「ごくせん」チョットいい話


第5話

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第5話

【タイトル】

???

【オンエア】

5月15日

【放映時間】

22:10〜23:04

【視聴率】

18.8%

【演出】

佐藤 東弥

【脚本】

横田 理恵

【音楽】

大島 ミチル

【ゲスト】

栗田 梨子

羽仁 俊太郎

新田 亮

五十嵐 元

半田 健人

蒲生 麻由

木村 真依

斉藤 未知

石垣 秀基

根田 淳弘

テアトルアカデミー

劇団 東俳

放映プロジェクト

古賀プロダクション

【撮影協力】

実践女子短期大学

東京薬科大学

カラオケパセラ

namco

東京レモンハウス

NK特機

【美術協力】

タチカワ
ブラインド

フジパン

富士ゼロックス
株式会社

brother

NEC

REGALO

CLOUD

ORIENT

PUMA

Sonik
skate distribution

FREDEIQUE
CONSTNT

【衣装協力】

D.O

LAST-SCENE

Jines

CUBE SUGAR

acide

BEATRICE

???

ANAYI

Forever Love

株式会社 森徳

京 香織

CUSTO

HORIKOSHI

アプロン白衣

ヒットユニオン

株式会社
ワコール

AS KNOW AS

KarL Park Lane

A・R

CRISP

【協力】

NTV映像センター

日本テレビアート

シネハウス

映 広

【TD】

金子 幸男

【撮影】

市川 正明

【照明】

角田 信稔

【音声】

菊池 啓太

【VE】

弓削 聡

【編集】

松竹 利郎

【EED】

天野 球

【MA】

清水 栄理子

【LP】

小林 靖直

【選曲】

藤村 義孝

【効果】

岩本 泰乃

【TM】

秋山 真

【美術】

有尾 達郎

【美術進行】

竹内 秀和

【装置】

梶 勝正

【装飾】

川畑 満彦

【衣装】

前田 由美子

【持道具】

吉岡 憲生

【メイク】

上野 志穂

【特殊効果】

星野 伸

【電飾】

坂井 厚太

【建具】

黒岩 直仁

【造園】

浜野 義雄

【生花】

石川 由香里

【スタイリスト】

冨田 信明

【スタイリング協力】

四方 修平

【広報】

梶原 美緒

【電波PR】

栗原 一浩

【スチール】

押山 晃一

【OPタイトル】

ケネックジャパン

【ACTコーディネイト】

F・Cプラン

【車両】

ファン

【企画協力】

古賀 倫明

【スケジュール】

桐ヶ谷 嘉久

【演出補】

山下 学美

【制作担当】

小宮 孝一

【制作主任】

篠原 真貴

【制作デスク】

井駒 希美

【記録】

吉丸 美香

【プロデュース補】

渡部 智明

鈴木 香織

【チーフP】

増田 一穂

【統括】

井上 健

【プロデュース】

加藤 正俊

ファーストシーン』

1話完結スタイルを取っている「ごくせん」としては
珍しく、第4話のエンディングから始まっている。

『合コン』

脚本の横田さんが担当した前回の3話では登場しなかった
合コンネタが今回は4話の流れを受けてさっそく登場。

教師が、毎週のように合コンというのはどうかと思うが
まぁ、事件か合コンでもないと篠原と柏木がストーリーに
かかわってくる機会はほとんどないので、これほど頻繁に
合コンが行われるのは、大人の事情というヤツである。

『やった!!』

篠原から携帯の番号を教えてもらえる事になって
大喜びするヤンクミだったが、菊乃と静香はとっくに
携帯の番号を聞いていた事が判明し憮然とする。

しかし、わざわざ自分の番号をコースターに書いてくれた
柏木の事は徹底無視(笑)という現金な面も垣間見せる。

ちなみに、このとき柏木が書いていた電話番号は
坂田さん本人のマジ携帯番号だったらしい。

『だいたいアンタらがいつの間に聞いたんだっつーの』

静香と菊乃が自分より先に篠原の携帯の番号を知って
いた事に不満タラタラのヤンクミがカメラ目線で一言。
『ナースのお仕事』シリーズではワリとよく登場する演出。

『アタシの携帯が・・・・ない!!』

携帯がなくなっている事にようやく気づいた
ヤンクミのステキな関西ポーズ(笑)【画像

『東芝・A3013T』

チラッとだけ映るヤンクミの携帯の型式番号【参考HP

仲間由紀恵さんが「au/KDDI」のCMキャラクターに抜擢されたのは
この番組のスポンサーがKDDIだった事と無縁ではないだろう。

『大江戸一家・・・』

テツと会話しながら携帯の持ち主の家に辿り着いた
沢田が表札に書かれた文字を見てつぶやいた言葉で
ついに沢田慎に知られてしまうヤンクミの秘密。

原作では3巻の「伝説の任侠・大島若頭のお帰り!!」という
エピソードで、沢田は初めて黒田一家とヤンクミの関わりに
ついて知り、同じく3巻の「おとり捜査再び」というエピソードで
本格的にヤンクミの素性を知る事になるのだが、ドラマには
大島若頭が登場しないので、ストーリーが変更されている。

若 松 『・・・ツマラねぇもんですが・・・お礼に』

沢 田 『いえ結構です・・・いちおう未成年ですから』

若 松 『バカヤロウ!!こんなもん差し上げてどうすんだい!!』

ミノル 『スイマセン!!』

沢田に携帯を届けたお礼として、日本酒を渡そうとした若松が
年齢を理由に断られると、ついさっきまで『おぉ〜上等だ』と
言っていたくせに、酒を持って来たミノルの頭を張り倒す。

任侠の世界ではたとえ理不尽だろうと上下関係は絶対なのである。

『あの・・・そこに貼ってあるプリクラ』

携帯の裏に貼られていたヤンクミのプリクラを
目ざとく見つけていた沢田慎のセリフ【画像

必死に隠そうとしていたお嬢の秘密をアッサリ
沢田に指摘されて落胆する大江戸一家の面々。

中でもミノルのリアクションが最高にいい表情。

『別嬪さんなんで〜貼っといたようで』

プリクラの事を指摘された若松の苦しい言い訳。

原作者の森本梢子さんは「ごくせん」の主演が仲間由紀恵さんに
決まったと聞いた時に『ヤンクミはあんなに綺麗じゃない!!』と
思ったそうで、原作でも「ヤンクミが実は美人」なんていう表現は
黒田一家のメンバー以外の口からは一度も登場していない。

『オメェさんを・・・男と見込んでひとつお願いがございやす』

慎に頼み事をするために菅原が敷いた座布団をどけて
居住まいを正す黒田龍一郎の仕草がさすがという感じ。

座布団をどけるという行為は、自分は一段低い位置から
あなたにお願いをしますよ。という謙譲の意思表示である。

『ケータイなくすなんて・・今日はついてないよ・・』

おそらくロケ地は西池袋だと思う。深夜から明け方の間に
後の方のパトロールのシーンと一緒に撮ったのではなかろうか?

『ヤンクミの私服』

原作のヤンクミはミニスカートを穿いていたりするが
ドラマのヤンクミの私服は基本的にパンツルックで
常にローライズのジーンズを穿いている。

「TRICK」の山田奈緒子など、仲間由紀恵さんの演じる
キャラクターはスカートを穿いているケースが多いが
仲間さん自身の私服はパンツルックが多いらしい。

『集団暴行事件』

逃げるサラリーマンの背後に見えるネオン看板が、どう見ても
池袋西武デパートのもので、ロケ地は池袋の「びっくりガード」。
最初の被害者を演じているのは、たぶん根田淳弘さん【参考HP

今回の話は少なくとも単行本5巻までは原作にないエピソードで
細かなエピソードを除けば完全にドラマオリジナルになっている。

これは加藤PがTV Stationのインタビューで、この番組でしか描けない
と思った、と語っている『ケンカと暴力の違い』というテーマについて
時間をかけてじっくりと描くためだと思われる。

沢 田 『・・・興味ねぇよ』

 南  『お前さぁ、前から思ってたんだけど・・正常?』

ドラマの南は3−Dイチのナンパ男という設定なので
ワリと硬派なキャラ設定の沢田と好対照になっているが
原作の南は「まんぼうヅラ」なので沢田の敵ではない。

久美子 『ん?・・・なんだよ沢田、人の顔じーっと見て・・
      あっ!・・お前まさかアタシの事・・やめろよ(笑)』

沢 田 『バカじゃねぇ?』

チョーシに乗って寝ぼけた事を言うヤンクミの言葉を即否定する慎。
この男が最終回に「・・・4人だ」なんて事を言うとは思えないが。

『・・・・なんでこっち来るんですか?』

職員室での猿渡とヤンクミのやり取り。

このシーンを撮影した時に、猿渡五郎役の生瀬さんは
自分の顔が映らないのをいい事に仲間さんの目の前で
ものすごく変な顔を連発して仲間さんを困らせたらしく
後で事ある毎に仲間さんからネタにされていた【画像

『だって一応・・タイマンだし・・別にサシゴロでもねぇしな』

織田と明智のケンカを見物していたヤンクミのセリフ。
業界用語ネタのひとつで、サシゴロとは刃物を持って
ケンカをする事を意味するらしい。

このシーンは原作、単行本1巻70Pで園村という生徒が喧嘩の
最中に刃物を持ち出して観戦していたヤンクミに止められるという
シチュエーションに、原作4巻18Pのヤンクミと野田のやり取りを
そのままハメ込んだような形になっている。

『ヤンクミのジャージ・その21』

このシーンのフードのついた白と水色のツートンの
ジャージは・・・・・どこの製品?【画像

『・・・・コアラ!!』

クマの後ろに隠れていたがクマが回れ右をしたので
教頭と鉢合わせになってしまい、思わず出した右手の
やり場に困ったヤンクミがとっさに言ったギャグ。

てっきり台本に書いてあったセリフだろうと思っていたら
雑誌『アップトゥボーイ(1998年4月号)』に『コアラ!』をする
仲間由紀恵さんの姿がバッチリ掲載されており、このセリフが
台本ではなく仲間さん、ご本人の持ちネタである事が分かった。【資料
(資料提供:Mr.LOVE&POPさん)

『デブVSデブ』

クマとミノルが偶然公園で遭遇。

この時、クマが食べているのはフランクフルトで
ミノルが食べているのはアメリカンドッグだった。

お互いの事を気にしたと言うより相手の持っている
食べ物が気になったのではないかと思われる。

BGMは映画『スターウォーズ』の『デススターのテーマ』だと思う。

『そりゃ回りはみんなお嬢を四代目に・・と思ってるだろうよ。
 だけど・・・今はオレもおやっさんと同じ考えだ・・・
 お嬢には好きな道を進んでもらいてぇ。
 お嬢は・・俺らにとって、でぇじ(大事)な人だからよ』

公園でテツが沢田に言った言葉。
この時はこんな事を言っているくせに、10話ではヤンクミに
四代目を継ぐ気があるのかどうか問い詰めていたりする。

夕暮れの公園の噴水をバックに、たこ焼き屋の屋台で
並んで立っている金子賢と松本潤という絵ヅラがシュール。

『森崎亜美』

クマに一目惚れされる桃百合女子学院の生徒
森崎亜美を演じるのは栗田梨子さん。【ファンサイト

5話放映時には報知新聞にもこんな記事が載っていた【参考

亜 美 『ごめんなさい・・クリーニング代払います』

熊 井 『・・・いいって別に・・・こんな服』

クマが喫茶店で森崎亜美に一目惚れするシーンの会話。

タイタニックのテーマソングをBGMにソフトフォーカスの
森崎亜美とクマのどアップが連続で頭がクラクラしてくる。

喫茶店という設定だが、ロケ地は洋風居酒屋らしい【参考HP

『その他の桃女の生徒』

『絶対教えない方がいいよ』と言った子は木村真依さん【参考HP

『この人たち白金だよ!』と言った子は斉藤未知さん【参考HP

『見回りをする先生たち』

ロケ地は2話でも撮影に使われた西池袋ロサ会館前のロマンス通り。

大 山 『教頭!!・・連中が〜生息ないし繁殖するのは
      大抵ゲームセンターかカラオケボックスですよ』

久美子 『繁殖・・・って大山先生・・そんな・・・
      生徒たちをミトコンドリアみたいに・・』

大 山 『山口先生!!』

久美子 『ハイ?!』

大 山 『ミトコンドリアは繁殖しませんよ』

久美子 『・・・・・イヤミなヤツだなぁ〜!!』

大山の生徒をバカにした発言に異論を唱えたヤンクミだったが
言葉尻を捉えられてあべこべに反撃される羽目になる。というシーンで
大山の『根暗で性格が悪い』という設定が初めて生かされたやり取り。

ちなみに『ミトコンドリア』とは真核細胞内の細胞小器官のひとつで
酸素を用いて糖質を酸化して細胞の生化学的エネルギーを生産する
中心的な器官の事。ミトコンドリアには独自のミトコンドリアDNAや
リボソームなどがあり、半独立で増殖することから、その起源が
ある種の好気性細菌の寄生によるものではないかという説もあり

このミトコンドリアの特性を生かして描かれたサスペンス小説
『パラサイト・イヴ』ではミトコンドリアが大量増殖する描写があるが
これもあくまで単独での増殖であって、繁殖ではない。

『アラ?五郎ちゃん!!』

第3話にも登場した『クラブパラダイス』のさつきちゃん。
今回は名前は出ていないが前回と同じく蒲生麻由さん【公式HP

『あ・・・・・鷲尾先生のお知り合いですか?
 ハァ〜綺麗な人ですねぇ〜・・・こんばんにゃ!!』

誤魔化そうとする猿渡教頭。今晩ニャって(笑)

『カラオケボックス』

一瞬だけ映る外観は『おいしんぼパセラ池袋本店』。
前出のロサ会館から100mと離れていない場所にある。
店内のシーンも同店で撮影したものと思われる。

『・・・ビンゴだ』

カラオケボックスにいた3-Dの生徒は今川、北条、他2名。

猿 渡 『・・・人間も消える事があるんですね。』

久美子 『・・・・(ニッ)』

またもやヤンクミに弱みを握られた猿渡教頭。
仲間さんの『ニッ!』っとした表情が可愛い。

『何で急にいるんだよ!!』

教室でクマたちが亜美の話をしていたら、またもやどこから
ともなく会話に加わってきたヤンクミに野田が言ったセリフ。

原作では2回ぐらいしか登場していないシチュエーションだが
ドラマでは、もはやお馴染みのパターンになりつつある。

久美子 『いいねぇ・・・・春は恋の季節だねぇ』

沢 田 『・・・・春はもう終わりだよ』

江頭美智留さんが脚本を担当した回のお馴染みのセリフの
『春だねぇ♪』と『恋だねぇ♪』を混ぜたようなセリフ。

沢 田 『そういうアンタは・・・
      人にアドバイスできるほど経験あんのか?』

久美子 『・・・・・・授業はじめま〜す。』

クマに恋愛の事をあれこれ語っていたヤンクミが
沢田に痛い所を突かれて反論できずに寂しく一言。

『熊井輝夫』

3−Dイチの食いしん坊、熊井輝夫を演じるのは脇知弘君。

1980年10月11日生まれの東京都出身、身長173cm
体重113kgという巨漢に似合わず特技は剣道と手品?

『ショカツ(KTV)』『IWGP(TBS)』『さよなら小津先生(CX)』
『ルーキー(CX)』「TEAM2(CX)』『ハンドク(TBS)』と
数々のドラマに、いつも似たような不良役で出演しているが
特に『さよなら小津先生』での不良役が印象的【参考HP

「ごくせん」のドラマ化に当たってキャスティングが発表された時に
原作ファンから『イメージが違う』というクレームが一切出なかった
唯一のキャラクターが、この熊井輝夫だった。

『桃百合女子学院』

ロケ地は東京薬科大学と思われる【東京薬科大学HP

『向井君』

亜美の彼氏で神宮寺高校の生徒。たぶん羽仁俊太郎君。

『・・・ダメだ言えないよ!』

クマには偉そうな事を言っておいて自分はてんでだらしないヤンクミ。

篠 原 『先生も気をつけてくださいよ。
     出来れば夜の一人歩きは避けてください。』

久美子 『・・・・・・ハイ♪』

篠原の刑事らしい気遣いに両手を組んで
乙女の祈りのごときポーズで答えるヤンクミ。

こういうシーンの演出からは、ケンカが強くて
男勝りのヤンクミ像は微塵も感じられない。

『見回りをする先生・その2』

安藤、岩本、静香、菊乃の4人がゲーセンを視察。
『保健室の先生ってこういうの免除されるのとちゃうかなぁ〜?』と
川嶋先生はボヤいているが、まったく同感。

『FINAL FURLONG』

静香と菊乃が勝負している競馬ゲームの名前【参考HP

『集団暴行事件・その2』

ケータイで話していた大学生が襲われた場所は
池袋「びっくりガード」にある新宿側の歩道の信号付近。
被害者の大学生を演じたのは石垣秀基さん【劇団・東俳

『黒田家の歯ブラシ』

2話でも登場した黒田家の疑惑の歯ブラシだが
今回は龍一郎、久美子、てつ、ミノル、若松になっており
前回あった『若頭代理』の名札が剥がされている。

たぶんオンエア後にスタッフの誰かが間違いに気づいたのだろう。

『寝起きのヤンクミ』

2話以来のヤンクミの寝起きだが寝癖がさらに凄い事になっている。

『新聞の記事』

またも集団暴行事件

白金町の繁華街付近、大学生襲われる

犯人グループは高校生か

昨夜十三日、東京都にある白金町の繁華街付近で
大学生の溝口健二さん(二一)が、高校生らしき
七〜八人のグループに突然、襲われ重傷を負った。

溝口健二さんは、昨夜白金町内の繁華街近くで友人と
携帯電話で話しをしていたところ、いきなり鉄パイプで殴られ
意識不明のまま、倒れていた所を通行人に発見され近くの
救急病院に運ばれた。

管轄内の環六署は、手口などから最近の連続暴行と
同一犯による犯行とみている。

これで連続六件目になる集団暴行事件の犯人特定に対し
環六署では目撃証言などから高校生グループが事件に
関与していると見ている。

環六署の夜警パトロールの増員と付近の白金学院高等学校の
先生による非行防止パトロールが行われた直後だけに
住民も不安の色を隠せないでいる。

この事件を重くみている環六署ではさらにパトロールの強化を
計ると共に、白金町内に警戒体制をしくことにした。

犯人が未成年の可能性が強いだけに、これ以上の犯行を
重ねる前に解決?すべきだ。

『3−Dで集団暴行発生?』

ゲーセンでタバコを吸ってた事をチクッたA組の生徒を
教室でボコボコにしていた3−Dの悪ガキたち。

こういうシーンを見ると改めて3−Dというクラスが
不良生徒の吹き溜まりである事がよく分かる。

『テメェらがやったのはなぁ・・
 ケンカでもなんでもねぇ・・ただの暴力だよ!!』

ヤンクミが集団リンチをしていた生徒に言った言葉だが
内山を筆頭に誰もヤンクミの言葉の意味を理解できない。

が、この『ケンカと暴力は違う』というヤンクミの主張には
加藤Pが雑誌『TV Station(2002年17号)』のインタビューで
「これは「ごくせん」でしか出来ないと思ってテーマにした」と
答えているほど重要なメッセージが含まれている。

番組プロデューサーには現場に全く関わらないタイプと
演出や脚本にまで口を出すタイプに分かれるらしいが
加藤プロデューサーは明らかに後者のタイプと思われる。

『ヤンクミのジャージ・その22』

3−Dの集団リンチ現場に登場したヤンクミが着ている
ライトブラウンのジャージはウィルソンの製品【これと同じ

『ファミレス』

3−Dの生徒がヤンクミに怒鳴られた後で来たファミレス。
このお店、ファミレスに見えるが実は撮影スタジオ【参考HP

テレビドラマやCMに登場するファミレスの映像は
実はほとんど、このスタジオで撮影されているらしい。

『悪いけど・・・・・オレ今回はヤンクミに1票』

第1話のバカぶりがウソのような沢田のセリフ。
他の生徒と沢田の役割がハッキリ分かれて来た感じ。

『ヤンクミのジャージ・その23』

後半で着てる水色のジャージはフレッドペリーの製品【画像
4話以降、頻繁に登場するようになったジャージで
黒のトレパンとの組み合わせが定番になっている。

『白金の生徒が集団暴行の犠牲に』

神宮寺高校の生徒に殴られたのは柳生有統。

『ファミレスにいた神宮寺高校の生徒』

前回3−Dの生徒たちが来たのと同じファミレスで
神宮寺高校の生徒も前回ファミレスにいたのと同じメンバー。

実は神宮寺高校の生徒たちは集団暴行グループの中心人物で
新田亮【参考HP】、半田健人、五十嵐元【劇団・東俳】という人たち。

『ヤンクミに電話をかける沢田』

クマが亜美の危機を救うために飛び出して行った事を
ヤンクミの携帯に連絡する沢田慎。

慎がヤンクミの携帯番号を自分の携帯のメモリーに
入れていた事が一部の皆さんの間で話題になったが
11話ではクマからも携帯に連絡が入っているので
別に深い意味があったわけではないと思われる。

『逃げる向井君と飛び出す熊井君』

桃女の前でクマと出くわした時には『何かあったら僕に言いなよ』などと
亜美に言っておきながら、イザとなったら逃げる向井君カコワルイ。

『ヤンクミ変身』

メガネを取って髪を解くヤンクミの変身シーン。
今のところ佐藤東弥監督が演出している回にのみ登場する。

『走るヤンクミ』

妙に腕をしっかり振って走っているヤンクミ。
仲間さんは女の子っぽい走り方にならないように
殊更に注意しているのではないかと思われる。

仲間さんは高校生の頃、3年生になってから
陸上部に入部したという経歴の持ち主でもある。

『13号倉庫』

ヤンクミの後ろに見えるフォークリフトに『山九株式会社』と
書いてあるので、たぶんこの会社の倉庫だと思う【参考HP

『やばいぞ・・3−Dの連中も仕返しに行ったらしい』

ヤンクミと倉庫で出会った沢田の第一声。
自分も3−Dなんだから「3−Dの連中」はないと思う。

『ヤンクミ大暴れ』

犯罪集団、神宮寺高校の生徒を相手に大暴れのヤンクミだが
今回も学生が相手なので当て身や投げが中心になっている。
こんな連中は殺したってバチは当たらないと思うが。

『殴られるヤンクミ』

ヤンクミを殴った神宮時高校の生徒は新田亮君だと思う。
殴られた後のヤンクミの凛々しい表情がイイ【画像

『そんな事も分からねぇで・・くだらねぇ
 オモチャ振り回してんじゃねぇよ!!』

武器を使っていては殴られる痛みも殴る痛みも理解できない。ぞ。

しかし、原作4巻81Pでヤンクミは、お使いの途中でパチンコに
ハマって帰りが遅れたテツとミノルを鉄パイプで殴ろうとしていた。

『クマ・・・おまえ”男”じゃないか』

クマに再び「いい子いい子」するヤンクミ。

『いいかお前ら・・よ〜く聞いとけ』

引きの映像からヤンクミにズームインしていくが
ヤンクミの左手がブラブラしているのが妙に気になる。

まぁ、ヘンにアクションつけるわけにもいかないし
手のやり場がむずかしい感じがするのは確か。

『ケンカってのはなぁ・・大切なものを守りたいっていう
 熱い思いでするものなんだ。』

加藤プロデューサーによると「ごくせん」では12話すべてに
人間として守らなければいけない大切なもの。を込めたつもりとの事。

『コイツラだって、ここまで言ってわからねぇほどバカじゃねぇだろ』

これまで白金の生徒の事を、さんざんバカ扱いしていた
神宮寺高校の生徒にヤンクミがキツイ一発をお見舞いする。

『あ・・・アタシ・・ブルース・リーの教本とか見て・・』

ヤンクミの最初の方の動きは映画『溺れる魚』で習ったという
琉球空手の型とそっくり同じ動きだが後ろ回し蹴りに入る時の
ターンの動きは綺麗で、仲間さんが東京パフォーマンスドールの
メンバーとして活動していた頃のダンスレッスンの賜物だと思われる。

このシーンが撮影されたのは撮影スタジオの建物の外だと思う。

『森のクマさん』

クマさんの言う事にゃ、お嬢さんの逃げなさい♪

今回のストーリそのまんまの歌詞。

沢 田 『やっぱ・・大江戸一家の跡取り娘ってバレたらまずいんだ』

久美子 『そりゃそうだろ・・・・ってお前!!どうしてそれを!!』

ケータイを届けたのが沢田だった事をようやく知らされるヤンクミ。
他の生徒から離れて歩いているのは沢田の気配りといった感じか?

『そんなんでお前がクビになったら・・・学校つまんなくなるじゃん』

沢田のものすごい変わり様にビックリさせられるセリフ。

1〜2話でのアレほどのかたくなな態度から一気に軟化した沢田には
さすがに『ヤンクミと沢田が和解するのが早すぎないか?』という
意見も出たが、原作ではヤンクミと沢田は対立しているわけではないし
別にヤンクミと3−Dの生徒の間に信頼関係が出来る過程を描く事が
「ごくせん」のメインテーマでもないのでサッサと片付けたのだろう。

『よし!みんな・・・・アタシと一緒に
 あのでっかい太陽に向かって競争しよう!!』

この太陽はCGのような気がしないでもない。

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