機

【美術協力】

タチカワブラインド

フジパン

富士ゼロックス
株式会社

brother

NEC

CONVERS

SIGNAL

ベリテ

MILLET

MURAI

TAG Heuer

【衣装協力】

Backdrop

swagger

ANAYI

D.O

???

CUBE SUGER

LAST-SCENE

Jines

ヒットユニオン

Forever Love

???

NICE CLAUP

株式会社 ワコール

株式会社 森徳

AS KNOW AS

CUSTO

HORIKOSHI

京 香織

KarL Park Lane

CHRISTIAN LACROIX

CRISP

A・R

Inhabitant

Kaepa

【TD】

金子 幸男

【撮影】

市川 正明

【照明】

角田 信稔

【音声】

菊池 啓太

【VE】

弓削 聡

【LP】

小林 靖直

【編集】

松竹 利郎

【EED】

天野 球

【MA】

清水 栄理子

【選曲】

藤村 義孝

【効果】

岩本 泰乃

【TM】

秋山 真

【美術】

有尾 達郎

【美術進行】

竹内 秀和

【装置】

梶 勝正

【装飾】

川畑 満彦

【衣装】

前田 由美子

【持道具】

吉岡 憲生

【メイク】

上野 志穂

【特殊効果】

星野 伸

【電飾】

坂井 厚太

【建具】

黒岩 直仁

【造園】

浜野 義雄

【生花】

石川 由香里

【スタイリスト】

冨田 伸明

【スタイリング協力】

四方 修平

【バスケット指導】

北原 憲彦

【広報】

梶原 美緒

【電波PR】

栗原 一浩

【スチール】

押山 晃一

【OPタイトル】

ケネックジャパン

【ACTコーディネイト】

F・Cプラン

【車両】

ファン

【企画協力】

古賀 倫明

【スケジュール】

桐ヶ谷 嘉久

【演出補】

山下 学美

【制作担当】

小宮 孝一

【制作主任】

篠原 真貴

【制作デスク】

井駒 希美

【記録】

吉丸 美香

【プロデュース補】

渡部 智明

鈴木 香織

【チーフP】

増田 一穂

【統括】

井上 健

【プロデュース】

加藤 正俊

『・・・・お嬢・・遅刻しますよ』

恐る恐るヤンクミを起こしているテツとミノル。

江頭さんの脚本の特徴とも言える『遅刻ネタ』だが
6話の脚本は今回初めて「ごくせん」を担当する松田裕子さん。

『ヤバイ!!』

今回も寝癖が爆発で色気もそっけもない。【画像

『何でもっと早く起こさねぇんだ!!』

寝坊した事をテツとミノルのせいにする酷いヤンクミ。

『お二人とも・・一日の始まりは朝からなんですよ!
 目覚めは爽やかに明るく笑顔で♪』

白金学院・朝の登校風景。
現実とはまるで違う事を抜け抜けと言うヤンクミ。

この日の登校シーンでは明らかに雨が降っているのに
劇中では誰一人として一切その事に触れてない。

「ごくせん」はクランクインが遅かった事もあって
ギリギリのスケジュールで撮影が進行していたため
やむを得ず当日の天候を無視したのだと思われる。

巨匠・黒澤明監督は「雲の形が気に入らない」という理由だけで
撮影を延期した事があるそうだが、毎週放送しなければいけない
テレビドラマでは、そんな悠長な事は言っていられないのだろう。

『いくよ〜♪』

生徒が蹴ったサッカーボールを蹴り返すヤンクミ。

ヤンクミが蹴ったボールは生徒の遥か上空に飛んで行って
校舎の屋上に矢のように突き刺さって生徒を唖然とさせるが
飛んでいくサッカーボールは当然ながらCG合成。

『球技大会』

原作では3巻にヤンクミがクラスの生徒達とサッカーをする
エピソードがあるが球技大会は原作には登場してない。

『ヤンクミのジャージ・その24』

ヤンクミが球技大会で優勝したところを想像しているシーンで
着ている薄いグレーのジャージはウィルソンの製品【これと同じ

『よ〜っし、勝負事と聞いちゃ黙っていられねぇ!!』

生い立ちが生い立ちだけに勝負事に異様にこだわるヤンクミ。

『ヤンクミのジャージ・その25』

3−Dの生徒に球技大会の告知をするヤンクミ。
この時着ているオレンジのジャージはウィルソンの製品。
ちなみにボトムのトレパンも色違いのウイルソン製【画像

『ヤンクミ!!何でオレが卓球なの?超獣ってなに!?』

ヤンクミが勝手に作ってきたチーム分け表を見た間のセリフ。
卓球チームは間と上杉のペアになっていて確かに超獣コンビだが
間役の佐々木仁君の素顔はこんな感じ→【参考HP

『ヤンクミが作ったチーム分け表』

栄光の3−Dイレブン サッカーメンバー表

沢田、堀部、今川、蒲生、武田、近松
大内、服部、細川、前田、毛利

3−D戦慄の超獣コンビ 卓球(ダブルス)メンバー表 

上杉 、間 【勝利】

史上最強の3−D ソフトボールメンバー表

大石、明智、織田、藤原、北条、松平、仙石、島津、柳生 【根性】

3−D最終兵器 バスケットボールメンバー表

熊井、野田、南、内山、山口

『球技大会の優勝は我が3−Bが頂きますけぇねぇ〜』

体育教師・岩本のセリフ。
このセリフから岩本が3年B組の担任である事が判る。
ちなみに3−Cの担任は藤山先生でA組は不明。

久美子 『ウチ26人しかいないんで一人足りないんですよ』

静 香 『ウチは40人もいるのに』

この後の猿渡と鷲尾のセリフから3−Dは問題生徒だけを
集めているので極端に人数が少ない事が判る。

そのワリに3−Cにもアベみたいな生徒がいるようだが。

『3−Dは27人です・・・』

ほとんど初めてまともにセリフを喋った安藤先生。
ナゼ担任でもないクラスの生徒の事を知ってるのかと
思ったら、結城の2年の時の担任がこの人だった。

『アタシは・・生徒全員の趣味はもちろん、嫌いな食べ物から
 好きな女の子のタイプまでキッチリ把握してるんですよぉ〜♪』

安藤に対してヤンクミが言ったセリフだが、明らかに言いすぎ。

『・・・・誰だコイツ?』

名簿が貼りついていたために結城正人の存在に
5月になるまで気づいていなかったヤンクミ。

当然ながら原作でもこんなバカな話はない。

『結城正人』

3−Dの担任にさえ忘れ去られた27人目の生徒。
結城正人を演じるのはウエンツ瑛士君。

1985年10月8日、ドイツ系米国人の父と日本人の母の間に
生まれ、日本語しか話せないという子役出身タレント。
4歳の頃からモデルとして活躍し、舞台、CM、ドラマに出演
代表的な作品は『天才てれび君(NHK教育)』【公式HP

猿 渡 『3−D退学、第1号になる可能性大っすね♪』

久美子 『そんな・・・・ダメです!!』

ヤンクミが『ダメです!!』と手でバッテンを作った瞬間
なぜかウルトラマンの声がインサート。さらにヤンクミが
手を十字に組むとスペシュウム光線の音がする。

「ごくせん」でお馴染みになった変なSEは最初の頃は
音効さんのイタズラだったらしいがこのシーンのSEは
明らかに演出と音効さんの連係プレーによるもの。

『カット割り』

7月3日「ごくせん最終回直前特番」で生瀬さんの口から

ワンシーンに180カットですよ!!
ホントに大谷さん・・いい加減にしてください!!

という「ごくせん」撮影現場の内幕が暴露されたが
5月25日に放送された『テレビおじゃマンボウ(NTV)』でも
出演者全員が『撮影は?』という質問に『順調です!』と
答えているのに生瀬さんだけが「カット割りが多いです!!」

と、答えているので、180カットを撮影したというシーンは
このエピソードのどこかにあるはず。

『結城のプロフィール』

ヤンクミが結城の家を訪ねるシーンで見ていた
『生徒個票』に書かれていた結城正人のデータ。

1年C組 生徒数 30人 担任教師 遠山?

2年B組 生徒数 28人 担任教師 安藤

3年D組 生徒数 27人 担任教師 山口

出身中学 白金中学校

住所    豊島区白金町4−4−2

というワケで、やたらに池袋でのロケが多いと思ったら
ドラマでの白金町の設定は豊島区になっているらしい。

『結城の母親』

結城の母親を演じるのは大塚良重さん。

『つくしだより』

ヤンクミが結城の家に届けたプリントの名前。

白金学院高校『つくし』だより 8号

第36回 球技大会開催のお知らせ

今月22日に、恒例の球技大会を開催いたします。

今年で36回目を迎えますが、文化祭と同じく、本学院二大行事の
ひとつとして、皆様の力で、大いに盛り上げて戴きたく願います。

開催日 5月22日(水曜日)

競技種目

・バスケットボール

・サッカー

・ソフトボール

球技大会の開催に

当日は

全日授業を休みとして球技大会を開催します。
また、全学年、クラス別対抗の試合形式で
従いまして、各クラス生徒全員が
1種目ずつ参加して頂くのが・・・
徒皆様の参加漏れのないよう。お願い致します。

競技の基本原則としまして・・

バスケットボール

サッカー

ソフトボール

卓球(ダブルス)

また、全ての・・ルールを・・・反則を・・やむをえず・・あり・・

と、いう感じの事が書いてある。

『ヤンクミのジャージ・その26』

同じジャージでも、この時ヤンクミが着ているジャージは
ラグビージャージで、たしか日本代表チームと同じ柄。
メーカー名はカンタベリー?らしい【参照】(くりやま様の情報)
よく見ると、ジャージなのになぜか肩にパッドが入っている。

『みんな!ありがとう!!頑張って優勝しましょう!!』

3−Cの生徒をチューで釣った藤山先生。
何で急にやる気を出したのかよく分からないが
どうやら篠原にコーチを依頼する口実だったらしい。

『優勝したらほっぺにチュ〜〜〜だぞ!!』

静香の話を聞いたヤンクミの妄想シーン。【画像
「ごくせん」ではこれまで一度もなかった演出で
『ナースのお仕事』を思い起こさせる。

久美子 『あ・・・・そうか・・ホッペじゃ不満なのか?』

内 山 『それ・・罰ゲームだろ〜〜〜!!』

久美子 『いや・・罰ゲームって・・ねぇ・・・』

ご褒美のつもりで『ホッペにチュー♪』を提案したのに
生徒からは罰ゲーム呼ばわりされるヤンクミ。

猿 渡 『山口先生・・・・イイですか?こんな連中ですよ。
     ルールーもへったくれもあったもんじゃぁない。
     ゲームセットの声を聞く前に反則負けですよ
     フンッ・・・・駄目クラス(笑)』

久美子 『だ・・・駄目クラスゥ!?』

球技大会棄権を進める猿渡教頭とヤンクミのやり取り。
ケンカっぱやい内山あたりが猿渡にスゴんで見せるが
四種目中三種目で猿渡の言った通りになってしまう情けなさ。

『もし・・3Dが優勝したらポマードの代わりに
 ハチミツつけて花壇に1日中埋まっててやる。』

3−Dが優勝するわけがないと確信している
猿渡教頭が自信満々で宣言した約束。

エンディングのネタ振りかと思ったらただ言っただけだった。

久美子 『・・・今は学校には来てないけど・・・
      あたしが何としてでも連れてくるから』

猿 渡 『イイんですか?そんな無責任なこと言って』

球技大会で優勝するために何としてでも結城を登校させると
3−D生徒に誓うヤンクミと冷淡に切り返す猿渡。
この直後のヤンクミのメガネが光るシーンも当然CG合成。

久美子 『いいか!ヤロウども!!球技大会には3−D全員で
      キッチリ落とし前つけてやろうじゃねぇか!!』

猿 渡 『・・・・落とし前?』

久美子 『あ・・・男前になろうね♪・・・って言ったんです』

ヤンクミの業界用語ネタ。
業界用語ネタは原作にも出てくるが、正直それほど面白くもない。

『3年D組・球技大会優勝大作戦開始〜!!オーッ!!』

第3話の『3年D組・金髪先生大作戦!!』と同じパターン。
このパターンも定着するかと思いきやそれほどでもなかった。

柏 木 『じゃあ、自分が久美子さんのクラスを・・』

久美子 『今そんな話してるんじゃないでしょう!!』

篠原が3−Cのコーチを引き受けた事を知ったヤンクミが
3−Dのコーチも引き受けて欲しいと頼むが藤山先生が妨害。
見かねた柏木が自ら3−Dのコーチに名乗りを上げるが
ヤンクミには完全無視される。・・・・柏木がちょっと不憫。

『こうなったら・・・意地でも負けるわけにいかねぇ!!』

篠原を3−Cに独占される事になったヤンクミの叫び。
目の中に炎が燃え盛っているが当然コレもCG合成。

『体育館』

撮影協力のテロップから見て田園調布学園大学の
体育館を借りて撮影したものだと思われる【参考HP

『篠原のヤロウ〜』

恋のライバル篠原に対抗意識を燃やすテツだが
原作のテツは篠原を想うヤンクミに協力したりしている。

『SE』

勝手に3−Dのコーチを買って出たテツを呼び戻すヤンクミ。
今回のエピソードではウルトラマンやホイッスルの音が目立ち
ヤンクミや猿渡教頭以外のキャラクターにも
すでにヘンなSEが演出として定着してきている。

このシーンで着ているTシャツは4話で着ていたのと同じもの。

『てつ・・・さん?』

今回も、テツを目ざとく見つける藤山先生。

他の登場人物と比べて静香とテツの偶然の出会いは
不自然なほどに回数が多いので、視聴者の反響しだいで
久美子&てつ&静香を巡る三角関係?!なんて展開にも
持っていけるように用意されたシーンだと思われる。

『南のジャージ』

背中や袖にやたらと『FUBU』と書いてあるので
たぶん、ここの製品だと思う【参考HP

『ヤンクミじゃねぇけどさ・・・落とし前だけは
 つけておいた方がいいんじゃねぇか?』

1話での反抗ぶりからは想像も付かない沢田のセリフ。
沢田がヤンクミに対して、かなり信頼を抱いている事が
このセリフからハッキリ分かるようになっている。

『2年の時オレらさ・・・3−Cのアベと一緒に
 あいつの事イジメてたんだ・・・』

この回想シーンから、南とクマは2−Bだった事が分かる。

原作にもイジメ問題を扱ったエピソードが3巻85〜137Pにあるが
これは完全に藤山先生のクラスと彼女の過去に関わるお話で
6話と被っているのはヤンクミが沢田たちとサッカーをする事ぐらい。

いじめられっ子の市川君を藤山先生が大きな愛と大きな胸で
受け止めて、立ち直った市川君は男声コーラス部に入部する。
という流れなのだが、ドラマの藤山先生は胸も大きくないし
男声コーラス部の顧問でもないので内容を変更されたのだろう。

『アベ』

3−Cのいじめっ子・アベを演じるのは斉藤羅慈君。
映画『ウォーターボーイズ』で島津や荒高の渡辺と共演【参考HP

熊 井 『・・・・・怒んないのか?』

久美子 『お前ら・・・もう分かってんだもんな(笑)』

1話でぶん殴られたのがトラウマになっているのか
てっきりヤンクミに殴られると思っているクマ。

『クマと南のいい子いい子するヤンクミ』

またもや頭をグリグリするシーンが登場。
どうもドラマのヤンクミは3−Dの生徒たちの
父親や母親の代わりをしているように見える。

『ヤンクミのジャージ・その27』

『お前ら優勝するぞー!』と気合を入れるシーンで
着ている薄いグレーのジャージはウイルソンの製品で
最初の妄想シーンで着ていたのと同じもの。

結 城 『僕みたいな弱い人間は誰かが助けてくれなきゃ
      苛められるに決まってるじゃないですか?!』

久美子 『いつもそうやって・・・何でもかんでも
      人のせいにして逃げてきたんだろ?』

結 城 『ボクは被害者なのに・・・何で
      責められなきゃいけないんですか?!』

結城が苛められた事に関しては結城に責任はないが
こういう被害者ヅラをされると、確かにムカつく(笑)

『これから喋る事はお前の胸だけに留めておいてくれるか?』

テツが沢田にお嬢の秘密をコッソリ明かす。
しかし、テツは沢田にベラベラ秘密を喋りすぎではないか?

『お嬢の秘密』

実は昔はいじめられっ子だったというヤンクミ。
原作、3巻『久美子のケンカ修行』という話の中でも
紹介されているエピソードだが内容はかなり変わっている。

まず原作のヤンクミは7歳の頃はメガネをかけていないし
髪も肩のあたりまでしかなく、今よりずっと短い。

そして、最大の相違点はヤンクミの喧嘩の師匠が
原作では祖父・黒田龍一郎ではない事。

原作で幼い久美子にケンカのイロハを叩き込むのは
ドラマには登場しない黒田一家の若頭・大島京太郎で
久美子と大島の心温まるエピソードになっている。

このエピソードの内容が変更された事で、原作ファンが
密かに期待していた大島若頭の登場は絶望的になった。

『幼少時代のヤンクミ』

7歳の頃のヤンクミを演じたのは大後寿々花ちゃん。

『結城と相撲を取るヤンクミ』

神社で結城に相撲にしか見えないケンカを指南するヤンクミ。
ロケ地は、2、3話で登場した神社と同じ場所だと思う。

このシーンの撮影は深夜に行われたらしく、仲間さんは
7月3日の最終回当日に放送された番宣スペシャルの中で
VTRを見ながら「眠かったぁ〜・・この時(笑)」とつぶやいていた。

『何してんだよ?
 ・・・・一人じゃ起き上がれねぇのかよ?
 誰かが手ェ貸してくれんのを待ってんじゃねぇよ!!
 そんなんじゃな・・・いつまでたっても
 お前は弱虫のまんまなんだよ!!』

『義理人情も・・・渡世の仁義も
 テメェの足でしっかり歩いてる
 胸張って生きてるヤツにしか通用しねぇんだよ!!
 逃げてばっかのヤツにな・・・手ェ貸してくれるほど
 世の中そんなに甘くねぇんだよ!!』

『思いっきり本気でぶつかって来いよ!!』

『嫌な事があった時・・・・
 逃げたくなるのはみんな同じなんだよ!!
 でもそこで逃げちゃお終いなんじゃないのか?!
 嫌な目に遭ったって自分の力で立ち上がってく事が
 生きてくって事なんじゃないのか?
 ・・・どうなんだよ!?』

言い訳ばかりする結城をヤンクミが一喝。

たしかに結城の被害者ヅラも見ていてムカムカするが
結城をイジメていた南・熊井には怒りもしなかったのに
イジメられっ子の結城を一方的に弱虫呼ばわりするのもどうか?

しかし、人生訓としてはこれ以上ない程もっともな意見ではある。

『ヤンクミのジャージ・その28』

球技大会当日に着ている赤いジャージはプーマの製品。
髪留めのゴムも赤になっていて細かい気配り【画像

『静香ちゃんTシャツ』

3−Cの生徒全員が着ている静香ちゃんの顔写真入りTシャツで
胸には「WE LOVE SHIZUKA!」なんて文字が入っている。

いじめっ子のアベまでが、これを着ているのが間抜けで笑える。

久美子 『よーっし、みんな・・がんばるぞ!!・・集まれ〜!!』

久美子 『ファイト〜〜オーッ!!』

3−D 『オーッ!!』

ヤンクミの呼びかけに素直に応じただけでなく、ヤンクミと一緒に
掛け声をかける3−Dの生徒たちの様子が描かれており
ヤンクミが3−Dの生徒から仲間として認められた事が分かる。

『結城登場』

1話、5話のヤンクミ同様、逆光を背負って登場。
まぁ、こういう登場シーンでは定番の演出か?

『俺達は腐ったミカンじゃない!』

3−Dの応援席に貼ってある壁紙に書いてある言葉。

TBSの人気ドラマ『3年B組金八先生』の第2シリーズ
『腐ったミカンの方程式(1980〜81年)』の有名なセリフから。

『エアジョーダン』

NBAのスーパースター、マイケル・ジョーダンの愛用モデルで
現在でも新作が発売されているナイキのバスケットシューズ。

南が履いているのは1990年に発売された『エアジョーダンVI』で
たぶんオリジナルではなく2000年に発売された復刻版だと思うが
協力企業にナイキの名前はないので、石垣君の私物でなければ
衣装協力の「Backdrop」からの借り物だと思う【BackDropHP

 南  『ホラ・・・』

結 城 『・・・・大丈夫』

昔、結城を苛めた南が倒れた結城に手を差し出す。

そのまま結城が南の手を取っても友情モノとして
通用しそうなものだが、ここではさらにひねって
ヤンクミの言葉を思い出した結城が自分の足で
立ち上がろうとする。という演出が施されている。

『急に強くなる3−Dバスケチーム』

結城がやる気を出した途端、急に強くなる3−Dバスケチーム。

内山がスクリーンを使ったり、南がノールックパスを出したり
結城が華麗なボールハンドリングを見せたりと試合中に急成長。

野田と熊井に関しては、あまりプレーに代わり映えはないが
南、内山、結城は急に上手くなっていてちょっとヘンな感じ。

『北原憲彦』

第6話にだけ『バスケット指導』としてクレジットされている方。

北原憲彦さんは1954(昭和29)年1211日生まれで長野県出身。
72年、高校3年で全日本入り、明治大を経て76年NKKに入社し
日本リーグで活躍。全日本では
8187年まで主将を務める。

76年のモントリオール五輪代表に選出。88年に現役を引退した後は
様々な企業チームの監督・ヘッドコーチを務めるかたわらで
テレビの解説者としても活躍。2000年に女子ナショナルチームの
ヘッドコーチに就任した日本バスケットボール界の第一人者。

『ボクは今・・モーレツに感動しています!!』

テツの手を固く握り締める篠原。ちょっとホモ臭いのが気になる。

安 藤 『結城は2年生からやり直したいって言ってるんですが』

久美子 『ホントか?結城!!』

結 城 『ハイ!!』

菊 乃 『・・・って事は退学はナシですよねぇ?』

久美子 『いいですよね?教頭!!』

猿 渡 『まぁ・・・・そういう事ならやむをえませんねぇ・・』

結局、わずかに出席日数が足りなかった結城が
退学せずに2年生からやり直したいと申し出る。

要するにウエンツ瑛士君が1回限りのゲスト出演である事が
露骨に見えてしまうので正直言って興醒めする展開。
何もしていないクセになぜか得意げな菊乃のセリフもむかつく。

というか、一旦進級した結城が2年生をやり直すなんて事が
実際に可能なのかどうか気にならないでもない。

久美子 『よ〜し、お前ら!!
      1勝しかしてないけど特別サービスだ!
      ほっぺにチュ〜〜〜してやる!!』

3−D生徒 『ウェ〜〜!!!』

久美子  『チューだってば!!チュ〜〜〜!!』

とにかく、ヤンクミが可愛い。

このあたりのエピソードからヤンクミの『強さ』だけでなく
『可愛さ』が前面に出てくるようになった印象が強い。

原作とドラマのヤンクミは、どんどん違うキャラになっているので
原作のヤンクミを知っていると多少違和感を感じないでもないが
こうやって話の途中でキャラクターが膨らんでいくのは良い傾向。

1話 2話 3話 4話 5話 6話 7話 8話 9話 10話 11話 12話

戻る

inserted by FC2 system