ドラマ出演作品

1994年

14〜15歳

沖縄限定の
ラジオ・テレビ
番組・CMで
地道に活動。

「青い夏 (CX系)」(共演:飯島直子、山本太郎、ベンガル)
(オンエア) 1994/10/13〜12/29 連続12回 木曜 放映時間不明

仲間由紀恵さんのデビュー作。友沢純子という役名で、山本太郎さんが
バイトしている海の家に良く来る地元の女の子という役柄だったそうです。

当時は、芸能学校「沖縄タレントアカデミー」に所属していた彼女ですが
この作品の一般公募オーディションでグランプリに輝いた事で出演が決定。

同作品の関係者に現在の事務所・プロダクション尾木を紹介された事で
単身上京して本格的に芸能活動をする事を決めたのだそうです。

この作品は沖縄テレビ放送・アンティノスレコード制作のエリアコードドラマで
当初は沖縄限定公開でしたが、その後は各地で放送されたそうです。
ボクは残念ながら見てません。ビデオ化もされていない模様。

1995年
15〜16歳

(CM)

【SCE】
プレイ
ステーション

「日本一短い母への手紙2(NTV系)」(共演:ともさかりえ、遊井亮子)
(オンエア) 1995/10/14 単発・オムニバスドラマ

この作品が仲間さんのメジャーデビュー作品ですが、見てないので
女子高生役だったらしいこと以外は、どんな役だったのかわかりません。
役名は不明ですが、仲間さんが出演したエピソードは第1話『新しい母へ』で
脚本は「ちゅらさん」の岡田恵和との事。【画像】(Mr.LOVE&POP様ご提供)

1996年

16〜17歳

(CD)

MOONLIGHT
to
DAYBREAK

6/21(EPS)
6/24(CD)

トゥルーラブ
ストーリー

12/12

(映画)

友子の場合
8/10

(写真集)

なし

(CM)

【大鵬薬品】

チオビタ
ドリンク
4月〜

【アスキー】

トゥルーラブ
ストーリー
12月〜

(その他)

12月

インターネット
ライブ開催

(SME)

「世にも奇妙な物語’96・冬の特別編(CX系)」(共演:保坂尚輝)
(オンエア) 1996/1/4 単発

仲間さんが出演したのは「追っかけ」というエピソード。
ちなみに監督は、後に「友子の場合」「踊る大捜査線」でも
一緒に仕事をする事になる本広克行監督です。

ストーリーは、ごく平凡なサラリーマン(保坂尚輝)が
ある日突然、なぜか女子高生から追っかけられる立場になって
恋人(吉本美代子)や会社の人から誤解されたり、チカン扱いされて
ボロボロになった挙句、最後は彼女たちから逃げ回るうちに
ビルから転落して死んでしまうというお話(だったと思います。)
仲間さんは確か「おっかけ女子高生」の中心人物だったハズ。

「ラブラブトンマ(テレビ新広島)」 (共演:?)
(オンエア) 1996/2/19〜3/11 連続 全12回

まったく情報が無いので、どういうドラマか良く判らないんですが
このHPによると「ラブラブ・トンマ計画」なる作品が存在した様子。
演出・イワモトケンチかぁ・・・・・どんなドラマだったんだろう?
仲間さんは最終回(第12話)にのみ出演の模様。

「日立爆裂アワー・冒険@アナログ島(フジテレビ)」(六角慎司ほか)
(オンエア) 1996/3/18(25:20〜)〜3/19(24:50〜) 二夜連続

日立による一社提供の特別番組で、ホイチョイプロダクション原作。
脚本、演出は前出の「ラブラブトンマ計画」と同じイワモトケンチ。

海にポツンと浮かぶアナログ島に、この島を乗っ取ろうとする悪党
『フォートラン』がデジタル大陸からやってきて騒動が起きるというお話。

放送の前年末に発売されたWindows95により、一気に一般層にまで普及した
パソコンやインターネットを題材にした『ひょっこりひょうたん島』風の人形劇で
仲間さんは『ビット』というキャラクターの声優として出演したそうな。【参照

「坊ちゃんちゃん(TBS系)」(共演:郷ひろみ)
(オンエア) 1996/3/31 単発

単発のスペシャルドラマ。これも見てません。

まぁ、たぶん生徒の1人だと思いますが、このドラマ出演後
しばらくの間、仲間由紀恵公式HPの『好きな男優』という項目は
『何度も聞かないで…「Hiromi Go」くすっ』
だったみたいです。

「もう我慢できない!(KTV)」(共演:若村麻由美、的場浩司)
(オンエア) 1996/7/2〜9/17 全12回 火曜22:00〜22:54

これまた見てませんが、赤星たみこの漫画原作ドラマ。

夫の両親と同居する事になった若妻のいろんな意味の
「もう我慢できない!!」をコミカルに描いた作品。
鈴木京香の主演で1995年に放映された『我慢できない!』の続編。

仲間さんは、主人公・福本さやか(若村麻由美)の弟?
圭太(山崎裕太)のガールフレンドの雪子という役どころ。
他にも新山千春、上原さくらが共演していたそうな。

「イタズラなkiss(ANB系)」(共演:柏原崇、佐藤藍子)
(オンエア)1996/10/14〜12/16 連続 全9回 月曜20:00〜20:54

学園ドラマで仲間さんの役名は「矢田その子」だったそうです。
「南君の恋人」「東京大学物語」「イグアナの娘」で絶好調だった
「月曜ドラマ・イン」枠で「闇のパープルアイ」の後番組として放送。

見てませんが、配役からして主演は明らかに柏原崇と佐藤藍子。
まぁ、どうせ目立たない同級生役だったんでしょう。

1997年

17〜18歳

(CD)

心に私が
ふたりいる

5/21

負けない愛が
きっとある

8/01

遠い日の
メロディー

11/26

(映画)

ラブ&ポップ
8〜10月撮影

(写真集)

Pastel

(CM)

【カプコン】

ロックマン
X4

(その他)

5月

公式HP開設
(BIGTOP内)

「名探偵保健室のオバサン(ANB系)」(共演:松雪泰子、京野ことみ)
(オンエア) 1997/1/6〜3/10 連続 全10回 月曜 20:00〜20:54

「イタズラなkiss」に続いて「月曜ドラマ・イン」の枠のドラマ出演。
3/3放送の第9話『悲しみの失恋殺人、喪服オバサン名推理?』という
エピソードに『高野理紗』という女子高生役でゲスト出演されました。

憧れていた家庭教師(湯江健行)を説得しようとして殺されかけるという
当時の仲間さんらしい幸薄い役柄(笑)で、三宅健君や京野ことみさんの
クラスメイトという設定になってますが、出演は1回きりだった模様。

「HAUNTED じゃんくしょん(TX系)」(共演:青野武、国府田マリ子)
(オンエア) 1997/4/3〜6/26 連続 全12回 水曜25:45〜26:15
 

初の本格的な声優仕事。現役アイドルの声優デビューという事で
声優初仕事ながら、朝比奈睦月という主役級の役を貰ったうえに
OP,EDテーマ曲も歌ってしまうという破格の待遇を受けています。

個人的にはアニヲタのためのアニメという印象の作品ですが
意外と、この作品からの仲間ヲタが多い事が分かってビックリ。

「木曜の怪談’97悪霊学園(CX系)」(共演:広末涼子、中村玉緒)
(オンエア) 1997/5/1〜5/22 全4回 木曜 19:54〜20:54

当時人気絶頂だった広末涼子主演の短期集中放送ドラマ。
仲間さんの役柄は、広末の学校の友達という進歩のないモノ。
実は小出郁代という役名があったらしい。知らなかった。

「ShinD−天使にKISS(NTV系)」 (共演:?)
(オンエア) 1997/5/7 単発 火曜 24:50〜25:20 

1話にゲスト出演したらしい、という以外は不明。

「ShinD−亡霊劇場(NTV系)」(共演:阿南健治)
(オンエア) 1997/6/25〜7/2 2話連続? 火曜 24:50〜25:20

役名が「すみれ」だったらしい。という事以外にほとんど情報無し。
当時の雑誌に「ありがとう、プー子」というタイトルだとの情報もあり
死んだはずの女優が舞台に現れるというストーリーらしいが。

「D×D(NTV系)」(共演:長瀬智也、岡田准一、前田愛)
(オンエア) 1997/7/5〜9/20 全11回 土曜 21:00〜21:54

アイドルドラマの定番となったNTV系・土9のドラマ。
円城寺園子という役で第4話『河童と天使と夏の日の恋』と最終話に出演。

この作品もボクは見てませんが、4話の内容はダム建設推進運動の
アルバイトで現地に訪れた(長瀬)が反対派の園子に一目惚れして
ダム反対派にアッサリ鞍替えし、あれこれ奮闘した結果、ダム計画を
中止に持ち込むが園子に婚約者(城嶋茂)がいる事が分かってガッカリ。

という内容だったそうで、仲間さんは4話のヒロインだったようです。
ちなみに最終話には4話とはまったく別人としてワンシーンだけ登場。

チーフDは「君といた未来のために」と同じ佐藤東弥監督。
作品自体はどうでもいいが、そういう因縁が面白い。

「ドラマ新銀河〜しあわせ色写真館(NHK)」(共演:丹阿弥谷津子)
(オンエア) 1997/12/15〜12/18 全4回 月〜木 19:40〜19:58

これも短期集中ドラマですが、記念すべき初主演作です。
この作品で仲間さんが演じた役は、昔の家族写真を探すために訪れた
老写真家(丹阿弥谷津子)が経営する岐阜県、郡上八幡町の写真館で
夏休みの間だけアルバイトをする事になる女子高生「秋本香菜」とのこと。

「踊る大捜査線 歳末特別警戒スペシャル(CX系)」(共演:織田裕二)
(オンエア) 1997/12/30 単発 火曜 21:00〜23:18

97年1月〜3月に放送された「踊る大捜査線」の歳末スペシャル番組。

仲間さんの役は強盗犯・鏡恭一(稲垣吾郎)の強盗殺人事件の
現場を目撃して失語症になった被害者の孫娘(中学生)という役柄で
結構重要な役でしたが、役柄上セリフはほとんどなく役名もなし。

鏡恭一(稲垣)の顔を見た時の「あの人です!!」っていう
仲間さんの声が、妙にすっとんきょうな感じで印象に残った。

1998年

18〜19歳

(CD)

Album

遠い日の
メロディー

1/21

single

青い鳥
11/26

(映画)

ラブ&ポップ
1/10

機動戦艦
ナデシコ
劇場版

8/8

(CM)

【数研出版】
チャート式

【常盤薬品】
ラピス
スーパー
ダイエット

(その他)

4月?

公式HPが
アンティノス
レコードへ移転

5月

雑誌『B.L.T』

仲間心の
つぶやき
連載開始

10月

仲間由紀恵の
てーげー日記
連載開始

「オールスター忠臣蔵まつり(NHK)」(共演:三波春夫、伊東四郎)
(オンエア) 1998/1/3 単発 土曜 19:15〜20:45

NHKホールでの公開収録番組。実質的な初舞台か?
どうやら赤穂浪士の1人だったようです。

「透明少女エア(ANB系)」(共演:海真澄、堀江慶、高野拳磁)
(オンエア)1998/2/21〜3/28 連続 全6回 土曜 25:10〜25:40

謎の組織によって透明人間にされた少女エア(海真澄)と
偶然、彼女を守る事になった医大生の恋の物語だそうな。
『パンクバンドの明るいボーカル』桂今日子(22歳)という役だったそうな。
この作品でも主人公に彼氏を取られてしまう役だったそうな【参照

当時「リングの魂」を見ていた関係で、この作品も何度か見ている
ハズなんですが、まったく記憶に残っておりません。

「天うらら(NHK)」(共演:須藤理彩、桜井幸子、鈴木一真、徳井優)
(オンエア) 1998/4/6〜10/3 連続 156回 月〜土 7:30〜7:45

天下のNHK「朝の連続テレビ小説」に浅井由香役で初出演。

大工を目指す主人公・うらら(須藤)の親方(小林薫)の姪っ子
という役どころで、うららから恋人の佐藤(鈴木)を奪ったものの
結局は離婚されて一人ぼっちになるという、かなりションボリな役。

うららの幼馴染の和実(桜井)が声優を目指すという役どころなので
声優の経験のある仲間さんは、そもそもこちらの役を狙っていたのかも?

「狙われたセーラー服(ANB系)」(共演:村田和美、うじきつよし)
(オンエア) 1998/5/14〜5/28 連続 2回 木曜 25:00〜25:25

『少年サスペンス』第4話という位置付けで前・後編だったそうです。

ボクは見てないんですが、制作が「TRICK」の『オフィスクレッシェンド』で
1、2、9話を堤幸彦監督、6話を鬼頭理三監督、7話を保母浩章監督と
『ケイゾク』『TRICK』でお馴染みの監督が演出を担当されています。

ちなみに仲間さんが出演した第4話『狙われたセーラー服』は
脚本が遠藤察男さん、演出が佐藤隆之監督だったそうです。

「せつない -TOKYO HEART BREAK(ANB系)」(共演:大河内奈々子)
(オンエア) 1998/4/8〜9/23 連続 全25話 水曜 25:00〜25:30

「深夜水族館」という水曜深夜1時からのドラマ枠での放送。
仲間さんは第14話『タイムカプセル』(7/8)というエピソードに
横川美佐子(20歳)という役でゲスト出演されました。

恋愛の事で悩む女子大生、篠原和紗(大河内奈々子)のマンションに
旧友の横川美佐子(仲間)が突然訪ねてくるが、別の友人の話によると
美佐子は親が事業に失敗して暮らしが傾き、自殺を図った事もあるという。

和紗は、美佐子が自殺をしに来たのではないかと気を揉むが
実は、美佐子が8年ぶりに和紗のところへやってきた理由は
二人の幼い頃の約束を守るためだった・・・というお話。

「神様、もう少しだけ(CX系)」(共演:金城武、深田恭子、田中好子)
(オンエア)1998/7/7〜9/22 連続 全12回 火曜 21:00〜21:54

フジテレビのプライムタイムの連続ドラマには初出演。
深キョンと金城を奪い合う実力派シンガー、瀧村カヲル役。

ウワサの金城武さんとの初共演作品(当たり前)ですが
仲間さんは、このドラマでも、またもや意地悪な役で
深キョン姫を苛めて視聴者に憎まれる損な役回りです。

歌手としてCD(シングル5枚アルバム1枚)も出していたのに
歌声を別の歌手(工藤静香)の声に差し替えられるという
屈辱的な扱いを受けていていますが、この扱いは普通にひどい。【感想

「走れ公務員!ポリスウーマン(CX系)」(共演:さとう珠緒、奥菜恵)
(オンエア)1998/10/13〜12/8 連続 全8回 火曜 20:00〜20:54

仲間さんは11月17日放送の第5話『アイドル署長VS盗撮マニア』という
エピソードに清純派アイドル「松崎彩」という役でゲスト出演。

玉坂署にアイドル・松崎彩が一日署長として訪れる事になっていた前夜
管内で強盗事件が発生、さらに同じ頃、バイクの轢き逃げ事件が発生し
盛本(田山涼成)という45歳の男が武田(金子賢)に現行犯逮捕される。
・・・・というストーリーだったそうです。【参照】ボクは見てませんが(笑)

あまりの視聴率低迷のため、全11回→8回に短縮されてますが
このドラマがあったために「ケイゾク」が生まれたという話は超有名。

「オールスター・コメディー 忠臣蔵まつり(NHK)」(共演:伊東四郎)
(オンエア)1998/12/27 単発 日曜 20:00〜21:30

第2回から歳末にやることになったらしい。1/3の放送には滝沢秀明
12/27の放送には今井翼が出演とあるので間違いではないハズ。

『天うらら』に出演していた関係か、仲間さんは1998年、2度目となる
『忠臣蔵まつり』にも出演していた模様。これも見ておりません。

1999年

19〜20歳

(映画)

ガメラ3
3/6公開

リング0
バースデイ
10〜11月撮影

(写真集)

SADA-KO
in
[リング0]
12/25

(CM)

【資生堂】
AQUAIR
シャンプー

【JCB】
1999
キャンペーン

【東芝】
Allegretto

(舞台)

ゼルカ−ヴァ
-zelkova-
11/21

「君といた未来のために〜I'll be back(NTV系)」(共演:堂本剛)
(オンエア)1999/1/16〜3/20 連続 全10回 土曜 21:00〜21:54

仲間さんの役は室井蒔という、またもや幸薄い女の子でしたが
堂本剛、佐野史郎と並ぶ主役の一人と言って良い大きな役でした。

蒔は、度重なる時間旅行の中で保育園の先生、ブティック店員
ホステス、殺人犯といった様々な人生を送る難しい役でしたが
仲間さんは、それぞれの役柄を結構それっぽくこなしてます。
(さすがにホステス役は少々ムリがある感じでしたが。)

個人的に仲間さんが演じた中で山田奈緒子の次に好きな役。
篤志(堂本)との別れのシーンのセリフがすごく切なくて良いです。

頭のてっぺんから出てくるようなセリフは相変わらずでしたが。【感想

「P.S.元気です、俊平(TBS系)」(共演:堂本光一、瀬戸朝香)
(オンエア)1999/6/24〜9/16 連続 全12回 木曜 22:00〜22:54

仲間さんは主人公・俊平(堂本)の初恋の人・桜小夜子という役。
おしとやかだがチャッカリしている小悪魔的キャラという事でしたが
ビデオで全話通して見てみたところ「小悪魔的」というより「夜叉」のよう。

前半の小夜子は、不倫相手のバイト先の本屋の店長(西村和彦)と
ラブラブのつもりでいるので、俊平の事など過去の人のごとき扱いですが
店長に遊ばれていたと分かった途端、俊平を好きだと言い出すという
ある意味、とても一途、ある意味、ひじょーに調子のいい女の子です。

とはいっても、小夜子は小悪魔的な器用さや狡賢さは持ち合わせてなくて
田舎から出てきた女の子が都会の雰囲気に呑まれて自分を見失っている
という感じなので『神様もう少しだけ』のカヲルのような敵役というよりも
見ていて不憫になってくるような可哀想な女の子でした。

仲間さんも今よりちょっとポッチャリしているので、サバサバ感満載の
桃子(瀬戸)さんと比べて「いかにも女の子」という感じの小夜子は
ちょっと前までの世間一般の『仲間由紀恵』という女優のイメージって
『まさしくこんな感じじゃないかしら?』というキャラクターだと思います。

桃子の昔の恋人で性格の悪い医者役を演じた藤木直人さんともども
ハッキリ言って、あまりいい扱いとは言い難い小夜子役ではありますが
後半の出番が多い事と、多感な少女役として仲間さんの繊細な美しさ
際立っている事だけは、このドラマの良いところと言ってよいでしょう【感想

2000年

20〜21歳

(CD)

Birthday
2/2

(映画)

リング0
バースデイ
1/22公開

LOVE SONG
10〜11月撮影

(写真集)

20th
5/26

(CM)

日本道路公団
(スチールのみ)

【JA共済】

自動車共済
自賠責共済

【ジョージア】
カフェレーチェ

(その他)

1月

仲間由紀恵の
てーげー日記
連載終了

「二千年の恋(CX系)」(共演:金城武、中山美穂、東幹久、宮沢和史)
(オンエア) 2000/1/10〜3/20 連続 全11回 月曜 21:00〜21:54

ついにCX・月9ドラマに仲間由紀恵が登場しました!!が。

仲間さんは、真代りえる(中山)の妹、真代まりあという役で
エナメル系のミニスカ履いて、フェイクファーのコート着て
キャバクラ嬢やったり、AV出演したりと過去最高の汚れ役。

この「まりあ」という娘、基本的にバカ全開、不幸満載で
序盤は完全に「狂言回し」という役割りである事がミエミエ。
中盤に入るとほとんど登場しなくなり、どうなる事かと思ったら
後半になると、人が変わったように大人しくなって登場します。

「一体、まりあに何があったのか?」と思ったら最終的には
姉の優しさに触れて、心を綺麗に入れ替えた真代まりあは
「命の天使」真代(う)りえるの忘れ形見の男の子を授かって
聖母(マリア)になったのでした。というオチでした。

あの「神様もう少しだけ」と同じプロデューサーの作品ながら
この作品では最も印象に残るドラマの本当の最後のシーンが
「仲間さんが赤ん坊を抱いているカット」という厚遇を受けている。

ラストシーンの仲間さんの横顔は、非常に綺麗に撮られていて
前半のヒデェ扱いを補って余りあるものがあり、最後にホッと一息。

「「big」大作戦(CX系)」(共演:V6、観月ありさ、菅野美穂、西村雅彦)
(オンエア) 2000/6/29 単発 木曜 22:00〜23:30

CX系バラエティー「マッハブイロク」のドラマ特別編だそうな。
「30億の宝石が消えた!キンキ・観月・菅野・ユースケ・佳乃
珠緒他、超ゲスト競演!犯人は?」 という長ったらしい副題つき。

仲間さん演じる、ミュージカル『ビッグ』の衣装担当・桜井絵里が
V6に赤ん坊を預けて失踪した事から騒動が始まるという話だそうで
仲間さんは窃盗団の一味で最後は逮捕されてしまう役だったそうな。

「TRICK(ANB系)」(共演:阿部寛、生瀬勝久、野際陽子、岡田真澄)
(オンエア)2000/7/7〜9/15 連続 全10回 金曜 23:09〜23:50

ドジで売れない貧乳貧乏マジシャン、山田奈緒子役。
深夜枠のドラマながら連続テレビドラマ初主演作品。

山田奈緒子のキャラクターは、仲間さんの女優としてのキャリアに
これまで一度もなかった設定ばかりを集めたようなコミカルな役柄で
女優・仲間由紀恵の現在の地位を確立したと言ってよい作品。
この作品以降の彼女の演じる役柄は確実に変わってきている。
一部の例外「FACE〜見知らぬ恋人」を除いて(´τ`)σ

放映開始前は「最後の審判(仮)」というタイトルで
ラストは科学者と超能力者の対決になる予定だったそうな。【感想

「葵 徳川三代(NHK)」(共演:津川雅彦、西田敏行)
(オンエア)2000/1/9〜12/17 連続 全49回 日曜 20:00〜20:45

四代将軍・徳川家綱の生母・お蘭(お楽)役で
最終話(12/10放送)に3シーンのみ登場。

本放送で見損ねたため、総集編に期待してみたら出なかった。

2001年

21〜22歳

(CD)

愛してる
2/21

(映画)

溺れる魚
2/3

LOVE SONG
4/28

(写真集)

WPB-Net
2/1〜2/28

(CM)

【JA共済】

自動車共済
自賠責共済

【ジョージア】

【ローソン】

接客編
docomo編
年末編

【資生堂】

プラウディア

【日清食品】

e-noodle

チキンラーメン
どんぶり

(その他)

1月

雑誌『B.L.T』

仲間心の
つぶやき
連載終了

「FACE〜見知らぬ恋人(NTV系)」(共演:高橋克典、山口祐一郎)
(オンエア) 2001/1/10〜3/7 連続 全9回 水曜 22:00〜22:54

連続ドラマ主演、2作目となるこの作品での役どころは
水野拓己と高川亮という二つの人格を持つ男(高橋)を
愛して、いろいろ苦悩する平凡なOL相沢早紀という役。

漫画「愛してる」の原作ドラマで10時台の連続ドラマでは
仲間さんの初主演作で、ひさびさに挿入歌も唄ってます。

「TRICK」の仲間と「サラリーマン金太郎」の高橋の共演という事で
初回こそ13パーセント台の視聴率を稼いだものの、その後は低迷。
中盤1桁台の視聴率に突入したため全10回→9回に短縮されました。

プライムタイム初の主演作が放送短縮と前途多難なスタート。【感想】

「明日があるさ(NTV系)」(共演:浜田雅功、稲森いずみ、柳葉敏郎)
(オンエア)2001/4/21〜6/30 連続 全11回 土曜 21:00〜21:54

舞台となる会社の受付嬢の役で役名もそのまんま「仲間」。
基本的に、このドラマの登場人物の役名は、出演者全員が
芸名そのまんまだったようですが、なんというか安直ですな(笑)

特別目新しい部分もなく、ドラマ自体は平凡な内容でしたが
第1回の視聴率が29,0パーセント、第2回も20,1パーセントと
CMの話題性でいかに注目度が高かったかがうかがえます。
最終的には15パーセント前後に落ち着いたところから見て
いかに期待ハズレだったかも分かろうという物ですが(笑)

ホントにチョイ役なので仲間さんが出演してるのを見た事がない。

「ウソコイ(KTV系)」(共演:中井貴一、フェイウォン、生瀬勝久)
(オンエア)2001/7/3〜9/11 連続 全11回 火曜 22:00〜22:54

主人公・鈴懸彰 (中井)のフィアンセで浮世離れしたお嬢様・杉野恵美役。

ヒロインに、アジアの歌姫・フェイ・ウォンと、香港、台湾でも放送されて
大ヒットとなった『神様、もう少しだけ』や『二千年の恋』の影響もあって
下手すりゃ本国より香港・台湾の方が人気者な仲間さんを配した作品で
香港・マレーシアでは日本と同時、1週遅れて台湾でも放送が開始。

その後、中国ほかのアジア各局でも、ほぼ同時期に放送が開始され
順調なスタートを切ったかに見えましたが
、日本での視聴率は低迷を続け
物語の中盤に入って、ついに5パーセント台の視聴率に突入したため
7/19に全話の撮影を終了しながら、全12回→11回に短縮されました。

さらに最終回の放映開始直前に「全米同時多発テロ」が発生したため
報道特番で放映が寸断されるという、喜劇のような悲劇が発生した事も
いろんな意味で不幸な作品であった事を象徴しているような気がします。

放送が始まる前は「恵美が山田っぽいキャラ」と聞いていたので
期待して見始めましたが、あまりにドラマの内容が面白くなく
正直、仲間さんが出演していても見る気のしないドラマでした。
仲間さんは物凄くイイんですが、ストーリーがあまりにヒドイです。

「FACE〜見知らぬ恋人」に続いて、主役級のポジションで臨んだ作品で
この年2作目の放送短縮となり、危なっかしいムードが漂ってます【感想

2002年

22〜23歳

(CD)

遠い日の
メロディー
(再販)

(映画)

10/5
明日があるさ

11/9
TRICK劇場版
2〜3月撮影

(写真集)

digi-KISHIN
VOL.3
仲間由紀恵
(DVD)
6/19

(CM)

【ジョージア】

モカレーチェ

Gコート02
ザ・ムートン
プレゼント

【JA共済】

しあわせ
夢くらぶ

がん共済

自動車共済

【日清食品】

チキンラーメン

【FT資生堂】

スーパーマイルド

【KDDI】

au
ムービー携帯

【DefSTAR】

CHEMISTRY
「MY Gift to You」
発売告知CM

(その他)

プロダクション尾木
公式HP開設

「TRICK2(ANB系)」(共演:阿部寛、生瀬勝久、野際陽子)
(オンエア)2002/1/11〜3/22 連続 全11回 金曜 23:15〜24:15

ファンの熱烈な要望に応えて「TRICK」の続編がついに放送開始。

前作のDVDのセールスが2001年のドラマ部門のトップになったため
巨根の物理学者・上田次郎と貧乳で売れない奇術師・山田奈緒子の
絶妙な掛け合いが、ふたたびブラウン管に復活する事になりました。

『父を殺したという、本物の超能力者を探す』という最大のテーマが
前作で片付いてしまっているため『TRICK2』は『TRICK』から
テーマを抜いて小ネタと漫才だけを残したような番組になりました。

仲間さんの山田奈緒子は前作と比べてシリアスな芝居が求められる
場面が少なかった分だけ、コメディ方向にパワーアップしています。

4話で矢部(生瀬)におでこをひっぱたかれるシーンの表情とか
8話の寿司を口いっぱいに詰め込むシーンの表情とか
かなりヤバ目なシロモノになっていますが堂々としていて最高。

『ウソコイ』の制作発表記者会見では「コメディは苦手」と
公言していた仲間さんですが、苦手なんてとんでもない話。

前作の平均視聴率7,9パーセントから平均10.59パーセント
(最高視聴率12.2パーセント・シェア24.4パーセント)へ飛躍し
『金曜ナイトドラマ』では過去最高の平均視聴率を記録しました。

恐ろしく切ないラストシーンの仲間さんの微妙な表情は必見。【感想

「ごくせん(NTV系)」(共演:生瀬勝久、伊東美咲、中澤裕子、松本潤)
(オンエア)2002/4/17〜7/3 連続 全12回 水曜 22:00〜22:54

プライムタイムの連続ドラマとしては初の仲間さんの単独主演作。
『YOU(集英社)』に連載中の森本梢子の同名漫画が原作。

極道一家の4代目という顔と、ワルぞろいの男子高校の新任教師
という顔を持つ主人公・山口久美子(仲間)が持ち前の義理人情と
キップの良さで様々なトラブルを解決して行くという学園コメディー。

ジャージにメガネにおさげ髪が特徴の型破りな女教師という設定で
プライムタイムのドラマで仲間さんのコメディエンヌとしての資質が
開花するかどうかという重要なターニングポイントになった作品。

期待と不安の中で放送された第1話の視聴率が18.3パーセントと大健闘。
同期にスタートしたドラマが不振にあえぐ中で高視聴率を連発したため
当初の全11話→12話へ放送が延長されるという異例の措置が取られた。

仲間由紀恵さんのプライムタイムの主演作には『FACE〜見知らぬ恋人』や
『ウソコイ』の失敗があったため当初はテレビ情報誌にも全く相手にされず
高視聴率にも拘らず、しばらくの間はまともな記事が掲載されなかったが
「ヤンクミ」という、かつてない役柄を熱演した仲間さんの演技が中高生の
共感を集め、スタッフもテレビ局も予想していなかった大ヒットとなった。

W杯中継の煽りを受けたものの平均17.4パーセントの好視聴率を記録。
延長された最終回・第12話は23.5パーセントという高視聴率を叩き出し
仲間さんは『ザ・テレビジョン』の4月期の主演女優賞に選ばれた。

『ナイトホスピタル(YTV)』 (共演:竹中直人、高島礼子、田辺誠一)
(オンエア)2002/10/14〜12/16 連続 全10回 月曜 22:00〜22:54

YTVが『失楽園』のヒット以降は大苦戦している月曜22時枠の主演に
「ごくせん」での高視聴率の実績を買って仲間由紀恵さんを抜擢した。

日本にはまだ存在しない夜間専用の外来病院『ナイトホスピタル』に
病理医から臨床医に転職した森沢麻紀(仲間さん)が勤務する事になり
麻紀は先輩医師・大久保蛍子(高島)らと衝突しながら成長していく。

病気と格闘する外科医の姿が描かれる事の多い医師モノドラマの中で
この作品はめずらしく病理を究明する事がストーリーの中心となっており
その特殊な病気のネタを、このドラマを制作している会社が作っている
「特命リサーチ200X(NTV系)」という情報番組から流用している。

『ごくせんリターンズ〜要保存!!師走のヤンクミスペシャル(NTV)』
(共演:脇知弘、村田宏)(オンエア)2002/12/29 単発 12:30〜14:54

「ごくせん」の総集編。2003年3月に放映される『3−D卒業スペシャル』の
番宣特番とも言うべき内容で撮り卸し映像はわずか6分というシロモノ。

2003年

23〜24歳

(CD)
なし

(映画)

「g@me.」
11/8より公開

(写真集)

WPB-NET
10/1〜10/31

(CM)

【au/KDDI】

ムービー携帯

【FT資生堂】

スーパーマイルド

【ボシュロム】

ReNu

【日清食品】

チキンラーメン

【JA共済】

自動車共済

しあわせ夢くらぶ

【ECCJ】

省エネルギー
キャンペーン

【JR西日本】

列車でゆく夏
帰る夏

ICOCA

【大塚製薬】

Amino-Value

【資生堂】

Beauty Voltage

(その他)

9月11日
アンティノス
公式HP閉鎖

『武蔵−MUSASHI(NHK総合/NHK-BS2)』(共演:市川新之助ほか)
(オンエア)2003/1/5〜 連続 日曜 20:00〜20:45

『葵 徳川三代』以来の出演となるNHK大河ドラマだが、前回のような
ゲスト出演ではなくメインキャラクターの一人として制作記者会見に登場。

佐々木小次郎(松岡昌宏)の許婚で、序盤に自害して果てる八重と
八重と瓜二つの大阪の豪商・茨木屋又衛門の妻・琴の二役を演じたが
7月6日の放送(27話)で琴が自害した事により出演は実質終了した。

放送前は二役という事で、琴の方の後半の活躍に期待が持たれたが
八重と同じようにヒドイ目に合わされた末に『自害』という拍子抜けな結末で
結局、琴も八重も、お通(米倉涼子)やお篠(宮沢りえ)を引き立てるための
存在に過ぎなかったとしか考えられず、恵まれない役柄であった。

『ごくせん卒業SP さよなら3年D組・・・ヤンクミ涙の卒業式(NTV)』
(共演:松本潤、沢村一樹、伊東美咲、中澤裕子、宇津井健ほか)
(オンエア)2003/3/26 単発 水曜 21:30〜23:33

2002年のNTV系連続ドラマで最大のヒッ作となった「ごくせん」の特別篇。
卒業旅行を企てた生徒たちがトラブルに巻き込まれて卒業が危うくなり
またもヤンクミが大暴れ!!というストーリー。

『顔』(CX) (共演:オダギリジョー、京野ことみ、益岡徹、余貴美子)
(オンエア)2003/4/15〜6/24 連続 火曜 21:00〜21:54

3本目となる単独主演作で、フジテレビ系の連続ドラマでは初の主役。
2003年の直木賞候補作『半落ち』の著者である横山秀夫の『顔』が原作で
仲間さんが演じる主人公・平野瑞穂巡査は似顔絵が得意という特技を持ち
似顔絵を描くことで犯人の見えない人物像に迫っていく。という内容【感想

『夏の恐怖ミステリー ほんとうにあった怖い話3(CX)』(共:山本道子)
(オンエア)2003/9/5 (単発:オムニバス) 21:00〜22:54

5本立てのオムニバスドラマで、仲間由紀恵さんは植谷志保という役で
『病棟奇譚』というエピソードに出演。演出は『リング0』の鶴田法男氏。

交通事故で足を骨折して入院したOLが体験する、相部屋となった老人
磯村紀代美(山本道子)との出会いと別れを描いたハートフルなミステリー。

『さとうきび畑の唄(TBS)』 (共演:明石家さんま、黒木瞳、上戸彩)
(オンエア)2003/9/28 単発 21:00〜23:39

昭和16年〜20年の沖縄戦を題材にしたスペシャルドラマ。
文化庁・芸術祭賞ドラマ部門で大賞を受賞し、視聴率も26,4%を記録。
仲間さんの役どころは、主人公・平山幸一(明石家さんま)美智子(黒木瞳)
夫婦の長男、平山勇(坂口憲二)の嫁で小学校教師:平山紀子。
勇と紀子の結婚式のシーンでは、沖縄式の花嫁衣裳・琉装を披露した。

『木曜ドラマ トリック(EX)』 (共演:阿部寛、生瀬勝久、ほか)
(オンエア) 2003/10/16〜12/24 連続 木曜 21:00〜21:54

すでに仲間由紀恵さんの代表作となった『トリック』シリーズの第3弾だが
昨年、11月に劇場公開された『トリック劇場版』の興行的成功もあってか
今回は放送時間が金曜23時枠から木曜21時枠のゴールデン枠に昇格。
石原刑事役の前原一輝氏が俳優を引退したため、後任の菊地愛介役に
前原氏と同じ特撮(ハリケンジャー)出身の姜暢雄が抜擢された。

放映時間の変更に伴い、新規のファンが増加する事を考慮に入れたためか
”パート3”というよりも、これまでの作品を再構成したような内容となった。

放送枠異動を不安視する向きもあったが、関東では初回視聴率17.8%を
記録した。これは同期連続ドラマの初回視聴率の中で3番目に高い数値で
最終的には平均視聴率15.62%(同期連ドラ2位)という好結果となった。

作品のテイストや菊地刑事についてトリヲタの間では賛否両論があったが
テレビ朝日の連ドラで、なおかつ裏番組で『バレーボールワールドカップ』や
『北の国から(風)』の再放送といった逆風が吹き荒れていた事を考えれば
同期連ドラ視聴率第2位という好成績は”出来過ぎ”と言っても良いだろう。

2004年

24〜25歳

(CD)

なし

(映画)

「忍−SHINOBI」
撮影開始

(舞台)

ミュージカル
スター誕生

(写真集)

なし

(CM)

【JA共済】

医療共済

建物更正共済

自動車共済

終身共済

【JR西日本】

ICOCA

【江崎グリコ】

ジャイアントコーン

リバース

ポッキー

【大塚製薬】

アミノバリュー

【ECCJ】

省エネキャンペーン

【資生堂】

BeautyVoltage

【au/KDDI】

着うた

WIN

【ボシュロム】

ReNu

【日清食品】

チキンラーメン

『乱歩R(YTV)』 (共演:藤井隆、本上まなみ、岸辺一徳、大滝秀治)
(オンエア) 2004/1/12〜3/ 連続 月曜 22:00〜22:54

『ナイトホスピタル』と同じ”NTV系・死の月曜10時枠”で放送されたドラマ。
仲間さんは第3話『暗黒星』のメインゲストで役柄は、大富豪・伊志田家の
お嬢様・伊志田理恵。同じくゲストとして成宮寛貴、袴田吉彦も出演した。
映画『g@me.』とは違う、正統派の令嬢の悲しい生涯を切なく演じきった。

その前の放送より若干挽回したものの、視聴率は6.8%(関東)に止まり
仲間さんの熱演も空しく、ドラマ自体も悲しい生涯を送りそうな予感・・・
案の定視聴率不振のため打ち切られ、よみうりテレビ制作の月10枠は
この作品を最後にバラエティ枠に変更される事となった。

『東京湾景〜Destiny of Love〜(CX)』
共演:石坂浩二、夏八木勲、哀川翔、和田聡宏、李麗仙、ソニン
(オンエア) 2004/7/5〜9/13 連続 月曜 21:00〜21:54

仲間由紀恵さんのCX月9枠初主演作で原作は芥川賞作家・吉田修一。
連ドラ初の在日韓国人三世が主人公となる作品で、仲間さんが演じる
主人公は木本美香(韓国名:李美香)という名前で雑誌編集者という役柄。
在日のキャリアウーマンと港湾労働者の日本人青年が出会い系サイトで
偶然出会い、恋に落ちるが民族意識の強い父(石坂浩二)の反対に合う。
しかし偶然目にした美香の亡母の日記には、母(仲間由紀恵・二役)も
かつて、日本人男性と激しい恋をしていた事が綴られていた・・・

ちなみに主人公が在日韓国人という設定と、母親の日記に関するくだりは
ドラマオリジナルの設定で、原作にはまったく登場しないエピソード。
基本的に原作とドラマの設定・ストーリーはまったく無関係と言って良い。

韓国ドラマ「冬のソナタ」が巻き起こした”韓流ブーム”にちゃっかり乗っかり
日本中の奥様を夢中にさせた「冬ソナ」や韓国映画「ラブストーリー」から
臆面も無くパクりまくったエピソードだけでなく、視聴率のテコ入れに「冬ソナ」
出演者:パクヨンハをゲスト出演させるという念の入れようだったワリには
視聴率はCX月9枠としては最低の部類で、捨てた物と得た物のバランスが
全く取れていない呆れた駄作。北川悦吏子の猿まね脚本もイタイばかりで
この番組の脚本家とプロデューサーは視聴者をナメているとしか思えない。

『弟 (EX)』 (共演:渡哲也、高島礼子、徳重聡、長瀬智也ほか)
(オンエア) 2004/11/17〜11/21 5夜連続 21:00〜22:54

昭和のスーパースター石原裕次郎の生誕70周年を記念して制作された
石原慎太郎の小説『弟』(新潮社)を原作にしたスペシャルドラマ。
仲間さんは石原裕次郎の妻、北原三枝(石原まき子)の若き日を演じた。

仲間由紀恵さんが出演したのは全5話中の第2話〜第4話となっており
石原裕次郎との出会いから、スター同士の恋、駆け落ち、結婚、挫折
そして裕次郎の闘病生活の始まりあたりまでのエピソードとなっている。

初共演作である「狂った果実」の水着を着た裕次郎と北原三枝が抱き合う
構図のポスターをはじめ、数々の共演作のポスターの図柄を裕次郎役の
徳重くんと仲間さんで再現していたり、当時、裕次郎が実際に所有していた
往年の名車を日本中から集めてみたり、と、石原裕次郎の生誕70周年と
テレビ朝日の開局45周年記念として、製作費15億円をかけて制作された
作品だけあって、細部に対するこだわりも尋常ではないものがあった。

極めつけは、石原裕次郎と北原三枝の結婚式のシーンで使用された
仲間由紀恵さんのウェディングドレスと内掛けで、これは実際の結婚式で
使用した衣装を石原まき子さんから借り出したという徹底ぶりであった。
ちなみに仲間さんに合わせて衣装のサイズを直したりはしていないらしい。

高輪プリンスホテルで記者発表会をかねて、このウエディングドレスや
内掛けを使用した結婚式のシーンが撮影されたのは2004年4月の事。
水着のスチール写真(狂った果実)が撮影されたのは3月11日であった。

毎日一時間の番宣特番を組んだのが効いたのか、第一話が23.6%の
高視聴率を獲得しその後は2話20.8%、3話 21.1%4話25.7%
5話 28.0%(関東)と尻上がりに視聴率を伸ばし、関西では、この週の
週間視聴率ランキングの1〜5位までを同番組の1〜5話が独占した。

瞬間最高視聴率が33.1%、平均視聴率も20%を越え、同年の同局放送
番組ではアジア杯サッカー・日本X中国戦の32.4%に次ぐ好成績だった。

ちなみに第一話が放送された17日はテレビ朝日が視聴率四冠王を達成し
翌18日には社長の発案で社員食堂が昼・夜無料になったそうな。

2005年

25〜26歳

【CD】
なし

【舞台】
なし

【写真集】
なし

【映画】
忍-SHINOBI
9/17公開

(CM)

【JA共済】

医療共済
建物更正共済
自動車共済
終身共済

【JR西日本】
ICOCA
J-WEST CARD

【江崎グリコ】
パナップ
ポッキー

【松下電工】
ソイエ
イオニティナノケア

【ECCJ】
省エネキャンペーン

【資生堂】
BeautyVoltage
美系 BIKEI
水分ヘアパック

【au/KDDI】
着うた
家族割
ほか

【武田薬品工業】
ベンザ

【日清食品】
チキンラーメン

【国税庁】
確定申告

『ごくせん(NTV)』(共演:宇津井健、生瀬勝久、亀梨和也、赤西仁)
オンエア 2005/1/〜3/19 全10話 連続 土曜 21:00〜21:54

あの「ごくせん」が水曜10時枠から土曜9時枠に移動してふたたび登場。
物語の舞台も「黒銀学院高校」というドラマ完全オリジナルの設定となり
前作でスターを輩出した生徒役も教師陣も、ほぼメンバーが一新された。

昨年1年間、一桁ドラマ連発というサンザンな結果だった土9枠への移動を
危ぶむ声もあったが、初回で26.5%という前作の最終回を凌ぐ高視聴率を
あっさりマークしたと思ったら、2話で26.9%、3話で27.0%と毎回25%を越える
驚異的な視聴率を記録し続け、ついに最終話では日テレの連続ドラマでは
過去10年で最高の32.5%という大記録を達成。また、平均視聴率28.0%は
日テレの連ドラ史上過去最高というオマケもつくほどの大ヒットとなった。

放送翌日にはドラマ中ヤンクミが着ていたジャージを求める女子中高生の
問い合わせが衣装を提供していたメーカーやスポーツショップに殺到する
という社会現象まで起きて、情報誌やスポーツ新聞でも話題になった。

『ハルとナツ〜届かなかった手紙(NHK)』(共演:米倉涼子ほか)
(オンエア) 2005/10/2〜6 5夜連続 21:00〜22:15(初回のみ90分)
NHK放送開始80周年記念ドラマ

NHKのラジオ放送開始から数えて80周年を記念するスペシャルドラマ。
北海道の寒村からブラジル移民を決意した姉妹の激動の生涯を描く作品。
姉ハルを米倉涼子さん、仲間由紀恵さんが妹ナツの14〜36歳までを演じ
ハルとナツの老後は、それぞれハル(森光子)ナツ(野際陽子)が演じる。
脚本は「おしん」や「渡る世間は鬼ばかり」の大御所・橋田壽賀子が担当した。

ハルとナツという姉妹の波乱の生涯を描いた感動巨編とは言いながら
実質はブラジルで現地ロケまで行った姉のハルの生涯が物語の中心で
ナツの登場するシーンは五夜連続放送中で合計1時間に満たない程度。

父母兄弟とともに移民として異郷で筆舌に尽くしがたい辛酸を舐めながらも
家族とともに、逞しく生きた姉・ハルと比べ、遠い異国の家族を想いながらも
家族から”捨てられた”という恨みの感情を抱きつつ戦後を生きた妹・ナツは
基本的に他人との間に全幅の信頼関係を築く事が出来ず利用したり騙したり
裏切ったり、裏切られたりという人生の中で、孤独な老後を迎える事になる。

捨てられたという過去の記憶から人を信じたり期待して裏切られる事を恐れ
損得勘定でしか人間関係を捉えられないナツのキャラクターは意外と難役で
仲間さんがこれまで演じた中でも異色の強い女性だったと言えるかも。

姉妹の少女期を描いた第一話では”おしん”作家、橋田センセーお得意の
寒村の貧乏一家の寒々しい生活ぶりが、じつにイキイキ?と描かれており
「FACE〜見知らぬ恋人」でもクソババーを見事に演じた根岸季衣さんが
ハルとナツを苛め抜く親戚のオバサンを見事なまでに憎らしく演じている(笑)

「TRICK新作スペシャル(EX)」(共演:阿部寛、野際陽子、生瀬勝久)
(オンエア)2005/11/13 単発 21:00〜23:14

仲間由紀恵さんの出世作、お馴染み「トリック」の新作スペシャルドラマ。
お馴染みのレギュラーメンバーに加え、スペシャルドラマという事もあって
ゲストも名取裕子、西村雅彦、大和田伸也、本田博太郎、小木茂光と豪華版。

また、トリヲタにはイマイチ受けがよくなかった矢部の部下・菊地(姜)が
早々に上司に昇進した関係で、今回から矢部の部下として新キャラクター
秋葉原人(池田鉄洋)刑事が登場し、照喜名以来の奈緒子ファンが増える。
秋葉は堤監督が舞台「電車男」の演出を手がけた関係か”アキバ系電脳デカ”
という設定になっているが、良く見るとビミョ〜にアキバ系でもないような(笑)

撮影は夏、翌年6月に公開される「トリック劇場版2」とほぼ同時に行われた。

2006年

26〜27歳

【CD】
恋のダウンロード

恋は無期限

仲間由紀恵
with
ダウンローズ

【映画】
トリック劇場版2

大奥

(CM)

【JA共済】
べすとけあ

【au/KDDI】
家族割など

【JR西日本】
J-westカード

【資生堂】
TSUBAKI

【武田薬品工業】
ベンザブロック

【松下電工】
soieなど

【日清食品】
チキンラーメン

【国税庁】
確定申告

【アサヒ飲料】
WONDA

【ダイハツ】
ムーヴ

「ドラスペシャル−南総里見八犬伝(TBS)」(共演:滝沢秀明、渡部篤郎)
(オンエア)2006/1/2〜3 2夜連続 21:00〜23:34
TBS開局50周年記念・新春スペシャルドラマ

仲間さんの役は犬の子を身篭った事を知り自害する里見の伏姫(ふせひめ)。
前年内に大河ドラマの撮影の合間に早々に仲間さんの出番の撮影は
終了していたという情報の通り、登場シーンはほとんど無いと言って良いが
物語上そこそこ重要な役柄だった事と綺麗に撮られていた事は好評を得た。

「功名が辻(NHK総合)」(共演:上川隆也、武田鉄矢、西田敏行ほか)
(オンエア)2006/1/12〜12/10 連続 日曜 20:00〜20:45

ついにNHK大河ドラマの主演の座を射止めた仲間由紀恵さんの役どころは
戦乱の世で土佐24万石の大名に上り詰めた山内一豊(やまうちかずとよ)の
有名な”馬ぞろえ”のエピソードで「貞女の鏡」として知られる妻:千代(ちよ)。

期待された初回視聴率が19.8%と前年の「義経」さえ大きく下回る低い数値で
NHKの看板枠でもある大河ドラマとしては、とても及第点とは言えない出だし。
しかし、史実を追っても「馬揃え」以外にはドラマになるようなエピソードが
ほとんど皆無という山内一豊夫婦の物語を敢えてドラマの中心には据えず
”戦国の三英傑”と呼ばれる織田信長、豊臣秀吉、徳川家康といった武将の
誰でも知っているような有名エピソードの空白部分の創作話に一豊夫婦を
紛れ込ませて、いかにも戦国大河らしい体裁を整えるという戦法が図にあたり
けっきょく一話以降は最終回まで20%前後の視聴率をキープし続けた。

最高視聴率こそ「秀吉死す(39話)」の24.4%だったが最低視聴率は荒川静香が
金メダル獲得後の初演技を披露した「世界フィギュア選手権」の放送が被った
12話の17.2%で、視聴率が20%を切ったのも一話と12話と18話の3度しかなく
放送時間が上手くズレてくれたという事情があるにせよ「冬季オリンピック」や
「サッカーワールドカップ」の開催期間年の大河ドラマとしては異例の安定感。

どちらも戦国ファミリー話であり、戦国時代のマイナー武将の物語という事で
題材と構成から2002年の大河ドラマ「利家とまつ」とよく比較のネタにされたし
視聴率的にも平均、最高ともに「利家とまつ」を超える事は出来なかったが
(ちなみに最高視聴率を記録した39話には唐沢寿明が利家役でゲスト出演)
一年を通じて固定ファンを掴み続けたという点では一定の評価があって良い。

韓流ブームの影響か主役だけでなく半兵衛と千代、光秀と濃姫、信長とお市
三成と淀などラブロマンスの比重も従来の大河に較べて多かった気がするし
実際、女性視聴者の獲得には、これがある程度の効果を上げていた模様。
正直、一豊とこりん、ガラシャと康豊は、別になくても良かった気がしたが(笑)

山内夫婦を中心に話を動かすための史実の改竄が目に余る部分もあったし
信長や秀吉が権力にとりつかれた狂人のように描かれていたりする一方で
明智光秀が妙に賢人扱いだったり歴史解釈が変な方向で斬新なのは難点。
「関ヶ原」のドラマとは思えない演出や史実との時間のズレも目に付いた。

しかし、実は地元でも「よそ者の圧政者」という見方が少なくない山内一豊と
出自も不明、名前も不明、人物像も希薄でエピソードもほとんどない妻を
主人公に据えて、よくも年平均20.9%もの視聴率を維持できたものだと思うし
4年ぶりの平均視聴率20%超という事実は素直に成功と見るべきだろう。

2007年

27〜28歳

【CD】
なし

【写真集】
なし

【舞台】

ナツひとり
届かなかった手紙
11月〜

【CM】

【JA共済】
べすとけあ他

【au/KDDI】
家族割など

【日清食品】
チキンラーメン

【資生堂】
TSUBAKI

【武田薬品工業】
ベンザブロック

【松下電工】
soieなど

【JR西日本】
J-westカード

【アサヒ飲料】
WONDA

【ダイハツ】
ムーヴ

【ロッテ】
キシリトールガム

「エラいところに嫁いでしまった!」(EX系) (共演:谷原章介、松坂慶子)
(オンエア)2007/1/11〜3/8 連続 木曜 21:00〜21:54

フリーライター槇村君子の実体験を基にしたエッセイが原作。
仲間さんの役どころはガサツでズボラなフリーライター&嫁の山本君子。
断れない性格の女性ライターが第一印象を越えられないダメ男と結婚。
姑の「良かれと思って」のおせっかいにより数々のトラブルに遭遇するお話。

そもそも話題のエッセイという事でドラマ化された作品ですが原作中にある
主人公である筆者の夫:磯次郎に対する足が臭いだのカピバラに似てるだの
悪口雑言の類に優しさや愛情といったものが全く感じられず”エライところ”と
言われている実家のしきたりなども、しきたりや風習の非常識ぶりというよりも
むしろ筆者の無知や狭量ぶりが気になるほどで、原作のクオリティに疑問符。

そんなエッセイを原作にしてハートフルなホームコメディを作ろうとした事が
そもそも間違いと言ってしまえばソレまでですが、初回の視聴率は16.1%と
裏の強敵「渡鬼」(16.5%)に迫る好視聴率を記録。しかし「もしかすると!?」
と思わせたものの、その後は順調に失速し最終回の視聴率は11.3%まで低迷。

原作のハナに付く部分を脚本で上手くカバーして、柔らかい質感のドラマに
仕上げてはいましたが、さすがに素性を替えるまでには至らずといった感じで
主人公に感情移入しづらく、起伏に乏しい展開が目立ってしまったあたりは
「誰も悪い人はいないのに〜」というドラマのコンセプトが裏目に出た格好かも。

しかしテレ朝の「渡鬼」の裏の連ドラとしては決して失敗とは言えない結果だし
新しい形の「嫁姑モノ」にチャレンジした姿勢は評価されてもよいと思う。

「エリートヤンキー三郎」(TX系) (共演:石黒英雄、倉科カナ、板倉俊之)
(オンエア)2007/4/13〜6/22(全10話) 連続 金曜 24:12〜24:53

ヤングマガジンで連載中の同名のギャグ漫画が原作の深夜ドラマ。
極悪一家の三男として生まれた三郎(石黒)は実際は心優しい少年だったが
周囲の勘違いで悪の巣窟徳丸高校で不良軍団のリーダーにされてしまう。
そんな明るく爽やかな高校生活を夢見ていた三郎は困惑するばかりだったが
実は三郎には、極悪一家の兄たちも恐れる”あるヒミツ”があったのだった・・

というワケで、ドラマと言うよりコントに近い深夜低予算のお色気ギャグドラマに
なんと我らが仲間由紀恵さんが、謎の占い師として匿名で出演してます(笑)
事務所の後輩・石黒英雄君のドラマ初主演作品という事で事務所を挙げての
バックアップ体制で、仲間さん以外にも岩倉沙織(占い師の助手)西野成人が
サポートメンバーとしてプロダクション尾木から送り込まれていた。

『大河ドラマ』主演の後に『渡鬼』の裏でテレ朝のホームコメディに出てみたり
深夜のちょっとエッチな低予算ドラマに匿名のチョイ役で出演してみたりと
大河主演後は映画『大奥』のような重厚長大路線をひた走るのかと思いきや
プロダクション尾木の予想を裏切る仕事の選びっぷりがなかなか面白い。

「島根の弁護士」(CX系) (共演:竹中直人、香川照之、樋口可南子)
(オンエア) 2007/7/14 単発 土曜 21:00〜23:10

ビジネスジャンプ誌上で連載中の同名漫画が原作のスペシャルドラマ。
日本で一番弁護士の数が少ないという島根で弁護士として生きる事を決めた
主人公:山崎水穂が裁判を通して様々な人間ドラマと触れ合う事によって
弁護士としても人間としても成長していく姿を描く成長物語。

ストーリーは原作中の複数のエピソードを並列でほぼ忠実に再現したもので
ドラマ化に当たって突飛な設定を付け加えたりしたワケではない様子だったが
残念ながら視聴率は9.6%とまったく奮わず、続編ありきで作ったとしか思えない
ラストの構成も単発ドラマとしては不適切としか言いようのないデキだった。

「ひまわり〜夏目雅子27年の生涯と母の愛」(TBS) (共演:三田佳子)
(オンエア) 2007/9/16    単発
 21:00〜23:03

1984年白血病に侵され27歳という若さでこの世を去った女優:夏目雅子と
雅子とともに病魔と闘った母の物語を仲間由紀恵、三田佳子が演じた。

さすがに母:スエさんを初めとして関係者のほとんどが存命中という事もあって
セットや衣装の時代考証から再現映像に至るまで丁寧に仕上げられている。
夏目さんに扮する仲間さんの70年代風のファッションを見るだけでも楽しい。

愛娘の存命中に彼女の仕事を認めてやれなかった母の悔恨がストーリーの
いたる部分から感じられるとともに、この種のドラマを見ていつも感じる事は
想い出は誰のものでも美しく、その印象はたいてい似通っている。という事。
たぶん「本田美奈子の生涯」というドラマでも同じような物が出来上がるだろう。

こちらも視聴率は13.6%と難病モノの2時間SPとしては案外な結果に終わった。

「ジョシデカ!−女子刑事」(TBS) (共演:泉ピン子、岩下志麻ほか)
(オンエア)2007/10/18〜    連続 木曜 22:00〜22:54

TBSの連ドラは99年の「PS、元気です俊平」以来7年ぶりとなる仲間さんが
大御所ピン子ちゃんとタッグを組んでコメディータッチの刑事ドラマに出演。
TBS、木10枠しかもコメディという時点でかなりの不安材料でしたが案の定。
連続殺人事件とコメディを混ぜるという「ケイゾク」的な作劇法を試みるも
コメディとしてもサスペンスとしても出来損ないもいいところの失敗作でした。

最後の最後で、今まで一度も出てこなかった真相が一気に明かされるという
テレビドラマにありがちな、というか脚本:健日子先生の代表作「アンフェア」と
全く同じパターンの推理サスペンスとしては反則と言っていいお粗末な謎解き。
リアリティの全く感じられないキャラクターを作り込み過ぎた警察関係者。
韓流ファン狙い以外に全く必然性が感じられない韓国人俳優の起用。
ドラマやマンガを見て作ったんじゃないかというぐらい適当な警察周りの表現。

元芸人で橋田ドラマの顔であり高齢者に圧倒的人気を誇る大女優:泉ピン子。
「TRICK」でブレイクし大河ドラマの主役も務めた好感度女優:仲間由紀恵。
この二人を起用してコメディとサスペンスを融合させた警察ドラマを制作。
オマケに韓国人俳優を起用して、韓流ファンの中高年女性層もゲット!!と
データ上は説得力のある「企画書の段階では大ヒット」の典型のような作品で
固いヒットを目論んだものの、結局なにひとつモノに出来ずに終わった。

2008年

28〜29歳

【映画】
私は貝になりたい

【CM】

【JA共済】
べすとけあ他

【au/KDDI】
auの庭など

【日清食品】
チキンラーメン

【資生堂】
TSUBAKI

【武田薬品工業】
ベンザブロック

【松下電工】
soieなど

【JR西日本】
J-west
カードなど

【ダイハツ】
ムーヴ

【ロッテ】
キシリトールガム

【キリンビバレッジ】
潤る茶

「ごくせん」(NTV) 共演:生瀬勝久、宇津井健、江波杏子、金子賢ほか)
(オンエア) 2008/4/19〜 連続 土曜 21:00〜21:54(1,11話延長)

日本テレビ開局55周年記念番組として満を持して登場した「ごくせん」第3弾。
舞台を赤銅高校という新天地に移して、またまたヤンクミが大暴れ!!
生瀬勝久、宇津井健、脇知弘といったシリーズお馴染みの顔ぶれだけでなく
「エリートヤンキー三郎」の主演、前クール同枠「1ポンドの福音」にも出演と
プロダクション尾木さん、イチオシの石黒英雄君も生徒役として出演!!
お馴染みジャニーズタレントも、ほしのあき、平山あやも出演しちゃうよ!!

と、さすがに前作で日テレ史上に残る視聴率を記録したドラマらしい布陣で
スタートした本作は初回26.4%と前作と変わらない高視聴率を稼いだものの
メンバーが変わっただけで、全く同じ展開どころかエピソードひとつとっても
「1」「2」とほとんど同じモノの使い回しという、まったく目新しさのない内容と
「パイレーツオブカリビアン」「古畑任三郎SP」と人気作の再放送をぶつけた
フジテレビ、女子バレーのオリンピック予選が予想以上に盛り上がったTBS
映画が絶好調だった「相棒」の6年前の作品にチョット手を加えて新作として
放送したテレビ朝日など、完全に「ごくせん」対策を講じた他局に阻まれて
徐々に勢いを失い、20%台をキープしていた視聴率も9話で17.6%まで低下。
最終回は再び視聴率を盛り返し同期連ドラ視聴率1位の座は守ったものの
さすがにこのパターンでは、もう限界という印象は拭えない結果となった。

勧善懲悪、ワンパターンと、水戸黄門などの往年の人気時代劇との類似性が
ヒットの要因と分析されてきた「ごくせん」ではあるものの、ワンパターンとは
言いながら半年〜一年かけて40話も50話も違う話を作っていた当時の作品と
全部足しても40話もない「ごくせん」が同じやり方で飽きられないはずもなく
後半の失速は、他局の妨害が効を奏したというよりも勝手に自滅した印象。
前作で人気になり過ぎた弊害で何ひとつ変える事が許されなかったのかも
しれないが、プロデューサーはもう少し何とか出来たのではないかと思う。
演技や演出で何とか新味を出そうとした俳優、監督の努力が唯一の救い。

モドル

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