「ごくせん」ちょっとイイ話


第2話

1話 2話 3話 4話 5話 6話 7話 8話 9話 10話 11話 12話

第2話

【タイトル】

友達見捨て
んなよ!!

【オンエア】

4月24日

【放映時間】

22:00〜22:54

【視聴率】

16.6%

【演出】

大谷 太郎

【脚本】

江頭 美智留

【音楽】

大島 ミチル

【ゲスト】

加藤 明日美

田中 幸太郎

加々美 正史

岸 博之

テアトルアカデミー

劇団 東俳

放映プロジェクト

古賀プロダクション

【撮影協力】

実践女子短期大学

NK特機

【美術協力】

タチカワブラインド

フジパン

富士ゼロックス
株式会社

brother

NEC

PUMA

ベリテ

???

TAG HEUER

MURAI

GIANT

【衣装協力】

CECILMeBEE

LAST-SCENE

CUBE SUGAR

アプロン白衣

a cide

ANAYI

LOVE PETS

NETTO
di
MAMMINA

SMETHING

株式会社 森徳

WILSON

NICE CLAUP

Forever Love

CRISP

CUSTO

HORIKOSHI

京 香織

Jines

CHRISTIAN
LACROIX

【協力】

NTV映像センター

日本テレビアート

シネハウス

映 広

【TD】

金子幸男

【撮影】

市川正明

【照明】

角田 信稔

【音声】

菊池 啓太

【VE】

弓削 聡

【VTR】

廉 相圭

【編集】

平澤 政吾

【EED】

天野 球

【MA】

清水 栄理子

【LP】

小林 靖直

【選曲】

藤村 義孝

【効果】

岩本 泰乃

【TM】

秋山 真

【美術】

有尾 達郎

柳谷 雅美

【美術進行】

竹内 秀和

【装置】

梶 勝正

【装飾】

川畑 満彦

【衣装】

前田 由美子

【持道具】

吉岡 憲生

【メイク】

上野 志穂

【特殊効果】

星野 伸

【電飾】

坂井 厚太

【建具】

黒岩 直仁

【造園】

浜野 義雄

【生花】

石川 由香里

【スタイリスト】

冨田 信明

【スタイリング協力】

四方 修平

【広報】

梶原 美緒

【電波PR】

栗原 一浩

【スチール】

押山 晃一

【OPタイトル】

ケネックジャパン

【ACTコーディネイト】

F・Cプラン

【車両】

ファン

【企画】

古賀 倫明

【スケジュール】

桐ヶ谷 嘉久

【演出補】

山下 学美

【制作担当】

小宮 孝一

【制作主任】

篠原 真貴

【制作デスク】

井駒 希美

【記録】

吉丸 美香

【プロデューサー補】

渡部 智明

鈴木 香織

【チーフP】

増田 一穂

【統括】

井上 健

【プロデュース】

加藤 正俊

『ニャー!!』

朝起きて体操をする久美子の口から出た言葉で
『TRICK』→『ウソコイ』→『TRICK2』と続くネタ。

「TRICK」に関してはアドリブは一切ないと明言している
仲間さんだが、このセリフはアドリブのような気がする。

『歯ブラシ』

朝起きて久美子が歯を磨こうとするところで映っている。
それぞれの置き場に名前が書いてあり、左から順に

龍一郎 、久美子、てつ、ミノル、若頭代理、若松

と、なっていて、なぜか若頭用の歯ブラシがない。

原作では若頭・大島京太郎は、3巻まで刑務所に入っているため
若松がその間だけ、若頭代理をしているという設定になっており
ドラマでも若松は若頭代理という設定だったはずなのだが
なぜか若頭代理と若松の歯ブラシが別に用意されている。

7話で家庭を持っている事が判明する若松の歯ブラシがある以上
若頭がよそに本宅を持っているからという理由でもないハズなので
若頭の歯ブラシがないのではなく、名前が書いていない事になり

そうなると格から見て、若松が若頭で、菅原が若頭代理という事に
なってしまいそうなのだが、ちゃんと若頭がいるのに若頭代理が
いるというのも妙な話なので、単純なミスなのかもしれない。

ちなみに現実には『若頭代理』という常任のポストはなく
『若頭』の下の役職は『若頭補佐』となるのが一般的で
原作でも若頭が出所してからは若松は若頭補佐に戻っている。

『京王バス大和営業所行き・兄弟坂』

久美子が学校に行く時に乗るバス停留所の名前。

←蔵前通り・万福寺前→

大蔵町発、終点・花見台住宅

と書いてあり、久美子が下車するのは終点・花見台住宅。

『・・・ロミオ?』

シェイクスピアの戯曲『ロミオとジュリエット』より。

対立する家系に生まれたために引き裂かれる
若い男女の恋愛を描いた悲恋モノの古典的名作。

任侠集団の家に生まれた自分と刑事をしている
篠原の結ばれぬ運命をこの物語に例えた久美子は
すでに悲劇の恋物語のヒロイン気分。

久美子 『今日は・・ジョギングの日?!』

篠 原 『それだったら途中まで一緒に。』

久美子 『ハイ!!』

『仲間由紀恵のてーげー日記』によると仲間さん自身も
以前は結構、早起きしてジョギングをしていたらしい。

ここは二人の会話より、慌てて一般のバイクを止める
車止めのスタッフが二人の背後に映っている事に注目。

久美子 『あぁ・・・サツの。』

篠 原 『サツ?』

久美子 『お警察のお仕事ですもんね!』

またもや思わず業界用語を口走った事を指摘され
あせった久美子が言ったバカ丁寧なセリフ。

「TRICK2」episode1『六つ墓村』に登場する平蔵という
旅館の番頭(渡辺いっけい)のセリフからの引用だろう。

「TRICK2」では『ご苦情(極上)』とか『ご往復(5往復)』
『お食事券(汚職事件)』とか『お政治(お世辞)』といった
目眩がするほど紛らわしい丁寧語が連発された。

『7月から生活安全課に移動したばかりなんですよ』

生活安全課は青少年の非行などを取り締まる課。

『お気をつけなすって!!』

ヤンクミの業界用語ネタ第5弾。
とは言え、さすがに今では本職のヤ○ザの人でも
もう使っていないだろうと思われる古い言葉である。

『恋だね♪』

校門の前でイチャつく南を見た久美子のセリフ。
江頭さんが脚本を担当した序盤のエピソードで何度か登場。

『おはよう!』

熊井、野田、南、内山に挨拶するヤンクミだが
返事をしてくれたのは熊井だけで、まだ生徒と
久美子の間に壁があることが表現されている。

『コラージュ写真』

おそらくパソコン好きの野田が作ったと思われる
猿渡と久美子の合成写真が掲示板に貼られている。

久美子の顔写真と水着グラビアを合成したモノで
かすかに白目が見えている久美子の表情が微妙(笑)

おそらく漫画「ごくせん」のネタ元になったと思われる
人気漫画「GTO」(原作:藤沢とおる 少年マガジン掲載)でも
主人公の鬼塚が、生徒に自分の顔写真をエロ画像に合成されて
酷い目に遭う。というエピソードがあった事から「GTO」のファンから
「ごくせんがGTOのパクリである事の証明」と言われたネタ。

ちなみに仲間由紀恵さんは2000年に少年マガジンの企画で
「GTO」の作者:藤沢とおる氏と対談した事があり、漫画も読んでいる。

『ターミネーター2』

猿渡のコラージュ写真を笑っていたら、他にも写真がある事に
気づいたヤンクミが、それに近寄っていく時にかかるBGMで
映画『ターミネーター2』のテーマソングを使用している。

『なんじゃこりゃァ!!』

自分のコラージュ写真もあった事に気づいて
激怒したヤンクミが思わず叫んだセリフ。

恐らく元ネタは刑事ドラマ『太陽にほえろ!』で
ジーパン刑事(松田優作)が言った有名なセリフから。

以下はコラージュ写真の横に書いてあった文章の抜粋。

1 私のムネに飛びこんでこい!!、私にしびれて
  いや〜ん見ないで、SEXYビーム

2 ヤンクミ上等!!いや〜ん、脱いだらすごいの
  男欲しい〜、ぼよよよ〜ん、プルルンプルルン

3 ヤンクミ上等!!ケンカも上等、ヒゲぐらい剃れ!
  ぼよよ〜ん

4 ヤンクミ参上、上等上等!!大きい方が好きです
  ぼよよ〜ん

ちなみに原作では『発公会!ヤンクミヘアヌード』だったが
さすがにプライムタイムのドラマでは水着に変更された。

『藤原紀香の方が良かったな・・と思って』

藤原紀香といえば「GTO(CX系)」の高視聴率を受けて
制作された型破りなお色気先生が登場する学園ドラマ
『ナオミ(CX系)』の主人公を演じた事が頭に浮かぶ。

ナオミは『GTO』の劇場版に藤原紀香がゲスト出演したりして
周到に話題づくりも行われたが視聴率的にはイマイチだった。

「ごくせん」原作の藤山先生は髪型といい体型といい
この人をモデルにしているのではないかと思われる。

ちなみに黒田龍一郎役の宇津井健さん、菅原役の村田宏さんは
この藤原紀香さんと同じ事務所(サムデイ)の所属タレントだそうな。

久美子 『ヤンクミ・・ってナニ?』

 南   『ハァ?・・テメェのあだ名に決まってんだろ!!』

久美子 『・・・あだ名?』

熊 井 『山口久美子だから略してヤンクミ!』

担任教師、久美子に3−D組の生徒がつけたあだ名。

てっきり『ヤンキー先生』だから『ヤンクミ』なのかと思っていたら
『遠藤久美子がエンクミだから山口久美子でヤンクミ』という理屈らしい。
原作でも『ゴクミ、エンクミ、ヤンクミ』という説明を生徒たちがしている。

エンドウでエンクミなのだからヤマグチならヤマクミになりそうなものだが
3−D生徒の考えた事だから細かい事を言うのは野暮と言うものだろう。
というか”ヤンクミ”の方が”ヤマクミ”よりも語呂もいいし。

ちなみにエンクミこと遠藤久美子さんとヤンクミ役の仲間由紀恵さんは
『君といた未来のために(99年NTV)』で共演して以来のお友達らしい。

『今まであだ名っていや”組長”だったからな・・・』

原作1巻にも登場するセリフ。

ドラマでは幼稚園の制服姿からセーラー服姿の(中学生?)
ヤンクミの組長ぶりが回想シーンでインサートされるが
ヤンクミが黒田家に引き取られたのは7歳の時なので
幼稚園当時の映像は明らかにさかのぼり過ぎ。

特に園児服を着ているヤンクミの映像は、後に6話で登場する
ヤンクミが『実は小さい頃は虐められっ子だった』という
エピソードとの兼ね合いを考えても問題があるシーンで
事前調査不足としか言いようがない。

『ヤンクミのジャージ・その5』

職員室でヤンクミが着ている紺と水色のジャージ
ウィルソンの製品でボトムのスウェットは古着かも?【画像
ちなみにシューズは常にプーマを愛用している模様。

『山口先生を呼んでやっておくんなせぇ』

ヤンクミの弁当に箸を入れ忘れたてつが学校に電話を
かけてきた時に電話を取った藤山先生に言った言葉。

他の先生の手前、ヤンクミが妙に丁寧に対応したので
かえってテツを怖がらせる事になる。

原作1巻『三代目の危機!!』というエピソードにも登場する
ネタだが原作では龍一郎が倒れた事を告げるミノルの電話。

『蛸』

ビクビクしながらヤンクミに電話をかけるテツの背後に
タコを切る若松と小麦粉を練るミノルが映っている。

このシーンだけでは意味が分からないが後のシーンで
屋台の営業のための仕込みをしている事が分かる。

『合コン』

「ごくせん」では物語の舞台がほぼ学校内部なため
何か事件でも起こらない限り、接触の機会も無い
篠原とヤンクミの恋愛話を盛り上げるためのシーン。

篠原と柏木の登場シーンを確保するために
用意されたシーンであるとも言える。

鷲 尾 『教頭!!大変です!!教頭の車が!!』

猿 渡 『ん?』

職員室に駆け込んできた鷲尾の言葉に応える猿渡。

顔を上げると箸で挟んだ蕎麦がザルごと持ち上がり
実は食品見本であることが分かるという小ネタで
10話でもスパゲティを使った同じネタが登場する。

『私の車が・・・・』

腹心の部下・鷲尾のご忠信により駐車場へ向かうと
猿渡の愛車が落書きでメチャクチャになっている。

これも「GTO」ではお馴染みのネタで、教頭の自慢の
白のクレスタは鬼塚によって何度も滅茶苦茶にされる。

猿渡の愛車は黄色いフォルクスワーゲンだったが
「ごくせん」はホンダがスポンサーなのだからライバル社
(トヨタ)のクレスタにしても良かったような気がする。

ちなみに、柏木刑事が敬愛する大門団長が登場する
『西部警察』ではスポンサーがニッサン自動車だったため
大門軍団の使用する車はすべてニッサン車で固められ
犯人の乗る車は全て古い外車やライバル社の車だった。

『上等の等がまた間違ってますよ』

落書きにまたもや『上等』の文字があったため
クマの仕業である事が暗示されている。

『・・・へぇ〜、お前ら義理と人情は分かってんだ』

落書き犯をかばう生徒たちにヤンクミが言ったセリフだが
このケースは義理人情とは少し違う気がする。

『ハイよろしく』

猿渡が手を振ると変な音がする、ヘンな擬音第2弾。

『さち子さんも厳しい人ですからね』

猿渡の奥さんの名前だが、ドラマオリジナルの設定。
猿渡は恐妻家でさち子さんには頭が上がらないらしい。

てっきり今回かぎりの名前だけの登場かと思ったら
10話にしっかり登場し、ヤンクミにお見合いを斡旋する。

『マジコイ?』

南の話を聞いたヤンクミがつぶやいたセリフ。
仲間さんの出演作『ウソコイ(2001年CX系)』のタイトルを
もじったものだと思われる小ネタ。

『みんなジャージに着替えて駐車場に集合!』

教頭の車を元通りにする事を条件に生徒を帰宅させる
事にしたヤンクミだったが集合したのはヤンクミだけ。

ブラシとゴムホースを持って、ジャージにゴム長に
ねじり鉢巻というバカボンのパパみたいなスタイルは
普通の女優さんだったら間違いなく事務所NGだろう。

『たこ焼きの屋台』

テツとミノルが神社の境内で出している屋台で
このシーンから、ドラマの大江戸一家が的屋(テキ屋)系の
任侠集団という設定になっている事がハッキリと分かる。

現在「暴力団」と呼ばれている組織は、そのルーツをさかのぼると
サイコロ賭博、花札賭博などの博打の主催を生業としていた博徒系
高市(タカマチ)と呼ばれる祭りなどでの露天商を生業とする的屋系
のふたつの系統に分類することができるらしい。

これらの集団はそもそも「地回り」などと呼ばれ、よそ者の横行を
防ぐための自警団の役割も果たして地域社会と共存していたが
戦後間もなく誕生した『愚連隊』との縄張り争いに対抗するために
粗暴化が進み、その粗暴性が権力者に重宝がられて肥大化し

組織の肥大化に伴って地域との共存よりも勢力を維持する事が
最優先事項となり、縄張り争いの抗争に一般人を巻き込んだり
組織を維持するためにカタギの人間を食い物にし始めたため
いつしか『暴力団』と呼ばれ、忌み嫌われるようになったらしい。

現在、大きな組織では、そのルーツに的屋系、博徒系といった
違いはあっても、その『シノギ』の内容に大きな違いはないらしく
従来通りの賭博の主催、風俗業、薬物の売買、強請などに加えて
債権回収、不動産取引、株取引、金融業などの業務も活発に行い
一部ではネットビジネス界にも、すでに進出を果たしているという。

とはいえ、すべての『的屋』が暴力団化したかというとそうではなく
販売価格が原価の100倍などというケースがザラにあるものの
主に露天商としての商行為を生業としている的屋もあるそうで
小さなテキ屋にはまだ古き良き時代の雰囲気が残っているそうな。

『ラッキーストライク』

南がテツに没収されたタバコの銘柄。
没収した後、ちゃっかりミノルが着服。

て つ 『先生の言うことはよ〜く聞くんだぞ!!』

 南  『・・・・ハイ』

て つ 『行ってよし!!』

テツと南の別れ際の会話だが、てつの最後のセリフが
2chごくせんスレで『逝ってよし!!』ではないかと話題になった。

脚本の江頭さんはたしかに2chを覗いているようではあるが
何でもかんでも2chと結びつけるのはどうか?という気がする。

『・・・恋だね♪』

南とあゆみの姿を見てヤンクミがつぶやいた言葉。
第1話の『春だね♪』と続くセリフで妙に可愛い。

『・・・・お嬢』

そんなヤンクミを見て切なさ炸裂のテツ。

原作にはテツがヤンクミに惚れているという話は一切無く
ドラマのテツは原作の大島若頭とテツを混ぜたような
キャラクターに恋愛風味を加味した設定になっている。

『南陽一』

3−Dイチのナンパ男、南陽一を演じるのは石垣佑磨君。
1982年8月28日生まれのA型、東京都出身。身長173cm。

ドラマ『伝説の教師(2000年NTV)』『R-17(2000年ANB)』
映画『仮面学園(2000年)』舞台『大江戸ロケット(2001年)』
などが代表作で、実は「ごくせん」の前クールの作品
『続・平成夫婦茶碗』にも出演していたらしい【所属先HP

2003年夏公開予定の映画「あずみ」にも出演が決定。

『・・・・あの女』

南とクレーンゲームをするあゆみ(加藤)を偶然目撃した沢田が
つぶやいたセリフで、沢田があゆみを知っていた事が分かる。

ロケ地は5話にも登場する「池袋ロサ会館」前のロマンス通り。
5話とは逆の方向から撮影しているが全く同じ場所。

『あゆみ』

南の彼女、あゆみを演じるのは加藤明日美さん。
1983年4月28日生まれのB型、東京都出身【オフィシャルHP

『合コン会場』

1話で登場したのと同じ店のセット。
ヤンクミの私服のブラウスは、去年あたりから流行っている
ロマンチックボヘミアン風で、ヤンクミのオシャレ心を感じる。

て つ 『お・・・おじょ・・お冗談は・・よしなさい』

久美子 『そうですよね!!柏木さんたら・・・
      お冗談も程々にしないと!!』

お嬢の様子をコッソリ観察していたてつだったが酔ってお嬢に
キスを迫る柏木を見て、つい飛び出して『テメェお嬢に!!』と
口走ってしまったために苦しい言い訳をする事になった。

菊 乃  『ちょっと・・・あの人知り合い?』

久美子 『イエ、めっそうもない!』

静香&菊乃 『めっそうも?』

これも業界用語ネタだが「めっそうもない」は別に業界用語ではない。

『南が殴られていた場所』

ロケ地は、たぶん南が沢田に目撃された西池袋の繁華街。

『ヤンクミジャージ・その6』

事件の翌日、ヤンクミが職員室で着ているジャージ。
このジャージは1話でも着ていたウィルソンの製品【画像

仲間さんは放送開始前のインタビューや記者会見で
「同じジャージは2度着ないつもりで・・」と発言していたが
このジャージは1話の後半でも使用されている。

仲間さんによればヤンクミ流ジャージ着こなしのポイントは
トップに丈の長さを腰骨の上あたりに合せた1サイズ下の
スポーツメーカーのジャケットを選び、ボトムのパンツは
ファッションメーカーのモノを合せたりしているそうな。

『以前は中央学園にいたんですが・・』

初めて久美子に知らされる沢田の起こした事件の詳細。
原作では中学の時に担任を殴ったという事になっていて
ドラマとは若干設定が違う(原作1巻90〜92P)

1話で菊乃から『3−Dでも沢田だけは成績がいいから特別』と
言われていた沢田が、なぜか2話では教頭から目の敵にされる。

『それじゃ渡世の仁義もあったもんじゃないでしょう!』

職員室で、またもや業界用語を叫んでしまう久美子。
このネタは業界用語とも言えないようなセリフが多いが
これは紛れも無くその筋の世界のお言葉。

『・・・ダメだこりゃ』

篠原の前で、失態をさらしてしまった事から恋より生徒のために
生きる事を決意したヤンクミだったが肝心の生徒はいつもの調子。
ヤンクミ絶望のつぶやきは、なぜかこのセリフだけがアフレコ。

『慎!!』

教室から出て行く沢田にクマが呼びかけた言葉。
沢田と幼馴染のクマは原作では『慎ちゃん』と呼んでいる。

『今夜は・・・オレと菅原でシノギ出るから』

怪我をしたテツに代わって仕事に向かう若松の言葉。

『シノギ』とは『凌ぐ』を語源とする業界用語で
『儲け』とか『仕事』を意味するとの事。

『任侠の世界が廃れるのもムリはねぇや。
 俺たちの渡世で大事なのは人様のために
 どれだけ自分を投げ出せるか・・だからよ。』

龍一郎とヤンクミが『仲間』について語っている時のセリフ。

『ヤクザ者が奇麗事を言ってやがる』という意見もあったが
その筋の職業の方々は、少なくとも身内においては
イザと言う時に組のため、親父のためなら命も張れるような
人間でなければ信用もされないし出世も出来ないらしい。

『ヤンクミのジャージ・その7』

クマが沢田を進路指導室に連れてきたのを発見した時以降
ヤンクミが着ている白っぽいジャージ、4月12日に行われた
制作記者発表でも着ていたウィルソンの製品。【画像

『慎が前の学校を退学になった理由』

沢田がクラスの友達のために教師を殴った事が判明。

しかし、原作では慎が教師を殴ったのは中学時代だったため
同級生のクマが事件の詳細を知っているのも納得できるが
ドラマでは、沢田は事件を起こした事が原因で中央学園から
白金学院に転校して来た事になっているのでチョット不自然。

原作どおり中学時代のエピソードにすると、18歳の松本君では
回想シーンに無理がでてくるし、かと言って子役を使うほど
年月がたってもいないので、設定を変更したのだと思われる。

回想シーンの沢田の髪が短いが、慎のメッシュの長髪は
実はエクステンションだったらしいので、実際はこちらが
松本君のホンモノの髪型に近かったのではなかろうか。

中央学園の教師を演じているのは、たぶん岸博之さん【参考HP
沢田の友達を演じているのは安井一君らしい【劇団・東俳

『ハ?荒高のワタナベに呼び出された?』

原作では『カリスマホストクラブ』というエピソードで
大銀高の堂本という生徒に木下という生徒が連れ去られている。

荒高の不良グループのリーダー渡辺を演じるのは田中幸太朗君。
1982年12月13日生まれのB型、東京都出身、身長は174cm

『六番目の小夜子(NHK)』、『ウォーターボーイズ(2001年東宝)」や
「なごり雪(2002年大映)」に出演したほか「ごくせん」オンエア中は
スポンサーである「au/KDDI」のCMにも出演していた。

ちなみに田中君が出演していた映画『ウォーターボーイズ』には
他にも3−Dの島津栄基(北村栄基)や3−Cのアベ(斉藤羅慈)など
生徒役の役者さんたちが何人か出演している【参考HP

『けど・・・だったら、どんな事があったって
 最後まで一緒につるんでろよ!!
 仲間見捨てたりすんなよ!!』

南がワタナベにヤキを入れられる。と分かっていながら何もしない
生徒たちに切れたヤンクミが説教。この説教は金八くさい。

『お前ら・・頭は悪いし、礼儀は知らないし
 どうしようもないヤツラだけど
 根性だけは真っ直ぐだって信じてたのに・・・
 なのに・・・なんだよ、このザマは!!』

これまでの3−Dの様子を見ていると、3−Dの生徒たちが
『根性だけは真っ直ぐ』だと信じられる方が不思議。

『南を探すヤンクミ』

ヤンクミが走っている場所は池袋びっくりガード西口側の歩道橋。
3話のひったくり事件や5話の集団暴行事件のロケ現場と同じ場所。
後ろに見えているのは池袋メトロポリタンプラザの駐輪場。

『南が呼び出された場所』

ワタナベは『川べりの資材置き場』と言っていたが
実際は『伊沢造船』という看板が見えるので造船所。
”伊沢造船”で調べたら、ロケ地はこの辺と判明【参考HP

ヤンクミが「どこにいるんだ・・南の野郎」と言っている橋は
7話でヤンクミが沢田と偶然会った橋とたぶん同じ場所。

『加々美正史』

ワタナベ以外の荒高の生徒の中で出演者のテロップに
唯一名前が出る役者さんの名前で『なにしやがんだよ!!』
『先公だってよ!!』『先公は引っ込んでろよ!!』という
セリフがあり、最初にヤンクミに腕を捻られる生徒の役。

1980年1月6日生まれのB型で東京都出身、身長は178cm。
NTTドコモのCM『初めての訪問篇』に出演【オフィシャルHP

『オレのダチに手ェ出すんじゃねぇよ!!』

けっきょく慎も荒高の連中にボコボコにされてしまうのだが
慎の捨て身の行動がヤンクミの心を揺さぶる。

ちなみに2話で慎が付けている腕時計はベルトの
デザインから見て『TAG HEUER』のもの【参照HP

『カギをねじ切りドラム缶を放り投げるヤンクミ』

原作でも並の男と比べたらべらぼうに力が強いヤンクミだが
さすがに、これほどの怪力シーンは原作にも登場していない。

『私は・・・そいつらの担任の先生だよ』

1話に続いて原作の2巻の『カリスマホストクラブ』から引用。
ヤンクミが持っているドラム缶は明らかに発泡スチロール。

『ヤンクミ大暴れ』

今回は水をかけ、腕をねじり上げ、当て身を食らわせただけで
1話と比べると、やや暴れっぷりが物足りない感じを受けるが
これは今回の相手が学生なので、教師であるヤンクミが
学生を一方的に殴るとクレームがつく恐れがあるからだろう。

『・・・・おまえら』

騒ぎが片付いてから助っ人にやってきた内山、熊井、野田。

内山は剣道の防具と竹刀、野田はアメフトのプロテクターと
ヘルメットとデッキブラシ、クマは野球の審判の防具とマスクに
モップを持って登場するが、ケンカの役に立つとは思えない。

なぜ、クマたちにヤンクミたちが河原にいる事がわかったのかが
気にならないでもないが、ドラマなので深く追求するべきではない。

『お前らの事は・・何が何でもアタシが守ってやる!!
 アタシ・・・お前らの先生だもんな!!』

謹慎中にケンカに参加した慎が退学になるのでは?と
心配する仲間たちにヤンクミが言ったセリフ。

『ヤンクミのジャージ・その8』

ヤンクミが職員室で着ている濃紺のジャージ。
このジャージはどう見てもアディダスの製品。

久美子 『あのぉ・・沢田が急に腹痛を起こしたんですよ!!』

猿 渡 『腹痛?!』

菊 乃 『あれぇ?・・・アタシ言いましたよ
      病院に行った方がいいって・・アタシが指示したって』

沢田と自分が姿をくらました事を教頭に追及されて、ヤンクミが
苦し紛れの嘘をついたが、菊乃のワザとらしいフォローで
またもや教頭に罪をなすりつける。というシーン。

こんな事ばっかりしてて、人の道を説けるのか?

『・・・・たくさん書いたねぇ〜』

沢田が書いた反省文を見た猿渡のセリフで
とぼけた味が笑いを誘う生瀬さんの名演技。

『おはよう!!』

冒頭のシーンで無視されたヤンクミの挨拶にようやく
熊井、野田、南、内山、沢田が返事をするという演出。

沢田を含む主要な5人の生徒たちとヤンクミの間に
徐々に信頼関係が出来つつある事を表現するのが
2話のもうひとつのテーマだったのだと思われる。

『エンディングムービー』

後半になるにしたがって評判が良くなったEDムービーだが
実際にこのムービーが使われたのは数えるほどしかない。

缶蹴りに使われている缶は、製造会社『Yankumi.LTD』
商品名『SHINJIRU』というシロモノで何の缶詰かは不明【画像

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