「ごくせん」ちょっとイイ話


第4話

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第4話

【タイトル】

???

【オンエア】

5月8日

【放映時間】

22:00〜22:54

【視聴率】

15.5%

【演出】

大谷 太郎

【脚本】

江頭 美智留

【音楽】

大島 ミチル

【ゲスト】

猪俣 ユキ

中島 芙美枝

中山 沙緒里

大沢 千華

吉田 純子

白石 朋也

石川 エリ子

酒井 麻吏

三谷 悦代

高橋 修

テアトル
アカデミー

劇団東俳

放映
プロジェクト

古賀
プロダクション

【撮影協力】

実践女子短期大学

LA ESCONDIDA

文教堂書店

凧の博物館

NK特機

【美術協力】

タチカワブラインド

フジパン

富士ゼロックス
株式会社

brother

NEC

ムーンファクトリー

ベリテ

SIGNAL?

MILLET

FOSSIC?

MURAI

【衣装協力】

D.O

LAST-SCENE

アプロン白衣

Jines

CUBE SUGAR

acide

???

ANAYI

archives

NICE CLAUP

???

株式会社 森徳

CUSTO

HORIKOSHI

京 香織

ヒットユニオン

AS KNOW AS

???

CHRISTIAN
LACROIX

A・R

holon

KarL Park Lane

CEST LAVIE

【協力】

NTV映像センター

日本テレビアート

シネハウス

映 広

【TD】

金子 幸男

【撮影】

市川 正明

【照明】

角田 信稔

【音声】

菊池 啓太

【VE】

弓削 聡

【編集】

松竹 利郎

【EED】

天野 球

【MA】

清水 栄理子

【LP】

小林 靖直

【選曲】

藤村 義孝

【効果】

岩本 泰乃

【TM】

秋山 真

【美術】

有尾 達郎

柳谷 雅美

【美術進行】

竹内 秀和

【装置】

梶 勝正

【装飾】

川畑 満彦

【衣装】

前田 由美子

【持道具】

吉岡 憲生

【メイク】

上野 志穂

【特殊効果】

星野 伸

【電飾】

坂井 厚太

【建具】

黒岩 直仁

【造園】

浜野 義雄

【生花】

石川 由香里

【スタイリスト】

冨田 信明

【スタイリング協力】

四方 修平

【広報】

梶原 美緒

【電波PR】

栗原 一浩

【スチール】

押山 晃一

【OPタイトル】

ケネックジャパン

【ACTコーディネイト】

F・Cプラン

【車両】

ファン

【企画協力】

古賀 倫明

【スケジュール】

桐ヶ谷 嘉久

【演出補】

山下 学美

【制作担当】

小宮 孝一

【制作主任】

篠原 真貴

【制作デスク】

井駒 希美

【記録】

吉丸 美香

【プロデューサー補】

渡部 智明

鈴木 香織

【チーフP】

増田一穂

【統括】

井上健

【プロデューサー】

加藤正俊

『中間テスト』

原作、第2巻『さゆりさんとの出会い』『クマの母ちゃん』
『白金学院開校以来初の・・・』というエピソードから。

原作では期末テストの成績が悪過ぎたために30点以下の
熊井、南、野田あたりがヤンクミに補習を命じられる話で
南がヤンクミに凄まれたり、クマの母ちゃんが登場したり
基本的に野田と藤山先生はあまり関係ないエピソード。

『遅刻ネタ』

ヤンクミがまともに出勤してると思ったら藤山先生が遅刻。
なぜか遅刻ネタがないと始まらない江頭さんの脚本。

『ヨロシクネ♪』

具合が悪い藤山先生に代わってヤンクミに3−Dの授業を
命じる猿渡教頭の一言で、中途半端にラッパー風。

『ヤンクミのジャージ・その14』

職員室〜授業〜職員室のシーンで着ている
グレーのジャージはウィルソンの製品【画像

『ハンドグリップ』

藤山先生がいつも持っている黄色のハンドグリップ。
もちろん握力を上げるためではなく美容のために使用。
二の腕を引き締める効果があると言われているらしい。

野 田 『あの・・これ分かんない所があるん
      ですけど教えてもらえますか?』

静 香 『ふ〜ん・・・いいけど、どこ?』

珍しく職員室に現れた3−Dの野田(成宮)が、これまた
らしくも無く英語の授業内容について静香に質問する。

憧れの藤山先生の前でドッキドキの野田と、いかにも
うっとおしそうな藤山先生の表情がなかなかグッド。

『野田猛』

首に巻いたスカーフとアヒルの携帯ストラップが特徴でもある
3−Dイチのパソコンヲタク野田猛を演じるのは成宮寛貴君。
1982年9月14日生まれの東京都出身。身長172cm体重53kg。

成宮寛貴君は堤幸彦監督の映画『溺れる魚(2001年)』や
宮藤官九郎の脚本・演出作『木更津キャッツアイ(02年TBS)』
といった話題の作品に出演している若手の個性派俳優。

『金田一少年の事件簿(2001年NTV)』の佐藤東弥監督が
演出を担当した『黒死蝶殺人事件』(第4話、第5話)には
斑目揚羽という役でゲスト出演し、松本潤君と共演した。

現在はJ-Phoneのムービー写メールのCMに出演しており
『au』のCMに出演している仲間さんとはライバルの関係。
2003年公開予定の映画「あずみ」に出演予定。【公式HP

実は「ごくせん」が1話延長されるという情報が一番最初に
リークされたのは彼の公式HPの日記の書き込みだった。

『春だね♪』

江頭さんが脚本を担当している回にしか登場しない
1話、2話でも登場した『恋だね』『春だね』というセリフ。

この回以降はほとんど登場しなくなってしまったが
まぁ『梅雨だね♪』ではサマにならないので当然か(笑)

『野田が買ったネックレス』

路上販売のおねーチャンから1500円を1000円に
ディスカウントしてもらった藤山先生へのプレゼント。
路上販売のおねーチャンは、たぶん猪俣ユキさん【参考

いかにも安っぽいシロモノで、好きな相手からの
プレゼントでもなければ貰って嬉しいワケもない。

『いや・・・急いては事を仕損じますから』

合コンに向けて念入りにお化粧をするヤンクミ。
この後、藤山先生が登場するとヘンなSEのオンパレード。
道具は一通り揃えているようだが致命的に化粧が下手。

『クラブ花園 しずか』

藤山先生が洗面所で落とした名刺に書いてあった名前。
『お水の花道』では『クラブ・パラダイス』系列の高級店が
同じ名前だったらしい。ちなみに『花園』の住所は↓の通り。

東京都中央区銀座2−42−13さくらビル3F

もちろん実在しないはずなので信じないように(笑)

『EL NUEVO ENCUENTRO』

基本的に先生達の合コンはいつもこの店で行われている。
ちなみに店名は『新しい出会い』という意味のスペイン語。

「ごくせん」はワリとロケによる撮影が多いようだが
この店は概観から内部までセットが組まれている模様。

『西部警察のテーマ』

合コンの冒頭『午後7時30分緊急逮捕します』という
柏木のセリフのバックで流れている。日テレなのに。

久美子 『いいですよね・・・ロミオとジュリエット』

篠 原 『禁断の恋・・・燃えますよね』

久美子 『・・・・メラメラと』

あくまで『ロミオとジュリエット』の悲恋にこだわるヤンクミと
それに同意する篠原だが、このシーンでの二人の会話は
微妙にすれ違っているような気がしないでも無い。

ヤンクミのメガネに燃えさかる炎は当然CGだが
他にも目立たないところで結構CGが活用されている。

鷲尾 『燃えますなぁ〜銀座は』

前のシーンのセリフを受けながら場面転換という
CX系、共同テレビ製作のコメディで頻繁に見られる演出。

『クラブ花園』

ロケ地は港区西麻布2-24-12岡部ビルB1にある
メキシコ料理店『LA ESCONDIDA』というお店。

店内でかかってるのは『お水の花道』のテーマソングで
「クラブ・パラダイス」の店内でよくかかっていたBGM。

『クラブ花園のホステスさん』

マイさんは、たぶん中島芙美枝さん【参考HP
あゆみさんは中山沙緒里さんか?【参考HP

『てつさん!!・・・こんな所で会えるなんて嬉しい〜!!』

クラブ花園で、テツと会った静香の第一声。

3話でテツの名前を覚えたのは、この再会のためなのか?

若 松 『いいのかよ?学校の先生がこんなところで』

久美子 『いいんです!学校の先生だって人間です!』

篠 原 『じゃあ今度一緒に映画見に行きませんか?』

若 松 『あっしと・・・見に行って下さる?』

銀座にいる若松と合コンしているヤンクミと篠原の
セリフがオーバーラップしながら物語が進行している。

これも『お水の花道』や『ナースのお仕事』などでは
結構おなじみの演出でワリと頻繁に使われている。

『アニキも一緒にって、しきりに誘われてましたよ』

静香がテツをハワイ旅行に誘っていた事を暴露するミノル。
静香がテツにここまで積極的なのは2枚目だからなのか?

テ ツ 『あっしにはお慕い申し上げてる方がいるんで!』

久美子 『アラァ?!そうなの?
      あ・・八百屋のみっちゃん!そうだろ?!』

組の人間はヤンクミ以外全員が気づいているらしい
テツのヤンクミに対する純愛だが、当人はまったく
気づいていない様子で、テツにあれこれ質問したりする。

原作のヤンクミも篠原先生一筋なので他の男には
目もくれないが、この反応は単に鈍いだけ。

内 山 『やっぱ、そそられるよなぁ〜年上の女って』

熊 井 『え?・・・じゃあヤンクミもか?』

沢 田 『アレは対象外だろ(笑)』

年上の女と聞いてすぐヤンクミを思い浮かべるクマだが
誰一人としてそれに同意しようとしないあたりが面白い。

1話で現金盗難事件をヤンクミにウヤムヤにしてもらった
恩があるクマは他の3−D生徒と比べてヤンクミに対して
好意的な感情を持っている事がこの一言からも分かる。

『ぷきゅ〜』

沢田の頬っぺたにヤンクミがいたずら。

肩を叩かれて振り向いた沢田の頬っぺたにヤンクミの
人差し指がプスリと刺さり沢田に『バ〜カ』と一言。

あくまでクールにヤンクミとの距離を保とうとする沢田と
そんな事はお構いなしに沢田にちょっかいを出すヤンクミ。

『おっ!なかなか良く撮れてるじゃねぇか!!』

野田のパソコンに静香の画像が満載である事を知った
ヤンクミが野田のディスプレイを覗き込んだ時の一言。

野田のノートパソコンは美術協力に名前が挙がっている
NECの製品でLavieシリーズのどれかで間違いないだろう。

原作の野田はパソコンとは無縁で帽子と長髪が特徴。
コンビニでバイトしている姉ちゃんがいる。

『静香をストーキングする野田』

このシーンは実際に銀座で撮影されている模様だが
『クラブ花園』前に関しては違う場所の可能性が高い。

クラブ花園の入り口で静香に声をかけたボーイは、たぶん
白石朋也さん【参考HP】ホステスは大沢千華さん?【参考HP

『ヤンクミのジャージ・その15』

藤山先生の写真が教頭に送られてきたシーンで着ている
ブルーグレーのジャージはフレッドペリーの製品。【参考

『お前がやったのか?』

事前に野田のパソコンで静香の画像を見ていたので
教頭に藤山先生の画像を送ったのが野田である事に
さっそく気づいたヤンクミが野田に詰め寄って一言。

野 田 『アイツはオレが上げたプレゼント
      ゴミ箱に捨てやがったんだよ!!』

久美子 『・・・・・・』

野 田 『・・・自業自得なんだよ!・・そうだろ?』

よく考えれば目の前でプレゼントを捨てられたワケでもなく
コッソリ後をつけていって現場を目撃しただけなのだから
野田に静香の事をここまで悪者扱いする資格は無い。

というか野田の言い分は完璧にストーカーの理屈である。

『野田に鉄拳制裁を加えるヤンクミ』

自分勝手な事ばかり言って藤山先生を傷つけた事すら
自業自得と言い張る野田にヤンクミの怒りの鉄拳が飛ぶ。

加藤正俊Pは「TV Station(02年17号)」のインタビューで
”人を殴る時はグーはダメだとか、殴る時にはちゃんとした
理由が必要だとか・・・”という決まりがあったと答えているが

第1話でクマが盗みを働いた時と、今回のエピソードでしか
ヤンクミが生徒をぶん殴った事がない事からも分かるように
ドラマで教師が生徒に体罰を加えるシーンを登場させるには
数多くの制約があり、相当の理由が必要とされるようだ。

沢 田 『あいつのやった事は確かに最低だよ
      でもあいつの気持ち・・良く分かるよ』

教室を飛び出した野田をフォローする沢田のセリフ。

ヤンクミの言い分を認めながら野田の気持ちも
なんとかヤンクミに伝えようとしている事が分かる。

『学校に静香の写真を持って乗り込むPTA』

ご丁寧に生徒の父兄にまで画像を送信していた野田。

今回に限って実にタチが悪く陰湿な性格になっている野田だが
ドラマで教師が生徒に対して体罰を行うシーンを描くためには
生徒がここまで悪質な事をする必要があるという事だろう。

この人たち→石川エリ子、酒井麻吏三谷悦代高橋修
たぶんこのシーンでPTAとして出演した人たち。

『凧』

ドラマでは黒田龍一郎の趣味という事になった凧作り。

『ヤンクミのジャージ・その16』

藤山先生を巡って職員室で話し合いをしているシーンで
着ている水色のジャージもフレッドペリーの製品【画像
正式にはトラックジャケットという名称で定価12,000円。

『藤山先生は・・私と同じように生徒達から人気もありますし』

藤山先生のクビを取り消させようと熱弁を振るう久美子。
だが一言多いのがタマにキズ(笑)

鷲 尾 『・・熱心に聞いてるじゃなくて、見てるでしょ?』

久美子 『・・・ツッこまないで下さい』

『ボケ』ともども最近は一般的に使われるようになったが
そもそも『ツッコミ』は漫才の役割を示す芸人用語である。

沢田慎役の松本潤君は仲間さんの事をボケキャラと評して
いるが、仲間さん本人は自分はツッコミだと主張していた。

『中間テストの英語で3D全員が英語で30点以上取ること』

この30点という基準は原作2巻『クマの母ちゃん』という
エピソードで赤点が30点以下だったところから来ている。

『分かった・・・今日からテストまでの1週間
 私が放課後、英語の補習をしよう!!』

原作のエピソードでは藤山先生とはまったく関係なく
ヤンクミが期末テストで30点以下を取った生徒に
追試に備えて自主的に補講を行う。という展開。

『ファイット〜〜〜オー!!』

またまた登場したヤンクミの一人エール交換。
いつの間にかヤンクミを象徴するセリフになっている。

『・・・・・いねぇよ』

誰もいない教室に一人佇むヤンクミ。

1話の自己紹介の後につぶやいたセリフとまったく同じで
どことなく「TRICK」の山田奈緒子の雰囲気が漂うセリフ。

熊 井 『オレ補習出るわ、ヤンクミには世話になったしな』

 南  『オレも付き合うわ、アイツには迷惑かけたしな』

内 山 『ったく〜!しゃあねぇなぁ・・借りがあるしよぉ』

一度は帰ろうとした生徒達だったが1話→2話→3話の
エピソードのメインキャラクターが順番に脱落する。

ちなみに原作では熊井→野田→南の順番。
原作の内山は32点で補習を免れている。

『ぷきゅ〜』

序盤でヤンクミに同じ事をされた沢田が仕返し。
原作同様、沢田の負けず嫌いな性格がよく現れている。

1話のギスギスした雰囲気がまるでウソのような
非常に微笑ましいヤンクミと沢田のやり取り。

沢 田 『Let's BIGINのビギンは”I”じゃなくて”E”だよ。』

久美子 『・・・スッゴイ・・・アンタ天才だねぇ。』

いくらヤンクミが数学の先生とはいえ、この程度の単語を
間違えるようでは高校の教員資格を取る事自体が無理。

ちなみに『レッツビギン』というセリフは昭和47〜48年に
NTV系で放送された大ヒット学園ドラマ『飛び出せ!青春』の
主人公、高校教師・河野武(村野武範)のキメ台詞であった。

『アルファベットの歌』

補習の後、下校途中の河原で野田、内山、南が唄った歌。
ウッチーのギターケースが、また復活していたりするが
なによりノリノリで唄っているクマがミョ〜に可愛い(笑)

しかし、高校3年生にもなってアルファベットからやり直しでは
英語のテストで30点以上取るなんて、ほぼ絶望的だろう。

『・・・お嬢はいつから英語の先生に?』

若衆・菅原の数少ないまともなセリフ。

『安心してくださ〜い・・・テストの問題作るの私ですからね』

補習に向かうヤンクミにイヤミを言う猿渡教頭。
この話あたりから猿渡の髪型が明らかに変わってきている。

『ヤンクミのジャージ・その17』

補習2日目にヤンクミが着ている濃紺のジャージは
第2話でも登場したアディダスの製品。

基本的にヤンクミが着ているジャージはウイルソン、プーマ
フレッドペリーの製品がメインで、アディダスのジャージは
この濃紺のジャージしか登場していない。

『ヨ〜シッ!!ヨ〜ッシ!!』

補習に出てきた野田の頭をいい子いい子するヤンクミ。
原作コミックでは2巻で一度登場したきりのシチュエーションだが
ドラマではヤンクミの特徴として採用された模様で何度も登場。

『ヤンクミのジャージ・その18』

3人称単数現在形について補習をしている時の
ヤンクミの白いジャージはプーマの製品【これと同じ

『ヤンクミのジャージ・その19』

野田が「for!」と解答しているシーンでヤンクミが着ている
オレンジのジャージは、ウイルソンの製品【これと同じ

『もしかしたら奇跡が起こるかも・・・』

3−D生徒の頑張りを見て菊乃が静香に言ったセリフだが
ヤンクミが自分で言ったら手前味噌になるし、岩本先生や
安藤先生や大山先生では取って付けたようでワザとらしいので
このセリフを言わせられるのは菊乃以外に適任者がおらず
川嶋菊乃というキャラクターの存在意義が現れている。

『ヤンクミのジャージ・その20』

菊乃の差し入れのおにぎりを食べているシーンで着ている
ブルーのジャージはウィルソンの製品【これと同じ

第4話は全12話中でいちばんジャージの衣替えが多いハズ。

『(FIRE) FIGHTING SATION』

中間テストの時のヤンクミのTシャツに書いてある文字。
アメリカの『消防署グッズ』だと思われる、このTシャツは
ジャージ以外の衣装では珍しく6話、10話でも登場する。

『これが教師最後の仕事になるかもしれませんからね』

藤山先生に3Dの答案用紙を渡す時の猿渡の言葉。
憎たらしくて面白い、実にいい演技。

『すっげぇ!!コイツ100点だぞオイ!!』

原作、2巻の期末テストのエピソードは数学のテストで
ヤンクミがムリヤリ間違いを探したため98点だった。
その他は内山が32点、熊井が0点だった事がわかるが
野田と南は30点以下だった事しか分からない。

『・・・やったぁ!!60点!!』

原作では赤点だったが、ドラマの野田の点数は60点。
野田はパソコンやデジカメが趣味なので3−D生徒の中では
インテリっぽい印象があるが、アレだけ頑張ってもこの程度。
パソコンが使えれば勉強も出来るというワケではないが・・

『熊井の点数は?』

本放送の放映時にはCMまたぎで発表されたクマの点数。
熊井役の脇知弘君のCM前後の演技が実に微妙な表情で
「どうせ30点以上取っているんだろう」と思いながらも
つい「えっ?まさか?!」と思わされてしまった。

猿 渡 『お前があんな事やったのか?!』

鷲 尾 『それじゃ教頭・・・野田にも処分が必要ですな』

内 山 『ふざけんなよ!!』

菊 乃 『アタシも納得いきません!どういう事ですか?』

フラれた腹いせに藤山先生のプライベートを暴露した野田に
非があるのは当たり前なので、素直に名乗り出たんだから
許してくれて当然という理屈は勘違いにもほどがある。

菊乃は元ヤンキーという設定なので常に生徒寄りの立場で
発言するのは分からないでもないが、教師の言う事ではない。

『誰だって失敗や間違いはあるじゃないですか!!』

ヤンクミが猿渡を説得しようとしたセリフでオチの伏線。

久美子 『教頭・・・以前・・・集金袋、落としましたね?』

鷲 尾 『・・・教頭先生に失礼じゃないか!』

久美子 『鷲尾先生!・・・社会の窓が全開です!』

鷲 尾 『・・・・・・・あっ!!』

あくまで藤山先生の処分にこだわる猿渡教頭をヤンクミが
どうやって説得するのか?という緊迫する展開の中で
『社会の窓が全開です!』のくだりがイイ息抜きになっている。

しかし、猿渡が、集金袋を落とした(1話)のはたしかだが
それを盗んだのはクマだし、その事実を隠蔽したのは
ヤンクミなので、このスピーチにはまったく説得力がない。

自分たちのした事を棚に上げて、猿渡を一方的に非難する
とは盗っ人たけだけしいとしか言いようがない。

静 香 『私・・・教師を続けたいです!』

猿 渡 『しかしねぇ・・・約束は約束ですから(笑)』

実に憎ったらしい猿渡の言い方が素晴らしい演技。
脚本的にも猿渡がすぐに折れないところが良い。

『あの〜・・問4の答えはアでも、イでも
 どっちでもイイんじゃないでしょうか?』

久しぶりに現れたと思ったら重要な役割を演じる校長。

この校長の指摘のおかげで猿渡の出題ミスが判明し
28点だったクマも30点に昇格しめでたしめでたし。
という結末になっているが、ご都合主義もいいところ。

『いいですよね?教頭・・約束は約束ですから(笑)
 大丈夫ですよ!失敗は誰にでもある事ですから。』

結局、猿渡が作った問題にミスがあったことが判明し
得意満面のヤンクミと悔しそうな猿渡の演技が面白い。

『どいて!!』

逃げるように3−Dの教室から飛び出す猿渡教頭のセリフ。
7月3日の最終回当日に放送された生放送特番(NTV)では
このシーンを見た仲間さんが『早っ!!』と感想を漏らした。

『もしもし・・・お嬢?テツですけど。』

生徒に突き飛ばされてヤンクミが落とした携帯を沢田が拾う。

いぶかしげに携帯を眺める沢田だが、唐突に兄弟仁義の
着メロが鳴り、男の声が聞こえてくる・・・・

「ごくせん」では初めての2話にまたがるシチュエーション。

『兄弟仁義』

1965年(昭和40年)に北島三郎が歌ってミリオンヒットを記録。
後に東映で北島三郎主演でシリーズ映画化もされた作品で
その筋の方々の愛唱歌として非常にポピュラーな曲である。

「ごくせん」の公式HPでダウンロードサービスを行っていた
ヤンクミの着メロはタイトルも『ヤンクミの着メロ』になっており
実はメロディーもドラマで実際に使用されたモノと異なっていた。

これは全く同じメロディーにすると著作権が発生するためで
着メロが有料配布になるのを避けるためだと思われる。

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